コーヒーマグとL-テアニンのサプリボトル、緑茶の葉が木製デスクの上に並んでいる画像

カフェインと眠れない夜、L-テアニンという選択肢

写真はイメージです

コーヒーを1杯飲んだだけで、夜中まで目がさえてしまう。 緑茶を午後に飲むのをやめたら、眠れるようになった。

そんな経験、ありませんか?

カフェインへの感受性は人によって大きく違います。同じ量を飲んでも、ぐっすり眠れる人もいれば、夜12時を過ぎても頭が冴え続ける人もいる。「体質だから仕方ない」と諦めている方も多いかもしれません。

そういった方の間で最近よく話題に上がるのが、L-テアニンという成分です。

この記事では、L-テアニンとカフェインの関係を研究データをもとに整理しつつ、実際の飲み方パターンや注意点まで、できるだけ分かりやすくまとめました。

カフェインで眠れなくなるのは、なぜ起きる?

まず、カフェインが睡眠に影響する仕組みを簡単に整理しておきます。

私たちの脳は、起きている間ずっと「アデノシン」という物質を少しずつ増やしています。アデノシンが積み重なると「眠たい」というシグナルが出て、眠りを誘います。

カフェインはこのアデノシンの働きを一時的にブロックします。つまり、「眠たい」というシグナルを受け取れなくする。それが「眠れなくなる」メカニズムです。

リコちゃん(イメージ)
リコちゃん

じゃあカフェインが抜けたら、また眠れるようになるんですか?

編集長(イメージ)
編集長

そうなんですが、問題は「抜けるまでの時間」が人によってかなり違うことなんですよね。

カフェインが体の中で半分になるまでにかかる時間(半減期)は、平均で5〜6時間とされています。ただ、これはあくまで平均値。遺伝的な体質によって3時間で処理できる人もいれば、10時間以上かかる人もいることが分かっています。

午後3時に飲んだコーヒー1杯でも、夜11時まで半分しか消えていない人がいる。それが「カフェインで眠れなくなりやすい体質」の正体です。

みどり先生(イメージ)
みどり先生

カフェインの処理速度には、CYP1A2という酵素が関わっています。この酵素の働きが弱いタイプの方は、カフェインが体に長く残りやすいと報告されています。遺伝的な個人差がかなり大きい部分ですね。

もっと詳しく知りたい方へ(CYP1A2とカフェイン代謝)

CYP1A2はカフェインを分解する主要な酵素で、このタイプによって「カフェインを速く処理する人」と「ゆっくり処理する人」に分かれることが知られています。速い人(rapid metabolizer)は少量なら午後に飲んでも夜に影響が出にくく、遅い人(slow metabolizer)は同じ量でも心拍数の増加や睡眠への影響が出やすいとされています。遺伝子検査で自分のタイプを調べることもできますが、日常では「カフェインに敏感かどうか」を自分の体で観察するのが現実的です。

夜中に目がさえてスマートフォンを見ている人のイメージ。カフェイン感受性が高い方の睡眠の悩み。
写真はイメージです

L-テアニンとは何か — 緑茶に含まれる、あのアミノ酸

L-テアニンは、緑茶・玉露・抹茶などに多く含まれるアミノ酸の一種です。緑茶を飲んだときの「ほっとする感じ」「落ち着く感じ」の一因とも言われています。

カフェインも緑茶に含まれているのに、コーヒーよりも穏やかな飲み物として知られているのは、このL-テアニンが一緒に入っているからではないか——という考え方が、研究者の間で注目を集めるようになりました。

リコちゃん(イメージ)
リコちゃん

あ、だから緑茶ってコーヒーほど「ギリギリする感じ」がないんですね。

編集長(イメージ)
編集長

それが研究で調べられているんです。ただ、「緑茶のカフェインが少ないから」という面もあるので、L-テアニンだけの話ではないんですけどね。

L-テアニンが体に働きかける仕組み

L-テアニンは脳の血管バリアを通過できるとされており、摂取してから比較的早い段階で脳への影響が現れやすいとされています。

具体的には、アルファ波(くつろいでいるときに出やすい脳波)を増やすとする研究が複数あります。強い眠気を誘うのではなく、「リラックスしているのに頭はクリア」な状態に近い変化が見られるという点が、他の睡眠系成分と少し性格が異なります。

みどり先生(イメージ)
みどり先生

L-テアニンはグルタミン酸という神経の興奮に関わる物質の受け取りを穏やかにする働きや、GABAという落ち着きに関わる物質の働きと似た側面があると報告されています。ただ、こういった仕組みの詳細はまだ研究の途中で、すべてが明らかになっているわけではありません。

もっと詳しく知りたい方へ(L-テアニンの神経への影響)

L-テアニンは構造がグルタミン酸(神経を興奮させる方向に働く神経伝達物質)に似ており、グルタミン酸受容体に結合することで神経が高ぶりすぎるのを和らげる方向に働く可能性が示唆されています。また、GABAやドーパミン・セロトニンの調節にも関わるとする研究もありますが、これらはまだ動物実験レベルや小規模な研究が多く、「人間でこう働く」と断言できる段階ではありません。アルファ波への影響はヒトを対象にした研究でも報告されており、比較的信頼性の高い知見のひとつです。

研究で分かっていること・まだはっきりしないこと

L-テアニンとカフェインの組み合わせについては、これまでいくつかの研究が行われています。ここでは「確かに報告されていること」と「まだ言いきれないこと」を分けて整理します。

確かに報告されていること

比較的よく引用される研究の一つに、L-テアニンとカフェインを一緒に摂ったグループと、カフェインだけを摂ったグループを比べたものがあります。

この研究では、L-テアニンを一緒に摂ったグループのほうが、集中力に関するタスクの成績が高く、かつ主観的な「疲れた感じ」が少なかったという結果が報告されました。また、カフェイン単体で見られがちな「心拍数の上がり方」がL-テアニンを加えたグループでは抑えられる傾向もあったとされています。

リコちゃん(イメージ)
リコちゃん

つまり、カフェインのいいところを残しつつ、ザワザワしやすい部分を和らげる、という感じ?

みどり先生(イメージ)
みどり先生

そういう方向性は複数の研究で出ていますね。ただ、使われた量はL-テアニン100〜200mg、カフェイン50〜150mgという比較的コントロールされた設定なので、日常の「コーヒーをランダムに何杯か飲む」という状況と完全に同じではない点には注意が必要です。

まだはっきりしていないこと

一方で、「夜の睡眠への直接的な影響」についてはまだデータが少ないです。

「L-テアニンを摂ることでカフェインの睡眠への影響が打ち消せる」とは、現時点の研究からは言いきれません。「カフェインと一緒に摂ると落ち着きやすい」という報告はありますが、「だから夜眠れるようになる」という直接の話にはつながっていない、というのが正直なところです。

編集長(イメージ)
編集長

ここは大事なポイントですよね。「L-テアニンを飲めばカフェインを気にしなくていい」というわけではないんです。

みどり先生(イメージ)
みどり先生

そうです。カフェインへの感受性が高い方は、夕方以降のカフェイン摂取量を減らすことが基本で、L-テアニンはあくまで「摂取中・摂取後の落ち着きをサポートする可能性がある」という位置づけで考えるのが現実的です。

もっと詳しく知りたい方へ(研究の限界と解釈)

L-テアニンとカフェインの組み合わせ研究の多くは、被験者数が20〜50人規模の小さな試験です。また、二重盲検(飲んでいるものが何かを参加者も研究者も分からない状態にして行う試験)で行われているものは一部にとどまります。個人差も大きく、「L-テアニンで落ち着いた」という人もいれば「ほとんど変わらなかった」という人もいます。現在のデータは「関係はありそうだが、誰にでも確実に起きる」とまで言える段階ではなく、「試してみる価値はある」というレベルと考えるのが適切です。

出典: Giesbrecht T, et al. "The combination of L-theanine and caffeine improves cognitive performance and increases subjective alertness." Nutritional Neuroscience. 2010.

研究データを調べるイメージ。L-テアニンとカフェインの研究論文を確認している様子。
写真はイメージです

みんなの飲み方 — 実際のユーザーはどう使っているか

iHerbのレビューや国内外のコミュニティで見られるL-テアニンの使い方パターンを整理すると、大きく2つの流れが見えてきます。

パターン①:コーヒーと一緒に(またはすぐ後に)飲む

最もよく見られるのが、朝のコーヒーや仕事中のカーヒーと同じタイミングで摂るパターンです。「集中したいけどカフェインで手が震えたり心臓がドキドキしやすい」という方が多く、「カフェインの角を取る目的」で使っているという声がよく見られます。

パターン②:夕方〜就寝前に単体で飲む

二つ目は、夕方のカフェイン摂取とは無関係に、夜の「頭が静まらない感じ」を和らげる目的で使うパターンです。カフェインと組み合わせるのではなく、「一人でリラックスを促す成分として」使っているケースです。

リコちゃん(イメージ)
リコちゃん

どちらのパターンが多いんですか?

編集長(イメージ)
編集長

iHerbのレビュー傾向を見ると、「コーヒーと一緒」派が多い印象ですね。カフェインとセットで語られることが多い成分なので。ただ夜単体使いも根強い人気があります。

1回の摂取量のパターン

よく見られる量どんな人に多いか
100mg(1カプセル)はじめて試す方・普段のコーヒーに加える方
200mg(2カプセル)慣れてきた方・夜の落ち着きを重視する方
50mg以下半分に割って様子を見る・敏感体質の方

100mgからスタートして体に合うかどうか確認する、という流れが最もオーソドックスです。

実際に選ばれている商品と、そのリアルな飲み方

iHerbで取り扱いがあり、日本のユーザーにもよく選ばれているL-テアニンの商品と、その飲み方パターンをまとめました。気になった方はカードから詳細を確認できます。

California Gold Nutrition(AlphaWave®使用)

California Gold Nutrition, L-Theanine, Featuring AlphaWave®, 100 mg, 60 Veggie Capsules
California Gold Nutrition

California Gold Nutrition, L-Theanine, Featuring AlphaWave®, 100 mg, 60 Veggie Capsules

4.7
(24,470 件)
形態
カプセル
参考価格2026/06/09時点
¥1,527
iHerb で見るアフィリエイトリンク

「AlphaWave®」という規格品のL-テアニンを使用した製品です。規格品とは品質の均一性を管理した原料のことで、含有量のブレが少ない点が選ばれる理由のひとつです。

VitaSort 独自 — みんなの飲み方

参考値

iHerb の購入者レビュー 80 件から、この商品の「みんなの飲み方」をまとめました。

🏆 みんなの飲み方

朝にコーヒーと一緒に1~2錠飲む方が多く、就寝前や夜間に1~2錠飲む方も見られます。カフェインやマグネシウムと組み合わせる例も。

  • 朝のコーヒーと一緒に飲んでいます
  • 朝2錠の方が、朝1錠+午後1錠より良い
  • 就寝前に1錠飲んでいます

1日の合計服用量(みんなの実際)

  • 1錠63%
  • 2錠26%
  • 3錠以上11%

飲むタイミング(記載があった人のうち)

  • 寝る前45%
  • 33%
  • 就寝1時間前9%
  • 8%
  • 食後3%
  • 起床時2%
💡 飲み方のコツ・理由(レビューより)
  • 粒が小さく飲みやすい
  • 100mgの用量が適切
  • 100mgまたは200mg選択できる柔軟性がある
  • 1日1錠で飲むのが簡単
  • 200mgでは強すぎると感じる人向けのサイズ

レビューで話題に挙がった変化(言及した人の割合)

  • 気分・ストレス75%
  • 睡眠49%
  • 疲労11%
  • その他4%

報告された体調の変化・副作用

  • なし50%
  • やや眠気を感じることがある1%
  • 不眠1%
  • 夜中に何度も目が覚めた1%
  • 寝つきが悪くなった1%
※ iHerb レビューのテキスト解析による事実集計値で、効果・効能を示すものではありません。 服用方法は商品ごとの推奨用法を優先し、気になる症状があれば医師や薬剤師にご相談ください。
California Gold Nutrition, L-Theanine, Featuring AlphaWave, 100 mg, 30 Veggie Capsules
California Gold Nutrition

California Gold Nutrition, L-Theanine, Featuring AlphaWave, 100 mg, 30 Veggie Capsules

4.7
(24,470 件)
形態
カプセル
iHerb で見るアフィリエイトリンク

VitaSort 独自 — みんなの飲み方

参考値

iHerb の購入者レビュー 81 件から、この商品の「みんなの飲み方」をまとめました。

🏆 みんなの飲み方

1日1〜2カプセル(100mg)を、朝のコーヒーと一緒に飲む方や、就寝前に飲む方が多いです。夜中に目が覚めた時に飲む方もいます。

  • 朝2カプセル飲む方が、朝1・午後1より良かった
  • 毎朝コーヒーと一緒に飲んでいます
  • 就寝1時間前に200mg飲んでいます

1日の合計服用量(みんなの実際)

  • 1錠67%
  • 2錠24%
  • 3錠以上9%

飲むタイミング(記載があった人のうち)

  • 寝る前45%
  • 33%
  • 就寝1時間前9%
  • 7%
  • 起床時3%
  • 食後3%
💡 飲み方のコツ・理由(レビューより)
  • カプセルが飲みやすい
  • 100mgは1日2回飲むのに最適な量
  • 100mgまたは200mgの用量を選べる
  • 200mgカプセルは鎮静作用が強すぎるため100mgを選択
  • capsule size is easy to swallow

レビューで話題に挙がった変化(言及した人の割合)

  • 気分・ストレス74%
  • 睡眠45%
  • 疲労11%
  • その他4%
  • 足の攣り・筋肉1%

報告された体調の変化・副作用

  • なし56%
  • low blood pressure1%
  • 夜間に何度も目が覚める1%
  • 寝つきが悪い1%
  • 目が覚めたままになる1%
※ iHerb レビューのテキスト解析による事実集計値で、効果・効能を示すものではありません。 服用方法は商品ごとの推奨用法を優先し、気になる症状があれば医師や薬剤師にご相談ください。

NOW Foods

NOW Foods, L-Theanine, 60 Veg Capsules
NOW Foods

NOW Foods, L-Theanine, 60 Veg Capsules

4.7
(18,168 件)
形態
カプセル
参考価格2026/06/09時点
¥2,767
iHerb で見るアフィリエイトリンク

VitaSort 独自 — みんなの飲み方

参考値

iHerb の購入者レビュー 55 件から、この商品の「みんなの飲み方」をまとめました。

🏆 みんなの飲み方

1回200mg(1カプセル)を1日1〜2回が中心。朝コーヒーと一緒に飲む人、就寝1時間前に飲む人、ストレス時に飲む人など様々。400mgに増量する人もいる。

  • コーヒーと一緒に飲んでいます
  • 就寝1時間前に2カプセル飲んでいます
  • 1日1カプセル、朝空腹時にコップ1杯の水で

1日の合計服用量(みんなの実際)

  • 1錠71%
  • 2錠22%
  • 3錠以上7%

飲むタイミング(記載があった人のうち)

  • 寝る前31%
  • 31%
  • 就寝1時間前14%
  • 10%
  • 起床時7%
  • 空腹時5%
  • 食後2%
💡 飲み方のコツ・理由(レビューより)
  • カプセルサイズが小さいので飲みやすい
  • カプセルサイズが小さく飲みやすい
  • コーヒーと一緒に飲む
  • サイズ・用量が良い、後味がない
  • スナックと一緒に飲むと飲みやすい、用量がシンプル

レビューで話題に挙がった変化(言及した人の割合)

  • 気分・ストレス75%
  • 睡眠43%
  • その他6%
  • 疲労4%

報告された体調の変化・副作用

  • なし67%
※ iHerb レビューのテキスト解析による事実集計値で、効果・効能を示すものではありません。 服用方法は商品ごとの推奨用法を優先し、気になる症状があれば医師や薬剤師にご相談ください。
NOW Foods, L-Theanine, 120 Veg Capsules
NOW Foods

NOW Foods, L-Theanine, 120 Veg Capsules

4.7
(18,171 件)
形態
カプセル
参考価格2026/06/09時点
¥4,198
iHerb で見るアフィリエイトリンク

VitaSort 独自 — みんなの飲み方

参考値

iHerb の購入者レビュー 57 件から、この商品の「みんなの飲み方」をまとめました。

🏆 みんなの飲み方

1回200mg(1カプセル)を1日1〜2回飲む方が多く、朝の空腹時やコーヒーと一緒、就寝1時間前などタイミングは様々。カプセルを水に溶かして飲む方もいます。

  • コーヒーと一緒に飲んでいます
  • 就寝1時間前に2カプセル飲んでいます
  • 朝と夜、空腹時に飲んでいます

1日の合計服用量(みんなの実際)

  • 1錠58%
  • 2錠32%
  • 3錠以上10%

飲むタイミング(記載があった人のうち)

  • 寝る前41%
  • 23%
  • 11%
  • 就寝1時間前9%
  • 起床時9%
  • 空腹時5%
  • 食後2%
💡 飲み方のコツ・理由(レビューより)
  • 飲みやすい
  • カプセルが小さく飲みやすい
  • カプセルが小さく飲みやすい、味がない
  • カプセルサイズが小~中程度で飲みやすい
  • カプセルサイズが飲みやすい

レビューで話題に挙がった変化(言及した人の割合)

  • 気分・ストレス69%
  • 睡眠48%
  • その他4%
  • 疲労4%

報告された体調の変化・副作用

  • なし51%
※ iHerb レビューのテキスト解析による事実集計値で、効果・効能を示すものではありません。 服用方法は商品ごとの推奨用法を優先し、気になる症状があれば医師や薬剤師にご相談ください。
サプリメントを習慣的に摂取するイメージ。L-テアニンをコーヒーと一緒に使う朝のルーティン。
写真はイメージです

L-テアニンの「形態」について — SuntheanineとNatural Extract

L-テアニンのサプリメントを選ぶとき、成分表示に「Suntheanine®」や「AlphaWave®」という名前が出てくることがあります。これらは何が違うのでしょうか。

形態特徴
Suntheanine®(サンテアニン)発酵プロセスで作られた規格品。研究で使われた原料のひとつ。品質均一性が管理されている
AlphaWave®(アルファウェーブ)同じく規格品。純度・含有量の安定性が売りのひとつ
Natural Extract(天然抽出)緑茶などから抽出。コストが下がりやすいが、ロットによって含有量にばらつきが出やすい場合もある
リコちゃん(イメージ)
リコちゃん

規格品でないとダメなんですか?

みどり先生(イメージ)
みどり先生

「ダメ」というわけではありませんが、研究で使われたのが規格品の原料であることが多いので、「研究に近い条件で試したい」という方は規格品を選ぶのが一つの考え方です。天然抽出でも十分な量が含まれている製品はありますよ。

もっと詳しく知りたい方へ(規格品原料とは)

Suntheanine®はTaiyo International社が開発した発酵由来のL-テアニン規格品で、多くの臨床研究でこの原料が使われています。AlphaWave®はInterHealth Nutraceuticals(現LONZA)が手掛けた規格品です。「規格品」とは、原料の製造プロセスや含有量を標準化し、ロットごとのばらつきを最小限にした原料のことです。品質管理コストが上乗せされる分、製品価格が高くなる傾向があります。天然抽出品でも第三者機関の品質認証(NSF、Informed Sport等)を取得しているものは信頼性の参考になります。

摂るタイミングと量の目安

摂取タイミングについては、目的によって変わります。以下の表を参考にしてください。

目的タイミング量の目安
コーヒーと一緒に落ち着きをサポートしたいコーヒーを飲む直前〜同時100mg
夕方以降に頭を静めたい夕食後〜就寝1〜2時間前100〜200mg
就寝前のリラックスに就寝30〜60分前100〜200mg

量についての注意

「多く飲めばより効く」というわけではありません。まずは100mgから始めて、体への感じ方を2週間ほど観察してみるのが無難です。

リコちゃん(イメージ)
リコちゃん

カフェインとL-テアニンの「比率」が大事とか聞いたことがあるんですが……

みどり先生(イメージ)
みどり先生

研究では「L-テアニン2:カフェイン1」の比率(テアニン200mg+カフェイン100mg等)が多く使われています。ただ、日常でコーヒーのカフェイン量を正確に測ることは難しいので、「とりあえずL-テアニン100mgを追加する」という形で実践されている方が多いですね。

編集長(イメージ)
編集長

レビューを見ても、比率を細かく管理している方は少なくて、「コーヒーにプラスして1カプセル」というシンプルな使い方が多い印象です。

他の成分との組み合わせ

L-テアニンは他の成分とも組み合わせて使われることがあります。よく見られるパターンを整理します。

L-テアニン × マグネシウム

夜の落ち着きをサポートしたい方が選ぶことが多い組み合わせです。マグネシウムは神経が高ぶりすぎるのを和らげる働きに関わるミネラルで、L-テアニンとの相性が良いと語るユーザーが見られます。

L-テアニン × GABA

「より深くリラックスしたい」という方が試すことがある組み合わせ。ただし、相互作用についての研究は少ないので、まずは単体で様子を見てから追加するのが無難です。

L-テアニン単体 vs 複合製品

L-テアニンを含む「睡眠サポート系」の複合製品も多数あります。メラトニン・バレリアン・5-HTPなどと組み合わされた製品です。複合製品は「どの成分が自分に合っているか分からなくなる」というデメリットもあるため、はじめてならL-テアニン単体から試すほうが体への影響を観察しやすいという声が多いです。

夜の落ち着いた睡眠のイメージ。L-テアニンとマグネシウムを組み合わせたリラックスルーティン。
写真はイメージです

注意点と、向いていない可能性がある方

L-テアニンは多くの方にとって比較的使いやすい成分ですが、いくつか確認しておきたい点があります。

知っておきたい注意点

血圧への影響

L-テアニンには血圧を少し下げる方向に働く可能性があると報告されています。もともと血圧が低い方や、血圧を調整するお薬を飲んでいる方は、かかりつけの医師または薬剤師にご相談ください。

妊娠中・授乳中の方

サプリメントとしてのL-テアニンについて、妊娠中・授乳中の安全性に関する十分なデータがありません。この時期は摂取を控えるか、医師に相談したうえで判断することをおすすめします。

「眠くなりすぎる」という感想もある

ごく一部のユーザーから「日中に飲んだら眠くなりすぎた」という感想があります。日中に使う場合は、最初は100mgにとどめて体の反応を確認してください。

こんな方は先に生活習慣の見直しを

L-テアニンを試す前に、まず確認してほしいことがあります。

  • 夕方(14時以降)のカフェインを控えてみたか
  • 就寝前のスマートフォン・ブルーライトを減らしてみたか
  • 寝室の温度・明るさは整っているか

これらの基本的な習慣を見直した上でもまだ「カフェインの影響が気になる」という方に、L-テアニンは補助的な選択肢として検討する価値があります。

みどり先生(イメージ)
みどり先生

睡眠の悩みが長期間続いている場合、カフェイン以外の原因が関わっていることもあります。「サプリで対処」だけでなく、気になる症状が続く場合は医師や薬剤師にご相談ください。

編集長(イメージ)
編集長

私自身も午後はカフェインを控えるようにしてから、夜の眠りやすさがかなり変わりました。L-テアニンはその上でさらに使っている感じです。まず習慣から、というのは大事だと感じています。

まとめ — L-テアニンとカフェインについて、今日から使える整理

この記事の内容を簡単に振り返ります。

  • カフェインで眠れなくなりやすいのは体質(酵素の働き)の差が大きい
  • L-テアニンはカフェインと組み合わせたときの落ち着きをサポートする可能性が複数の研究で報告されている
  • ただし「カフェインの睡眠への影響を完全に打ち消す」とは言いきれない段階
  • まずは100mgから始めて2週間ほど様子を見るのがオーソドックス
  • 規格品(Suntheanine®、AlphaWave®)は研究でも使われており、品質の均一性という点で選ばれやすい
  • 生活習慣(夕方以降のカフェインを控えるなど)との組み合わせが大前提

L-テアニンは「劇的に何かが変わる」というより、「カフェインと付き合いながら、少し楽になれるかもしれない選択肢」として考えるのが現実的かなと思います。


よくある質問(FAQ)

Q. L-テアニンはカフェインを摂ったあとに飲んでも意味がありますか?

A. カフェインを飲んだ直後や30分以内に摂るのが多く見られるパターンです。飲んでからかなり時間が経った後では、同時に摂った場合の研究結果と状況が異なります。「コーヒーと一緒に、またはすぐ後」が現実的なタイミングです。

Q. 毎日飲んでも大丈夫ですか?

A. 多くの研究は短期間(数週間〜数ヶ月)の使用を対象にしています。長期的な使用についての大きなデータはまだ少ないですが、現時点で特別な問題が報告されているわけではありません。お薬を服用中の方は医師や薬剤師にご相談ください。

Q. L-テアニンはどのくらいの量が一般的に使われていますか?

A. サプリメントでは1回100〜200mgが多く使われています。研究でもこの範囲が多く、市販品の多くも100mg単位で設計されています。

Q. カフェイン感受性が高い人は夜のカフェインをやめたほうがいいですか?

A. 基本的には、夕方(目安として14〜15時以降)のカフェイン摂取を控えることが、睡眠への影響を減らすためのもっとも直接的な方法です。L-テアニンはその補助として考えるのが現実的です。

Q. Suntheanine®とAlphaWave®、どちらがいいですか?

A. どちらも品質管理された規格品という点では共通しています。研究で使われることが多いのはSuntheanine®ですが、AlphaWave®を使った研究も報告されています。価格・入手しやすさ・製品全体の品質で選んで問題ありません。


※ 症状が続く場合・お薬を服用中の方は、医師または薬剤師にご相談ください。 本品は医薬品ではありません。病気の予防・治療を目的としたものではありません。