グリシンと筋トレ、何が分かってる?
筋トレを続けているのに、なかなか体が変わらない。食事とプロテインは気をつけているのに、もう一歩が出ない。
そんなとき、グリシンという成分の名前を目にしたことはありませんか?
プロテインやクレアチンほど有名ではないけれど、体づくりを意識する人のあいだで少しずつ注目されてきているアミノ酸です。
この記事では、グリシンが筋トレや体づくりとどう関わるのか、研究で分かっていることと分かっていないこと、そして実際にどんな飲み方が選ばれているかを、まとめてお伝えします。
グリシンって何? まずここから
グリシンは、タンパク質をつくるアミノ酸のひとつです。体の中でも少量は合成できますが、食事やサプリメントからも補える「条件付き必須アミノ酸」と呼ばれるタイプに分類されています。
「条件付き」というのは、普段は足りていても、激しい運動や身体的なストレスがかかる状況では、体の需要が合成量を超えることがあるという意味です。
グリシンが特徴的なのは、体の中でとても「いろんな場所に使われる」成分だという点。
- コラーゲンの主要な材料(コラーゲンのアミノ酸のうち約3分の1はグリシン)
- クレアチン合成の材料のひとつ(グリシン+アルギニン+メチオニンからクレアチンが作られる)
- グルタチオン(体内の抗酸化物質)の構成要素のひとつ
- 神経の落ち着きに関わる働きが報告されている
筋トレとの関係でとくに注目されるのは、最初の2つ——コラーゲン合成とクレアチン合成への関わりです。

コラーゲンって、美容のイメージが強いんですけど、筋トレにも関係あるんですか?

実は関係あるんです。筋肉だけじゃなく、腱や靭帯もコラーゲンでできていますから。

そうですね。激しい運動をする人ほど、腱や靭帯への負荷が大きくなります。コラーゲンの材料を補う、という考え方で使われることがあるんです。
コラーゲンの材料として——腱・靭帯・軟骨との関係
筋肉そのものは、トレーニングとタンパク質摂取でケアできます。でも筋肉を骨につなぐ腱(けん)や、骨と骨をつなぐ靭帯(じんたい)は、筋肉とは少し違う組織です。
これらはコラーゲンを主成分としていて、血流が少なく、回復に時間がかかりやすい部位。ここを意識している人には、コラーゲンの材料であるグリシンが「体づくりの周辺サポート」として使われることがあります。

研究でも、ビタミンCと合わせてゼラチン(コラーゲンの前駆体)を摂取すると、コラーゲン合成に関わる指標が上がるという報告があります。ゼラチンにはグリシンが豊富に含まれているため、この文脈でグリシン単体にも関心が向けられています。
ただし「グリシンを摂れば腱が強くなる」と断言できるほど研究が積み重なっているわけではありません。関係はありそうだが、まだ個人差が大きい段階、というのが正直なところです。
もっと詳しく知りたい方へ(コラーゲン合成と運動の研究)
運動後のコラーゲン合成に関する研究では、ビタミンCと合わせたゼラチン(約15g)を運動前に摂ったグループで、コラーゲン合成に関わるマーカーが上昇したという報告があります。ゼラチン15gに含まれるグリシンはおよそ3g前後で、グリシン単体での研究ではなく、ゼラチン全体の効果として見る必要があります。また被験者数が少なく、長期的な腱・靭帯の強度との関係はまだ十分に示されていません。体づくりの「周辺サポート」として位置づけるのが現実的です。
クレアチンとの関係——原料として使われることがある
筋トレをしている人には、クレアチンはおなじみの成分かもしれません。筋肉の瞬発力や運動後の回復をサポートする成分として、スポーツ分野でもっともよく研究されているサプリのひとつです。
そのクレアチンを体内で作るとき、材料のひとつに使われるのがグリシンです。
といっても、グリシンを多く摂ればクレアチンが増えるという単純な話ではありません。クレアチン合成には他のアミノ酸(アルギニン・メチオニン)も必要で、体内での合成量には限界もあります。クレアチンを増やしたいなら、クレアチンを直接補うほうが確実です。

じゃあ、クレアチンとグリシンを一緒に摂ることに意味ってあるんですか?

組み合わせたときの研究データはまだ多くありません。グリシンは「クレアチンの原料」というより、コラーゲン合成や睡眠の質など、別の観点でクレアチンと一緒に使われているケースが多いようです。

クレアチンはクレアチンで摂りながら、グリシンは別の目的で追加するイメージですね。次のセクションで整理しますね。
もっと詳しく知りたい方へ(クレアチン合成とグリシンの位置づけ)
体内でのクレアチン合成は主に腎臓と肝臓で行われます。材料となるグリシンは食事(肉類・魚類・豆類)からも十分摂れることが多く、健康な成人であれば通常の食事でクレアチン合成の材料が極端に不足するケースは少ないとされています。クレアチン補給の目的であれば、クレアチンモノハイドレートを直接摂るほうが研究的根拠が厚く、効率的です。グリシンを体づくりに取り入れる場合は「クレアチン合成の補助」というよりも、コラーゲン材料・睡眠・回復という観点から位置づけるのが現実に即しています。
研究で分かっていること、まだ分からないこと
正直にお伝えすると、グリシン単体で「筋肉が増える」「運動パフォーマンスが上がる」という強い研究はまだありません。
でも、体づくりを広くとらえたとき、グリシンとの関係で出てきている研究は2つのテーマに分かれます。
① 睡眠の質との関係
体づくりにとって睡眠は、トレーニングと同じくらい重要です。成長ホルモンは眠っているあいだにもっとも分泌されるため、「寝れていない」と筋肉の回復・合成に影響が出ます。
ここでグリシンの研究が比較的積み重なっています。就寝前にグリシンを摂ったグループで、眠りに入りやすくなった・眠りが深くなったと感じた人の割合が高かったという報告が複数あります。とくに「翌朝の疲れが残りにくい」という点は、体づくりをしている人にとって気になるポイントかもしれません。
ただし「睡眠が良くなるから筋肉が増える」という直接的なつながりを示した研究はまだ少なく、睡眠への関わりが一番データが揃っているが、筋肉増加への直接効果はまだこれからというのが現状です。

もっと詳しく知りたい方へ(グリシンと睡眠の研究)
就寝前のグリシン摂取(3g)を検討した研究では、主観的な睡眠満足度や翌日の眠気・疲労感に差が出たと報告されています。動物研究では体温の低下(深部体温の下がりやすさが眠りの深さに関わる)との関連も示唆されています。ただし対象者数がやや少ない研究が多く、「誰にでも同じ結果が出る」とは言い切れない段階です。体づくりにおいては「睡眠の質を大切にしたい」という観点でグリシンを使う、という位置づけが自然です。
② コラーゲン合成との関係
前述のとおり、コラーゲンの主要材料がグリシンです。激しいトレーニングを長く続ける人、とくに腱や関節に負担がかかりやすい種目(ウェイト、ランニング、格闘技系)をする人に、グリシンやゼラチン由来のコラーゲン補給が意識されることがあります。
「筋肉が増える」とは別の話ですが、動き続けられる体をキープするという観点で注目されているイメージです。

じゃあ、プロテインを頑張るより「怪我しにくい体にする」って目的のほうが合ってるんですかね?

そう考えると使いやすくなるかもしれませんね。筋量を直接増やすというよりも、体づくりを支える「土台」のサポートとしての位置づけです。

体づくりを長く続けるためのサポート、という使い方ですね。
「みんなの飲み方」——実際に選ばれているパターン
iHerbのレビューやサプリユーザーのあいだで見られる実際の飲み方には、大きく分けて2つのパターンがあります。
① 就寝前に3g(もっとも多いパターン) 睡眠の質を大切にしたい方に選ばれているパターン。粉タイプをぬるめのお湯や水に溶かして、寝る30分〜1時間前に飲む、という形が多く見られます。
② トレーニング後+就寝前の2回 体づくりを意識して、トレーニング後の回復と睡眠の両方をサポートしたいという方が選んでいるパターン。各1〜3g程度に分けて摂ることが多いようです。
VitaSort 独自 — みんなの飲み方
参考値iHerb の購入者レビュー 80 件から、この商品の「みんなの飲み方」をまとめました。
就寝前に1スクープ(約2〜3g)を水やお茶に溶かして飲む方が多数。朝に摂取する方や、1日2回に分けて飲む方もいます。
- 「就寝前に水に溶かして飲んでいます」
- 「朝のスムージーに加えています」
- 「コーヒーやお茶に1スクープ入れています」
1日の合計服用量(みんなの実際)
- 半量60%
- 1錠40%
飲むタイミング(記載があった人のうち)
- 寝る前62%
- 朝18%
- 就寝1時間前10%
- 空腹時4%
- 食後4%
- 昼2%
- オートミールや食事・飲料に加える粉末形態が便利
- コーヒーまたはお茶に混ぜると飲みやすい
- スプーンが付属している、朝のスムージーに混ぜやすい
- スプーンで口に直接入れやすいサイズ
- スプーンで正しい用量を測れる
※ 下は「レビューで何が話題になったか」の集計です。効果があったかどうかを聞いたものではありません。自発的に投稿されたレビューが母体で、無作為に選んだものではありません。
レビューで話題に挙がった変化(言及した人の割合)
- 睡眠73%
- 気分・ストレス30%
- その他12%
- 疲労10%
- 肌3%
- 足の攣り・筋肉3%
報告された体調の変化・副作用
- なし38%
- 多量摂取で気分が平坦になることがある1%
- 寝る前は覚醒効果1%
VitaSort 独自 — みんなの飲み方
参考値iHerb の購入者レビュー 66 件から、この商品の「みんなの飲み方」をまとめました。
就寝前に1〜3カプセル(1,000mg〜3,000mg)飲む方が多く、就寝30分〜1時間前のタイミングが典型的です。カプセルを開けて飲み物に混ぜる工夫をする方もいます。
- 「就寝前に1カプセル飲んでいます」
- 「通常3カプセル、就寝1〜2時間前に飲んでいます」
- 「毎晩就寝前に3グラム飲んでいます」
1日の合計服用量(みんなの実際)
- 1錠48%
- 3錠以上36%
- 2錠16%
飲むタイミング(記載があった人のうち)
- 寝る前69%
- 就寝1時間前19%
- 空腹時5%
- 起床時5%
- 朝2%
- 1カプセルだけで済む便利さ
- 1グラムカプセルは1日数グラムを目指す場合に便利、NAC半量と組み合わせ
- 1日に複数錠を服用する必要があるため、より効力の強いカプセルを希望
- カプセルが飲みやすい
- カプセルサイズが中程度で飲みやすい、プラスチックボトルは安全にシールされ簡単に開け閉めでき、成分を新鮮に保つ
※ 下は「レビューで何が話題になったか」の集計です。効果があったかどうかを聞いたものではありません。自発的に投稿されたレビューが母体で、無作為に選んだものではありません。
レビューで話題に挙がった変化(言及した人の割合)
- 睡眠80%
- 気分・ストレス25%
- 疲労11%
- 足の攣り・筋肉7%
- その他5%
報告された体調の変化・副作用
- なし26%
- めまい2%
- 悪夢・鮮明な夢2%
- 昼間の疲労2%
- 朝起きた時にぐったりすることがある2%
実際に使われている商品を見てみると、パウダータイプとカプセルタイプで選び方の傾向が少し分かれています。下のセクションで形態ごとに整理します。
パウダーとカプセル——どちらが自分に合う?
グリシンのサプリには、パウダー(粉)タイプとカプセルタイプがあります。それぞれの特徴をまとめました。
| パウダー(粉)タイプ | カプセルタイプ | |
|---|---|---|
| 量の調整 | 自由に調整しやすい | 1カプセル単位で固定 |
| 飲みやすさ | 水・お湯に溶かして飲む | 水で飲み込むだけ |
| コスパ | グラムあたり安い傾向 | やや割高になることも |
| 向いている人 | 量を細かく調整したい・コスパ重視 | 外出時・手軽に摂りたい |
| 味 | ほんのり甘みあり(グリシン本来の風味) | 無味・無臭 |
グリシンは水に溶けやすく、ほんのり甘い味がするアミノ酸です。パウダーをそのまま水に溶かすと、飲みにくいということはほとんどありません。「寝る前のルーティンにしたい」方にはパウダー、「サプリをまとめて飲んでいるから数を増やしたくない」方にはカプセルが使いやすいようです。

iHerbで選ばれているグリシンサプリと飲み方データ
体づくりを意識してグリシンを使いたい方に向けて、iHerbで取り扱いがある商品を紹介します。商品選びの参考にどうぞ。
パウダータイプ

Carlson, Glycine Powder, Free Form Amino Acid, 3.53 oz (100 g)
- 形態
- パウダー
- 参考価格2026/10/05時点
- ¥1,456
VitaSort 独自 — みんなの飲み方
参考値iHerb の購入者レビュー 80 件から、この商品の「みんなの飲み方」をまとめました。
就寝前に1スクープ(約2〜3g)を水やお茶に溶かして飲む方が多数。朝に摂取する方や、1日2回に分けて飲む方もいます。
- 「就寝前に水に溶かして飲んでいます」
- 「朝のスムージーに加えています」
- 「コーヒーやお茶に1スクープ入れています」
1日の合計服用量(みんなの実際)
- 半量60%
- 1錠40%
飲むタイミング(記載があった人のうち)
- 寝る前62%
- 朝18%
- 就寝1時間前10%
- 空腹時4%
- 食後4%
- 昼2%
- オートミールや食事・飲料に加える粉末形態が便利
- コーヒーまたはお茶に混ぜると飲みやすい
- スプーンが付属している、朝のスムージーに混ぜやすい
- スプーンで口に直接入れやすいサイズ
- スプーンで正しい用量を測れる
※ 下は「レビューで何が話題になったか」の集計です。効果があったかどうかを聞いたものではありません。自発的に投稿されたレビューが母体で、無作為に選んだものではありません。
レビューで話題に挙がった変化(言及した人の割合)
- 睡眠73%
- 気分・ストレス30%
- その他12%
- 疲労10%
- 肌3%
- 足の攣り・筋肉3%
報告された体調の変化・副作用
- なし38%
- 多量摂取で気分が平坦になることがある1%
- 寝る前は覚醒効果1%
カプセルタイプ(大容量・コスパ重視)

NOW Foods, Glycine, 1,000 mg, 250 Veg Capsules
- 形態
- カプセル
- 1回量
- 3 veg caps
- 参考価格2026/10/05時点
- ¥4,489
VitaSort 独自 — みんなの飲み方
参考値iHerb の購入者レビュー 66 件から、この商品の「みんなの飲み方」をまとめました。
就寝前に1〜3カプセル(1,000mg〜3,000mg)飲む方が多く、就寝30分〜1時間前のタイミングが典型的です。カプセルを開けて飲み物に混ぜる工夫をする方もいます。
- 「就寝前に1カプセル飲んでいます」
- 「通常3カプセル、就寝1〜2時間前に飲んでいます」
- 「毎晩就寝前に3グラム飲んでいます」
1日の合計服用量(みんなの実際)
- 1錠48%
- 3錠以上36%
- 2錠16%
飲むタイミング(記載があった人のうち)
- 寝る前69%
- 就寝1時間前19%
- 空腹時5%
- 起床時5%
- 朝2%
- 1カプセルだけで済む便利さ
- 1グラムカプセルは1日数グラムを目指す場合に便利、NAC半量と組み合わせ
- 1日に複数錠を服用する必要があるため、より効力の強いカプセルを希望
- カプセルが飲みやすい
- カプセルサイズが中程度で飲みやすい、プラスチックボトルは安全にシールされ簡単に開け閉めでき、成分を新鮮に保つ
※ 下は「レビューで何が話題になったか」の集計です。効果があったかどうかを聞いたものではありません。自発的に投稿されたレビューが母体で、無作為に選んだものではありません。
レビューで話題に挙がった変化(言及した人の割合)
- 睡眠80%
- 気分・ストレス25%
- 疲労11%
- 足の攣り・筋肉7%
- その他5%
報告された体調の変化・副作用
- なし26%
- めまい2%
- 悪夢・鮮明な夢2%
- 昼間の疲労2%
- 朝起きた時にぐったりすることがある2%
カプセルタイプ(少量からためしたい)

NOW Foods, Glycine, 100 Veg Capsules (1,000 mg per Capsule)
- 形態
- カプセル
- 1回量
- 3 veg caps
- 参考価格2026/07/07時点
- ¥2,051
VitaSort 独自 — みんなの飲み方
参考値iHerb の購入者レビュー 84 件から、この商品の「みんなの飲み方」をまとめました。
1カプセル(1000mg)を就寝30分〜1時間前に飲む方が多く、3〜5カプセル(3000〜5000mg)服用する方や、空腹時に飲む方もいます。カプセルを開けて飲み物に混ぜる飲み方も可能です。
- 「就寝の30〜60分前に1カプセル飲んでいる」
- 「1日3グラム飲んでいる」
- 「空腹時に飲むようにしている」
1日の合計服用量(みんなの実際)
- 1錠61%
- 3錠以上22%
- 2錠17%
飲むタイミング(記載があった人のうち)
- 寝る前61%
- 就寝1時間前27%
- 空腹時9%
- 起床時3%
- カプセルが飲みやすい
- 1000 mgの用量により多くのカプセルを飲む必要がない
- 1カプセル1,000mgなので複数錠の必要がない、ヴィーガン対応で飲みやすい
- カプセルが大きすぎず、1錠1グラムで複数のサプリを飲むのに便利
- カプセルが少し大きいが許容範囲
※ 下は「レビューで何が話題になったか」の集計です。効果があったかどうかを聞いたものではありません。自発的に投稿されたレビューが母体で、無作為に選んだものではありません。
レビューで話題に挙がった変化(言及した人の割合)
- 睡眠80%
- 気分・ストレス30%
- 疲労17%
- 足の攣り・筋肉14%
- 肌6%
- その他4%
報告された体調の変化・副作用
- なし33%
- めまい1%
- 悪夢・鮮明な夢1%
- 水分貯留1%
- 消化が鈍くなった1%

Life Extension, Glycine, 1,000 mg, 100 Vegetarian Capsules
- 形態
- カプセル
- 参考価格2026/07/07時点
- ¥2,471
商品それぞれで、「就寝前に3g」「トレーニング後に1〜2g+就寝前に3g」というパターンが多く見られます。自分のルーティンや目的に合わせて選んでみてください。
摂取タイミングと量——どう取り入れるか
グリシンの摂取タイミングは、何を意識するかによって変わります。
| タイミング | 目的 | 量の目安 |
|---|---|---|
| 就寝30〜60分前 | 睡眠の質を大切にしたい | 3g |
| トレーニング直後 | コラーゲン材料の補給 | 1〜3g |
| 食事と一緒(昼・夜) | 毎日の習慣として続けたい | 1〜3g |
就寝前の3gがもっとも多く選ばれているパターンです。食事からグリシンが摂れているかどうかや、体の大きさ、他のサプリとの兼ね合いによって合う量は変わります。最初は3gから試して、体の様子を見ながら続けるのがおすすめです。
「就寝前に3g程度が選ばれることが多い」という目安はありますが、体質や目的に合わせて無理のない範囲で取り入れることが大切です。1日10g以上の大量摂取に関する長期的な安全性データはまだ限られているので、過剰に摂ることは避けましょう。
他の成分と組み合わせる場合
グリシンは単体でも使われますが、目的に合わせた組み合わせも選ばれています。

グリシン+クレアチン
筋力・瞬発力をサポートしたい方が選ぶ組み合わせ。クレアチンは体内合成の材料のひとつにグリシンを使うことから、一緒に摂るパターンが見られます。ただし、クレアチンの働きを高める成分としてグリシンが確認されているわけではありません。あくまで「両方を別の目的で使っている」という形です。
グリシン+ビタミンC
コラーゲン合成を意識した組み合わせ。コラーゲンが体内で作られるときにはビタミンCが関わるため、一緒に摂ることがあります。ビタミンCは食事やサプリで広く摂りやすい成分なので、追加しやすい組み合わせです。
グリシン+マグネシウム
睡眠の質を大切にしたい方が選ぶ組み合わせ。マグネシウムも就寝前に使われることが多く、同じタイミングで摂る方がいます。相乗効果を示す研究があるわけではありませんが、どちらも「就寝前ルーティン」として使いやすい成分です。
もっと詳しく知りたい方へ(グリシンとビタミンCの組み合わせについて)
コラーゲンの合成過程では「プロリルヒドロキシラーゼ」という酵素が働きますが、この酵素が正常に機能するためにビタミンCが必要です。ゼラチンとビタミンCを合わせた研究では、運動前に摂取することでコラーゲン合成に関わるマーカーの変化が見られました。グリシンとビタミンCの「この組み合わせで○g」という研究はまだ少ないですが、コラーゲンの材料補給を意識する場合は、ビタミンCと一緒にという考え方は理にかなっています。
注意点と、向いていない方
グリシンは一般的に安全性が高く、食品にも含まれるアミノ酸です。ただし、以下の点はあらかじめ確認してください。
摂りすぎに注意 1日3〜5g程度の摂取は多くの研究で扱われていますが、10g以上の長期摂取に関するデータは限られています。「多く摂れば体づくりに良い」という考え方は避けましょう。
お薬を服用中の方 睡眠薬や精神科系のお薬を飲んでいる方は、グリシンが神経の働きに関与する性質があるため、事前に医師・薬剤師にご相談ください。
腎臓や肝臓に不安がある方 アミノ酸は腎臓や肝臓で代謝されます。これらに持病がある方はサプリメントの追加前に専門家に相談することをおすすめします。
プロテインを十分摂れていない段階では グリシンは補助的な成分です。まずはタンパク質の摂取量・睡眠・トレーニングの質が整ってから取り入れるほうが、体づくりの優先順位として自然です。

要は「土台を整えてからの追加」って感じですね。

そのとおりです。グリシンを「体づくりの主役」にするよりも、睡眠の質を大切にしたい・コラーゲンの材料も意識したい、という観点で使うと無理なく続けやすいと思います。
まとめ——グリシンと体づくりの関係を整理すると
グリシンと筋トレ・体づくりの関係を一言でまとめると、「直接筋肉を増やすというよりも、体づくりの周辺をサポートする可能性がある成分」です。
- コラーゲン(腱・靭帯・軟骨)の主要な材料
- クレアチン合成の材料のひとつ
- 睡眠の質を大切にしたい方への関わりが、現在もっともデータが揃っているテーマ
まだ「これで確実」とは言えない段階の研究も多いですが、安全性は高く、就寝前3gというシンプルな使い方で試しやすいのは特徴です。
体づくりに取り組んでいる方が「睡眠の質も大切にしたい」「腱や関節も気にしている」というなら、選択肢のひとつとして検討する価値はあるかもしれません。
※ 症状が続く場合・お薬を服用中の方は、医師または薬剤師にご相談ください。
本品は医薬品ではありません。病気の予防・治療を目的としたものではありません。
よくある質問(FAQ)
Q. グリシンは筋肉を増やすのに役立ちますか? A. 「グリシンを摂れば筋肉が増える」という強い研究はまだありません。コラーゲン(腱・靭帯)の材料として、また睡眠の質を大切にする観点で体づくりを支える可能性がある成分として注目されています。筋肉を直接増やすことを目的とするなら、まずタンパク質の摂取量とトレーニング内容を整えることが優先です。
Q. グリシンはいつ飲むのがいいですか? A. 就寝30〜60分前に3g程度が、もっとも多く選ばれているパターンです。睡眠の質を大切にしたい方に向いています。トレーニング後に合わせて使う方もいますが、どちらが正解というよりも、自分のルーティンに合わせて続けやすいタイミングを選ぶのがおすすめです。
Q. クレアチンとグリシンは一緒に摂っても大丈夫ですか? A. 一般的に問題ないとされています。グリシンはクレアチン合成の材料のひとつですが、グリシンを摂ることでクレアチンの働きが高まるという研究はまだ限られています。それぞれ別の目的で使いつつ、一緒に摂っているというパターンが多いです。
Q. グリシンはパウダーとカプセル、どちらがいいですか? A. 量を細かく調整したい・コスパを重視したい方はパウダーが使いやすいです。手軽さ・外出時の持ち運びを重視するならカプセルが向いています。グリシンのパウダーはほんのり甘みがあり、水に溶かして飲みやすいのが特徴です。
Q. グリシンはどのくらいの量を摂ればいいですか? A. 就寝前に3g程度が多く選ばれています。1日10g以上の大量摂取は長期的なデータが限られているため、まずは3gから試して自分の体の様子を見ながら続けることをおすすめします。