
コレステロールが気になりはじめた方へ
健康診断の結果を受け取って、「LDL」「中性脂肪」の欄に△や↑がついていた。 お医者さんには「生活習慣に気をつけて、3か月後にまた検査しましょう」と言われた。
…でも、具体的に何をどう変えれば? サプリは何が良いの?
そんな疑問を持ちながらも、どこから調べればいいか分からないまま、気づけば数週間が過ぎてしまう。これはよくあることです。
この記事では、コレステロールや中性脂肪が気になる方に向けて、食事・運動などの生活習慣の工夫と、研究で注目されている成分を、できるだけ分かりやすく整理しました。
こんな状態に心当たりはありませんか?
「自分はコレステロールが高め」と分かっていても、体に自覚症状はほとんどありません。だからこそ、対策が後回しになりがちです。
以下に当てはまる項目がいくつあるか、チェックしてみてください。
セルフチェックリスト(6項目)
- 健康診断でLDL(いわゆる悪玉)や中性脂肪の数値に△・↑がついていた
- 揚げ物・脂っこい料理・甘いもの・お酒の機会が多い
- 週に2〜3回以上の運動習慣がない
- 家族(親・きょうだい)に脂質の数値が高い人がいる
- 最近、体重が増えてきた
- 青魚(さば・いわし・さんまなど)をほとんど食べない
3つ以上当てはまった方は、脂質のバランスに気をつけたい生活パターンに近いかもしれません。
⚠️ このチェックリストは医療診断ではありません。数値が継続して高い場合は、必ず医師にご相談ください。

私、5つ当てはまりました……。これってかなりまずいですか?

チェックリストは「気づきのきっかけ」なので、数が多いからすぐに危険というわけではないですよ。ただ、数値が出ているなら、まず主治医に話すのが一番安心です。この記事は「その間に何ができるか」を知るための情報として使ってくださいね。
なぜ数値が上がる? 体の中で何が起きているのか
コレステロールや中性脂肪は、体に必要な成分です。ただ、量が多すぎると血管の内側に少しずつ積み重なりやすくなります。
イメージとしては、水道管の内側に汚れが少しずつこびりつくような状態。長年かかってゆっくり進むため、気づいた時には数値がかなり上がっていたというケースも少なくありません。
コレステロールが増えやすい主な理由
| 要因 | 体の中で何が起きるか |
|---|---|
| 脂っこい食事・甘いもの | 肝臓でのコレステロール・中性脂肪の作られる量が増える |
| 運動不足 | 余分な中性脂肪が使われないまま体内に残る |
| お酒の飲みすぎ | 肝臓での中性脂肪の合成が増える |
| 喫煙 | HDL(善玉)コレステロールの量が減りやすくなる |
| 体質・家族の傾向 | 遺伝的にコレステロールを処理する力が弱いことがある |
| 肥満 | 内臓脂肪が増えると脂質のバランスが崩れやすくなる |
もっと詳しく知りたい方へ:コレステロールが体内でどう動くか(クリックで展開)
コレステロールは「LDL」「HDL」などのタンパク質と組み合わさって血液の中を移動します。LDL(低密度リポタンパク質)は肝臓からコレステロールを各細胞へ運び、HDL(高密度リポタンパク質)は逆に余分なコレステロールを回収して肝臓に戻す役割を持ちます。
LDLが多すぎると、血管の壁にコレステロールが入り込んで「プラーク」と呼ばれる塊になりやすくなります。このプラークが血管を狭くしたり、破れて血栓を作ったりすることが、心筋梗塞や脳梗塞のリスクに関わると考えられています。
なお、LDLの中でも特に「小型LDL(small dense LDL)」と呼ばれる粒子の小さいタイプが血管に入り込みやすいとされており、中性脂肪が高い時ほどこの小型LDLが増えやすいとされています。

コレステロールそのものが悪いわけではなくて、「多すぎる状態が長く続く」のが問題なんですよね。ホルモンや細胞膜の材料としても必ず必要な成分ですから。

「善玉・悪玉」っていう名前はよく聞くんですが、結局のところ何が違うんですか?

LDLは「細胞にコレステロールを届ける宅配便」、HDLは「余りを回収するリサイクル業者」というイメージが近いですね。どちらも必要な仕組みで、バランスが大切です。研究では、LDLが高くHDLが低い状態が長く続くと、血管にとって好ましくない状態につながる可能性が示されています。

生活習慣からできる工夫
サプリメントの前に、まず土台として知っておきたいことがあります。研究でも一貫して示されているのは、「食事と運動が脂質の数値に最も大きな影響を与える」という点です。
食事でできること
青魚を週2〜3回食べる
さば・いわし・さんま・あじなどの青魚には、DHA・EPAというオメガ3系の脂肪酸が豊富に含まれています。これらの成分と脂質の数値の関係は、栄養研究の中でも特に多くのデータが積み重なっている分野のひとつです。
揚げ物・甘い飲み物を減らす
中性脂肪は、脂っこいものだけでなく「糖分」も増やす要因になります。甘い飲み物(清涼飲料水・スポーツドリンク・缶コーヒー)を水やお茶に置き換えるだけでも、中性脂肪に関わる生活習慣の改善の一歩になります。
お酒を控えめにする
アルコールは肝臓での中性脂肪の合成を増やします。「休肝日」を週に2日以上作ることが、一般的に推奨されています。
運動でできること
ウォーキングや軽い有酸素運動は、中性脂肪を消費しやすくする働きがあると報告されています。「激しい運動をしなければ意味がない」ということはなく、1日30分・週3〜4回のウォーキングでも十分な習慣として研究で取り上げられています。
もっと詳しく知りたい方へ:運動と脂質の数値の関係(クリックで展開)
有酸素運動は、筋肉が活動する際のエネルギーとして血中の中性脂肪を使いやすくします。また、HDL(善玉)コレステロールの量を増やす方向に働くと報告されており、LDL/HDL比のバランスを保つ上で運動習慣は特に重要とされています。
一方、筋トレなどの無酸素運動も代謝全体を支える上で意味がありますが、脂質の数値に直接関わるのは有酸素運動の方がより多くの研究で示されています。
「どれくらいやれば?」という目安としては、世界保健機関(WHO)のガイドラインでは週150分以上の中程度の有酸素運動が推奨されています。1回30分のウォーキングを5日間続けると、ちょうどこの目安に届きます。

コレステロール・中性脂肪が気になる方に注目される成分
食事・運動と並行して、成分によるサポートを取り入れたいと考える方も多いです。
以下では、研究データが比較的積み重なっていて、かつ脂質の数値が気になる方に選ばれることの多い成分をまとめています。
ただし、これらはすべて「食品・サプリメント」としての情報です。医薬品と同等の働きを保証するものではなく、病気の診断・治療を目的としたものではありません。

成分の話に入る前に一言。数値が「高い」と診断されている場合は、まずお医者さんと相談するのが先決です。成分の情報は「日常のセルフケアとして何を意識するか」という視点で読んでいただければと思います。
オメガ3(DHA・EPA)
脂質が気になる方に選ばれる成分として、最もデータが積み重なっているのがオメガ3脂肪酸です。特に魚油由来のDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)の2種類が、多くの研究で取り上げられています。
数万人規模のデータをまとめた複数の大きな研究によると、EPA・DHAの摂取と中性脂肪の数値の関係についての報告が特に多く、この分野では最も研究が進んでいる成分のひとつです。
なぜ青魚が「体に良い」と言われるのか、その中心にあるのがこのオメガ3です。日本人の食事摂取基準でも、EPA+DHAについては目安量が設定されています(成人男性:2.1〜2.4g/日が目安)。
ただし、日本人の平均的な食事からの摂取量はこの目安を下回ることが多いとされており、特に青魚をほとんど食べない方は不足しやすい状況です。
サプリメントとして摂る場合のポイント
- DHA・EPAの合計含有量が1粒あたり明記されているものを選ぶ
- 魚臭さが気になる場合は、腸溶性コーティング(お腹の中で溶けるタイプ)を選ぶと続けやすいことが多い
- 血液をサラサラにする薬(抗凝固薬など)を服用中の方は、必ず医師・薬剤師に相談してから
もっと詳しく知りたい方へ:オメガ3が体の中でどう働くか(クリックで展開)
オメガ3脂肪酸(特にEPA)は、肝臓での中性脂肪の合成を抑える方向に関わるとされています。また、炎症に関わるシグナル伝達経路に作用する可能性も研究されており、単に「脂質の数値を支える」だけでなく、血管の状態全体に関わる成分として研究が続いています。
DHAはEPAと比べて脳や神経系に多く存在する脂肪酸で、網膜や脳の細胞膜の構成成分として重要な役割を持ちます。脂質の数値という観点では、EPAの方がより多くの研究で言及される傾向がありますが、市販の魚油サプリはDHA+EPAのセットで含まれることがほとんどです。
なお、植物性オメガ3として知られる「αリノレン酸(ALA)」は、亜麻仁油・チアシードなどに含まれますが、体内でEPA・DHAに変換される割合はとても小さいとされています。魚油由来または藻類由来のDHA・EPAを選ぶ方が、より直接的な摂取につながります。
植物ステロール(ファイトステロール)
植物性の食品に含まれる成分で、食事から摂ったコレステロールが腸で吸収されるのをおさえる働きが研究されています。マーガリンや機能性表示食品として日本でも広く使われており、EUの食品安全機関(EFSA)でも一定の見解が示されている成分です。
食品からでは毎日十分な量を摂るのが難しいため、サプリメントで補う方も多いです。
摂取の目安と注意点
- 1日あたり1.5〜3gが研究で使われることの多い量の目安
- 摂りすぎると脂溶性ビタミン(βカロテン・ビタミンE等)の吸収に影響する可能性があると報告されている
- 妊娠中・授乳中の方は使用前に医師に相談を
紅麹(べにこうじ)由来成分
紅麹とは、米に特定のカビを培養して作られる食品素材で、伝統的に中国や台湾の食文化に使われてきました。含まれる成分が脂質に関わる可能性として研究されてきた経緯があります。
ただし、2024年に国内で健康被害の報告が相次いだことを受け、消費者庁が注意喚起を行っています。 現在は製品の成分・製造工程の管理状況によってリスクが大きく異なる成分であり、購入・服用の際は十分な情報確認が必要です。
この記事では「存在する成分として知っておく」程度の紹介にとどめ、積極的にお勧めする立場はとりません。

ニュースで紅麹のことは聞いていたんですが、そういう背景があったんですね…。

研究の歴史は長い成分なのですが、製品の品質管理の問題が表面化しました。「天然成分だから安全」とは言い切れないことを示した事例です。気になる症状があれば、必ず医師や薬剤師にご相談ください。
ナイアシン(ビタミンB3)
ビタミンB3の一種で、HDL(善玉)コレステロールの数値を高め、中性脂肪を低め方向に保つ働きに関する研究があります。ただし、研究で使われる量が一般的なサプリメントの推奨量よりかなり多く、消化器系の不快感(顔の赤みやほてりなど)を感じやすい成分でもあります。
食品からは全粒穀物・鶏肉・まぐろなどに含まれており、通常の食事から摂る分には特に問題はありません。サプリメントとして高用量を摂る場合は、医師への相談が推奨されます。
もっと詳しく知りたい方へ:ナイアシンと「フラッシュ反応」について(クリックで展開)
ナイアシンを高用量摂取した際に起きやすい「フラッシュ(顔が赤くなってほてる)」反応は、皮膚の血管が広がることによるものです。これを避けるために「ノーフラッシュナイアシン(イノシトールヘキサニコチネート)」という形態の製品もありますが、こちらは通常のナイアシンと比べて働きに関する研究データが少なく、同等とは言いきれないとされています。
ナイアシンを脂質のサポートとして使う場合の量は、一般的なビタミン補給の推奨量(16mg/日 for男性)を大幅に上回るため、セルフで試す際は慎重に。

成分の組み合わせ例
複数の成分を組み合わせることで、それぞれを単独で使うよりも幅広い角度からサポートできる場合があります。
以下は、「コレステロール・中性脂肪が気になる」方が選びやすい組み合わせのパターンです。
パターン1:まず一種類から始めたい方
オメガ3(DHA/EPA)のみ
研究データが最も豊富で、食事(青魚)の延長線上で考えやすい成分です。「どれか一つだけ選ぶなら」という方に最もよく選ばれています。
パターン2:食事からのコレステロールが気になる方
オメガ3 + 植物ステロール
植物ステロールが食事から来るコレステロールの吸収をおさえる働きを担い、オメガ3が中性脂肪へのアプローチを担う、というバランスの良い組み合わせです。
パターン3:中性脂肪が特に気になる方
オメガ3 + ナイアシン(少量から)
HDL・中性脂肪の両方に関する研究データが重なる組み合わせです。ただし、ナイアシンは量に敏感な成分なので、最初は少量から様子を見るのが基本です。
⚠️ 複数の成分を組み合わせる際は、それぞれの量を確認し、飲み合わせが気になる薬がある方は薬剤師・医師にご相談ください。

組み合わせのパターンは参考程度に。「サプリの種類を増やすこと」が目的になってしまわないよう、まずは1種類を3か月続けてみて、次の健診で数値を確認する、というサイクルが現実的だと思います。
iHerbで選ばれているオメガ3製品と、みんなの飲み方
脂質が気になる方が実際に選んでいるオメガ3サプリメントを紹介します。以下はiHerbで取り扱われている製品で、レビュー数や実際のユーザーの服用パターンも参考にしてみてください。
「何を選べばいいか分からない」という方は、まずDHA・EPAの合計含有量と価格のバランスを基準に選ぶのが分かりやすいです。
California Gold Nutrition, Omega-3 Premium Fish Oil, 100 Fish Gelatin Softgels (1,100 mg per Softgel)
- 形態
- ソフトジェル
- 参考価格2026/06/09時点
- ¥1,975
VitaSort 独自 — みんなの飲み方
参考値iHerb の購入者レビュー 37 件から、この商品の「みんなの飲み方」をまとめました。
1日1〜3粒を朝食や夕食と一緒に飲むパターンが多い。1日2粒が推奨量だが、半量や3粒など各自で調整する声も。
- 「朝1粒、昼1粒飲んでいる」
- 「朝食と夕食に合わせて量を調整」
- 「1日1粒のみ使用している」
1日の合計服用量(みんなの実際)
- 1錠60%
- 3錠以上20%
- 2錠13%
- 半量7%
飲むタイミング(記載があった人のうち)
- 食後50%
- 朝25%
- 昼12%
- 空腹時12%
- 飲みやすい、魚の後味がない
- ボトルが大きく携帯が不便、複数錠の服用が煩わしい
- 最大1日用量に達するため複数カプセル必要
- 効力が低いため(1/3の効力なので3錠必要)
- 医師の推奨に従う
レビューで話題に挙がった変化(言及した人の割合)
- 肌50%
- 疲労28%
- 足の攣り・筋肉28%
- 気分・ストレス22%
- その他17%
報告された体調の変化・副作用
- なし76%
- 最小限のげっぷと味覚残留3%
- 魚のゲップ(稀)3%
- 魚の臭い・後味あり3%
California Gold Nutrition, Omega-3, Premium Fish Oil, 240 Fish Gelatin Softgels
- 形態
- ソフトジェル
- 参考価格2026/06/09時点
- ¥4,296
NOW Foods, Omega-3 Fish Oil, 1,000 mg, 180 EPA - 120 DHA, 100 Softgels
- 形態
- ソフトジェル
- 参考価格2026/06/09時点
- ¥1,382
VitaSort 独自 — みんなの飲み方
参考値iHerb の購入者レビュー 45 件から、この商品の「みんなの飲み方」をまとめました。
1日1〜2粒を食事と一緒に飲む方が多いです。カプセルは大きめですが、水で飲むと飲みやすいという声があります。
- 「1日2粒飲んでいます」
- 「毎日スプーン1杯を何年も続けています」
- 「食事と一緒に1粒を毎日飲んでいます」
1日の合計服用量(みんなの実際)
- 1錠57%
- 2錠29%
- 3錠以上14%
飲むタイミング(記載があった人のうち)
- 食後73%
- 昼9%
- 朝9%
- 空腹時9%
- 飲みやすい
- 医師の推奨
- 粒が大きい
- 粒が大きいが飲みやすい
- サイズが大きすぎず、ソフトジェル形状で飲みやすい
レビューで話題に挙がった変化(言及した人の割合)
- 肌54%
- 足の攣り・筋肉31%
- 疲労27%
- その他23%
- 気分・ストレス19%
- お通じ4%
報告された体調の変化・副作用
- なし69%
- 吐き気2%
- 時々魚の後味がある2%
- 魚臭いげっぷ2%
NOW Foods, Ultra Omega-3 Fish Oil, 90 Softgels
- 形態
- ソフトジェル
- 参考価格2026/06/09時点
- ¥2,981
VitaSort 独自 — みんなの飲み方
参考値iHerb の購入者レビュー 60 件から、この商品の「みんなの飲み方」をまとめました。
1日1〜2カプセルを朝食時や夕食時に摂取する方が多い。脂肪分のある食事と一緒に飲むと良いとの声もある。
- 「朝1粒、夕食時に1粒飲んでいます」
- 「朝食か昼食時に1錠、脂肪分のある食事と一緒に」
- 「就寝前に飲んでいます」
1日の合計服用量(みんなの実際)
- 1錠62%
- 2錠27%
- 3錠以上12%
飲むタイミング(記載があった人のうち)
- 朝51%
- 寝る前16%
- 昼16%
- 食後16%
- カプセルサイズがやや大きいが飲みやすい
- 粒のサイズが適切で飲みやすい
- 1つのソフトジェルで済むため利便性が高い
- カプセルが大きすぎず飲みやすい
- カプセルが小さく飲みやすい
レビューで話題に挙がった変化(言及した人の割合)
- その他50%
- 肌32%
- 足の攣り・筋肉26%
- 疲労18%
- 気分・ストレス13%
- 睡眠5%
報告された体調の変化・副作用
- なし70%
- ゲップで魚の味がすることがある(稀)2%
- 小さくて奇妙な味2%
※ 上記は情報提供を目的とした紹介です。購入・服用の判断はご自身の状況や医師・薬剤師への相談を踏まえた上でお願いします。

こんな時は専門家に相談を
サプリメントや生活習慣の工夫は、「数値が少し気になる」段階でのセルフケアとして意味があります。 ただし、以下に当てはまる場合は、まず医療機関を受診することを優先してください。
- LDLコレステロールが160mg/dL以上、または中性脂肪が300mg/dL以上と診断されている
- 家族の中に若い年齢で心筋梗塞や脳梗塞を経験した人がいる
- すでにコレステロールを下げる薬を処方されている
- 胸の痛みや圧迫感、息苦しさを感じる(このような症状がある場合はすぐに受診してください)
- 3か月生活習慣を見直しても数値が変わらない・むしろ上がっている
「数値が高めなだけで体調は悪くない」という方が多いですが、脂質の数値が高い状態は長期間続くほど血管への負担が積み重なることが研究で示されています。
「次の健診まで様子を見よう」を繰り返すよりも、一度専門家に相談しておく方が、長い目で見て安心です。

数値が高めの状態が何年も続いた場合の心血管リスクについては、世界中で多くの大規模研究が行われています。「自覚症状がない=問題ない」ではなく、「自覚症状が出にくいからこそ数値で確認する」という考え方が大切です。

なるほど。定期的に健診を受けて、数値を追っていくことが大事なんですね。
よくある質問(FAQ)
Q. コレステロールを下げるサプリで一番研究されているのは何ですか?
A. 脂質が気になる方向けの成分の中で、最も研究データが積み重なっているのはオメガ3(DHA・EPA)です。特に中性脂肪との関係については、大規模な研究が多数行われています。ただし、医薬品と同等の働きを保証するものではなく、あくまで食事の補完として位置づけるのが現実的です。
Q. LDLコレステロールを下げるのに効くサプリはありますか?
A. LDL(いわゆる悪玉)コレステロールに関しては、植物ステロール(ファイトステロール)が食事からの吸収をおさえる成分として研究されています。ただし、すでにLDLが高い状態にある場合は、サプリよりも先に医師への相談と食事改善が優先されます。
Q. オメガ3サプリはどれくらい飲み続ければ数値に変化が出ますか?
A. 個人差が大きいため一概には言えませんが、研究では数週間〜数か月の継続摂取を前提としたものが多いです。少なくとも次の健診(3か月後など)を目安に続けてみて、数値の変化を確認するのが現実的なアプローチです。
Q. 魚油サプリを飲むと血がサラサラになりすぎますか?
A. 通常のサプリメント量(1〜3g/日程度)では、健康な方が食事の補完として使う分には過度な心配は不要とされています。ただし、抗凝固薬(ワーファリンなど)を服用中の方は、飲み合わせに影響が出る可能性があるため、必ず医師・薬剤師に確認してください。
Q. コレステロール値が気になっていますが、サプリよりも先にやるべきことはありますか?
A. はい。研究では一貫して「食事と運動が脂質の数値に最も大きな影響を与える」と示されています。青魚を週2〜3回食べる、甘い飲み物を減らす、ウォーキングを習慣にするといった生活習慣の見直しが土台で、成分はそのサポートとして位置づけるのがバランスの良いアプローチです。
※ 本品は医薬品ではありません。病気の診断・治療を目的としたものではありません。
※ 症状が続く場合・お薬を服用中の方は、医師または薬剤師にご相談ください。
参考文献
- Mozaffarian D, Wu JH. Omega-3 Fatty Acids and Cardiovascular Disease. J Am Coll Cardiol. 2011. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21982310/
- Skulas-Ray AC et al. Omega-3 Fatty Acids for the Management of Hypertriglyceridemia: A Science Advisory From the American Heart Association. Circulation. 2019. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31422671/
- Demonty I et al. Continuous dose-response relationship of the LDL-cholesterol-lowering effect of phytosterol intake. J Nutr. 2009. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19158220/
- 厚生労働省. 日本人の食事摂取基準(2020年版)脂質. https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkouiryou/kenkou/eiyou/syokujikijyun.html
- WHO. Physical activity guidelines. https://www.who.int/news-room/fact-sheets/detail/physical-activity