ビタミンCと運動スタミナの関係を整理」
トレーニングを続けているのに、なんとなくスタミナが上がってこない気がする。 疲れが次の日まで残る。ランのペースが上がらない。
そんなとき、ビタミンCが話題に上がることがあります。
ビタミンCといえば「風邪のとき」というイメージが強いですよね。でも実は、運動と持久力の文脈でも研究が進んでいる成分のひとつです。
この記事では、ビタミンCと運動のスタミナ・持久力の関係を、研究で分かっていることと「まだはっきり言えないこと」を分けながら整理します。飲み方や形態の選び方、他の成分との組み合わせまで、まとめて確認できます。
ビタミンCと運動の持久力、どんな関係があるの?

ビタミンCって免疫とか肌のイメージが強くて、スタミナと結びつかなかったです。どういうつながりがあるんですか?

そうですよね。実は運動中の体内で起きていることと、ビタミンCの働きがちょうど重なる部分があるんです。少し詳しく見てみましょう。
運動をすると、体の中でエネルギーをたくさん使います。その過程で「酸化ストレス」と呼ばれる状態が起きやすくなります。簡単に言うと、体の中でサビが進みやすくなるようなイメージです。
このサビを防ぐはたらきを持つのが抗酸化物質と呼ばれるもので、ビタミンCはその代表格のひとつ。運動中に増える酸化ストレスに対して、ビタミンCが抗酸化のはたらきに関わると報告されています。
また、ビタミンCにはコラーゲンの合成を助ける役割もあります。コラーゲンは腱(けん)や靭帯(じんたい)など、運動で使う組織の材料のひとつ。これらが健康に保たれることで、トレーニングを続けやすい体の土台をつくるサポートになると考えられています。
さらに、ビタミンCは体の中で鉄の吸収を助ける役割も担っています。鉄は酸素を全身に届けるために欠かせないミネラル。鉄が足りていないと、運動中に酸素がうまく体に届かず、スタミナに響いてくることがあります。この鉄吸収サポートという間接的なルートも、持久力と関係する理由のひとつと言われています。
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ビタミンCが抗酸化のはたらきをする仕組みを少し掘り下げると——
運動中、体の細胞はたくさんの酸素を消費します。このとき「活性酸素(フリーラジカル)」と呼ばれる不安定な物質が発生します。活性酸素は細胞の膜やタンパク質にダメージを与え、これが積み重なると疲労回復が遅くなるとも言われています。
ビタミンC(アスコルビン酸)は、この活性酸素を無害化する「電子を渡す役割」を持っています。自分が酸化されることで、周囲の組織を守るしくみです。
コラーゲン合成については、アミノ酸の「プロリン」や「リジン」を変換するときにビタミンCが必要な酵素を助けます。この工程が滞ると腱や靭帯の修復がうまくいかないとも指摘されています。
ただし、これらはあくまで「体内でそういう役割がある」という話。サプリで補うことで必ずしも同等の変化が出るわけではなく、研究によって結果にばらつきがある点は後述します。

研究で分かっていること、まだ言えないこと

研究はそこそこ積み重なってきていますが、「誰でも確実にスタミナが上がる」と言える段階ではありません。正直なところをお伝えしますね。
「関係ありそう」と言える部分
ビタミンCと運動の関係を調べた研究の中で、繰り返し出てくる知見がいくつかあります。
酸化ストレスが抑えられた、という報告
持久系の運動(長時間走る、自転車を漕ぐなど)をする人を対象にした研究では、ビタミンCを補った人のほうが、運動後の酸化ストレスの指標が低かったという報告があります。「体の中のサビが増えにくかった」という結果です。
この傾向は、もともとビタミンCが少なめだった人ほど見られやすかったという報告も一部あります。
運動後の筋肉の痛みに関する研究
激しい運動の後に起きる筋肉の痛み(いわゆる筋肉痛)への関連も研究されています。ビタミンCを事前に補っておいた人のほうが、その後の痛みが少なかったというデータが一部で報告されています。ただし、この結果がすべての研究で一致しているわけではなく、「あるかもしれない」の段階です。
鉄の吸収を通じた間接的なルート
鉄と一緒にビタミンCを摂ると、鉄の体への取り込み率が上がるという知見は比較的確かです。鉄が十分に体に行き渡れば、酸素を全身に届ける力もサポートされるため、特に鉄が不足しがちな方には意味のある組み合わせと考えられています。
まだはっきり言えない部分
一方で、「ビタミンCを飲めばスタミナが上がる」という結論は、現時点ではまだ言い切れません。
研究によって対象の人数・運動の種類・測定方法が異なるため、結果がばらつきやすいのが実情です。たとえば「VO2max(体が酸素を使う能力の指標)が上がった」という研究がある一方、「差がなかった」という研究も存在します。
また、もともと食事でビタミンCが十分に摂れている人では、サプリで足すことによる変化が小さい場合もあります。逆に言えば、不足している人のほうが体感が出やすい可能性があります。

つまり「飲めば確実に持久力が上がる」というより、「不足してたら底上げになるかも」くらいのイメージですか?

そのイメージが現時点の研究に近いですね。「底上げ」「下支え」の成分として位置づけるほうが自然です。気になる症状が続く場合は医師や薬剤師にご相談ください。
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運動とビタミンCを組み合わせた研究で注目された代表的なものとして、持久系アスリートを対象にした複数の試験があります。これらをまとめると、「酸化ストレスの指標は下がりやすい」「パフォーマンス指標(タイムや最大酸素摂取量)への影響は一貫しない」という傾向が見えてきます。
また、ビタミンCの「過剰な抗酸化」が問題になるという指摘もあります。運動で生じる酸化ストレスは、実はトレーニング適応(体が強くなるための刺激)に関わっているという考え方があり、過剰にビタミンCで打ち消しすぎると適応を妨げる可能性があるという研究もあります。ただしこれも結論は出ておらず、量と状況次第という見方が多いです。
出典: 詳細は末尾の参考文献欄をご確認ください。
「みんなはどう飲んでいる?」— 実際の服用パターン
VitaSortでは、iHerbのレビューから実際のユーザーの服用パターンを分析しています。運動とビタミンCの組み合わせで選ばれている商品の「みんなの飲み方」を見てみましょう。
傾向として見えてくるパターン
iHerbのレビューを分析すると、運動目的でビタミンCを選んでいる方の飲み方にはいくつかの共通点が見えてきます。
| 飲み方のパターン | よく見られる理由(レビューより) |
|---|---|
| 朝食後に1,000mg | 「毎日の習慣に合わせやすい」 |
| 運動前30〜60分に500〜1,000mg | 「運動中のコンディションを意識したい」 |
| 運動後に他サプリと一緒に | 「回復を気にかけたい」「鉄と一緒に飲んでいる」 |
| 1日2回(朝・夜)に分けて | 「高用量を分けて摂りたい」 |
多くの方が1,000mgを1回、または500mgを2回に分けて摂るパターンが見られます。「ランニング前に飲む習慣」と「朝食後に飲む習慣」が特に多い印象です。

ビタミンCの形態、どれを選ぶ?
ビタミンCのサプリには、いくつかの「タイプ(形態)」があります。初めて選ぶときに迷いやすい部分なので、代表的なものを整理します。
※ 後の比較表で詳しくまとめていますが、初出なので先に一言説明しておきます。
代表的な4つの形態
① アスコルビン酸(Ascorbic Acid) 最も基本的なタイプ。ビタミンCそのものの形で、多くのサプリに使われています。コストパフォーマンスが高く、吸収率も十分。胃が弱い方は空腹時に刺激を感じることがあります。
② リポソーマル型(Liposomal) ビタミンCを「脂質の膜(リポソーム)」で包んだタイプ。体内への取り込みを高める工夫がされているとされています。価格はやや高め。胃への刺激が少ないとも言われています。
③ バッファード型(Buffered / Ester-C) アスコルビン酸をカルシウムなどと結合させた、胃にやさしいタイプ。「エスターC」という名前でも知られています。胃が弱い方でも摂りやすいのが特徴です。
④ ローズヒップ入り(with Rose Hips) ローズヒップ(バラの実)と組み合わせたタイプ。ローズヒップにも天然のビタミンCが含まれており、他の植物性成分も一緒に摂れます。
形態比較表
| 形態 | 胃へのやさしさ | 吸収の特徴 | 価格帯 | こんな方に |
|---|---|---|---|---|
| アスコルビン酸 | ふつう(空腹は注意) | スタンダード | 低〜中 | まず試したい方 |
| リポソーマル型 | やさしめ | 体への取り込みを高める工夫あり | 高め | こだわりたい方 |
| バッファード型(エスターC) | やさしい | スタンダード〜やや高め | 中 | 胃が弱い方 |
| ローズヒップ入り | ふつう | スタンダード | 低〜中 | 植物由来にこだわる方 |

リポソーマルって聞いたことあったけど、ただ高いだけじゃなくて体への取り込み方が違うんですね。

そうです。吸収の効率という意味では注目されていますが、価格差ほどの違いを実感できるかは個人差があります。まずアスコルビン酸タイプで試してみて、胃の刺激が気になる場合にバッファード型を、という順番が扱いやすいと思いますよ。
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リポソーマル型ビタミンCの吸収については、通常のアスコルビン酸と比べた小規模な研究で「血中濃度の上昇がより高かった」という報告があります。ただし大規模な比較研究はまだ少なく、どれくらい実際の体感に差が出るかはまだ研究段階です。
バッファード型(エスターC)については「腎臓でのビタミンCの保持率が高い」という研究報告もありますが、こちらも一般的な方への明確なメリットの差は議論が続いています。
胃への刺激という点では、空腹時のアスコルビン酸(特に高用量)は胃酸を増やす方向に働くことがあるため、胃が弱い方は食後摂取やバッファード型への切り替えを検討するのが現実的です。
摂取タイミングと量の目安
1日の摂取量の目安
厚生労働省が示している日本人のビタミンCの推奨量は、成人で1日100mg程度です。これは通常の健康維持の目安です。
運動を習慣にしている方の間では、サプリで500〜1,000mgを摂るケースが多く見られます。ただし、体への影響は量だけで決まるわけではなく、食事からの摂取量・体質・運動の強度によって異なります。
1日2,000mgを超える量は「耐容上限量」を超える目安とされており、お腹の調子が緩くなるなどの不快感が出やすくなります。高用量を試す場合は少量から始めて様子を見るのが安心です。
タイミング比較
| タイミング | 特徴 | 向いている方 |
|---|---|---|
| 朝食後 | 習慣化しやすい、胃への負担が少ない | 毎日の習慣として続けたい方 |
| 運動前30〜60分 | 運動中のコンディションを意識したい方に選ばれる | トレーニング中のサポートを意識したい方 |
| 運動後 | 回復を意識したい場合。鉄サプリと一緒に摂る人も | 回復を大切にしたい方 |
| 分割摂取(朝・夜) | ビタミンCは水溶性なので、分けると体に一定量が保ちやすい | 1,000mg以上を摂る場合 |

ビタミンCは水に溶けやすいタイプ(水溶性)なので、一度に大量を飲んでも余分は体の外に出てしまいます。高用量を摂りたいなら、1日2〜3回に分けるほうが体の中に保ちやすいとされています。

なるほど、一気に飲まなくていいんですね。朝と夜に分ければいいか。
他の成分との組み合わせ
ビタミンCは単体でも使われますが、運動とスタミナを意識する場合、他の成分と組み合わせる選択肢もあります。
相性が良いとされる組み合わせ
ビタミンC × 鉄 ビタミンCが鉄の吸収を助けるという関係は、比較的はっきりしています。非ヘム鉄(植物性食品に多い鉄)は単独では吸収されにくいのですが、ビタミンCと一緒に摂ることで取り込み率が上がると報告されています。鉄が不足しがちな方(特に女性や、食事が偏りやすい方)には意識しやすい組み合わせです。
ビタミンC × ビタミンE 「抗酸化コンビ」として一緒に摂られることがあります。ビタミンEは脂溶性(油に溶けるタイプ)の抗酸化成分で、ビタミンCとは異なる場所で活性酸素をとらえると考えられています。お互いを再活性化するような関係があるとも言われています。
ビタミンC × コラーゲン コラーゲンの合成にビタミンCが関わるため、コラーゲンサプリと組み合わせる選択をする方もいます。腱や靭帯の健康を意識したいアスリートや、運動を長く続けたい方に選ばれやすいパターンです。
ビタミンC × クエン酸 「疲れを感じやすい日が続く」という方に選ばれやすい組み合わせ。クエン酸はエネルギーをつくる体の工程(クエン酸回路)に関わる成分です。直接の持久力への変化は研究段階ですが、食事由来の疲れのケアとして組み合わせる方がいます。

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ビタミンCとビタミンEの「再生」関係についてもう少し詳しく言うと——
ビタミンEは細胞の膜(特に脂質の膜)の近くで活性酸素をとらえますが、そのとき自分が「使い切られた状態(酸化型)」になります。ビタミンCはこの使い切られたビタミンEを元の形(還元型)に戻す働きがあるとされています。つまり、ビタミンEをリサイクルする助け役になれる、というイメージです。
この相互関係はin vitro(試験管レベル)では確認されていますが、実際の人体での影響がどれくらいかはまだ研究が続いています。「一緒に摂って損になることは少ない」という見方はありますが、「必ず一緒でないといけない」というほど強い根拠はまだありません。
iHerbで選ばれている商品と、みんなの飲み方
実際にiHerbでビタミンCを選んでいる方の定番商品を紹介します。商品スペックより「どう飲んでいるか」という実際のパターンが参考になるかもしれません。
California Gold Nutrition Gold C®(1,000mg)
iHerbでビタミンCの定番として多く選ばれているシリーズです。USP基準(米国薬局方の品質基準)で製造されたアスコルビン酸タイプ。まず試したい1本として挙げられることが多い商品です。
240粒入り(コストを意識したい方向け)

California Gold Nutrition, Gold C®, USP Grade Vitamin C, 1,000 mg, 240 Veggie Capsules
- 形態
- カプセル
- 参考価格2026/06/11時点
- ¥2,496
VitaSort 独自 — みんなの飲み方
参考値iHerb の購入者レビュー 52 件から、この商品の「みんなの飲み方」をまとめました。
1日1カプセル(1,000mg)を食事と一緒に飲む方が多い。空腹時を避け、朝食時や満腹時に摂取する工夫も見られる。
- 「1日1カプセル、食事と一緒に飲んでいる」
- 「満腹時に飲むようにしている」
- 「朝食と一緒に1カプセル摂取」
1日の合計服用量(みんなの実際)
- 1錠74%
- 2錠17%
- 3錠以上9%
飲むタイミング(記載があった人のうち)
- 朝40%
- 食後40%
- 寝る前15%
- 就寝1時間前5%
- 1000mgを1カプセルで摂取する方が500mgを2カプセル摂取するより利便性が高い
- 1日1カプセルで食事の有無を問わず飲みやすい、粒が小さく飲みやすい
- 1日1回のフォーマットが日常ルーティンに組み込みやすい
- アスピリン程度のサイズで飲みやすい
- カプセルが飲みやすく、後味がなく、胃に優しい
※ 下は「レビューで何が話題になったか」の集計です。効果があったかどうかを聞いたものではありません。自発的に投稿されたレビューが母体で、無作為に選んだものではありません。
レビューで話題に挙がった変化(言及した人の割合)
- その他42%
- 疲労42%
- 肌21%
- 気分・ストレス11%
報告された体調の変化・副作用
- なし67%
60粒入り(まず試してみたい方向け)

California Gold Nutrition, Gold C®, USP Grade Vitamin C, 1,000 mg, 60 Veggie Capsules
- 形態
- カプセル
- 参考価格2026/06/09時点
- ¥900
VitaSort 独自 — みんなの飲み方
参考値iHerb の購入者レビュー 54 件から、この商品の「みんなの飲み方」をまとめました。
1日1カプセル(1000mg)を朝食時や食事と一緒に飲む方が多い。空腹時を避けて満腹時に飲む工夫や、体調に応じて1日2回に分ける飲み方も見られる。
- 「1日1カプセル、240日分持つ」
- 「毎朝1カプセルを飲んでいる」
- 「食事と一緒に飲むようにしている」
1日の合計服用量(みんなの実際)
- 1錠85%
- 2錠9%
- 3錠以上6%
飲むタイミング(記載があった人のうち)
- 食後48%
- 朝32%
- 寝る前16%
- 就寝1時間前5%
- 1カプセルで済む方が2カプセル飲むより簡単
- 1日1回のフォーマットが日常的に組み込みやすい
- アスピリン程度の大きさで飲みやすい、後味がない
- カプセルは飲みやすい
- カプセルは飲みやすく胃に優しい
※ 下は「レビューで何が話題になったか」の集計です。効果があったかどうかを聞いたものではありません。自発的に投稿されたレビューが母体で、無作為に選んだものではありません。
レビューで話題に挙がった変化(言及した人の割合)
- その他71%
- 疲労17%
- 肌17%
報告された体調の変化・副作用
- なし61%

編集部でも長く定番として確認している商品です。まず試すなら60粒入りで自分の体との相性を確認してから、合えば大容量に切り替えるのがやりやすいと思います。
注意点と、向いていない方
摂りすぎに注意したいケース
ビタミンCは水溶性なので、余分は尿として排出されやすいのですが、高用量(特に1日2,000mgを超えるようなケース)では次のような点に注意が必要です。
- お腹の調子が緩くなる(下痢・軟便): ビタミンCが腸に残ると浸透圧が変わり、お腹の調子が崩れることがあります
- 胃の不快感: アスコルビン酸タイプを空腹時に摂ると胃に刺激を感じる方がいます
- 尿路結石: 長期の高用量摂取でシュウ酸カルシウム結石のリスクが上がるという報告があります。既往のある方は医師に相談を
薬を服用中の方・持病のある方
ビタミンCは一般的に安全性が高い成分ですが、特定の薬(抗凝固薬、一部の抗がん剤など)との関係が指摘されている場合があります。薬を服用中の方・持病のある方は、サプリを始める前に医師や薬剤師にご相談ください。
「不足してないかも?」という方へ
すでに野菜・果物をしっかり摂れている食生活の方は、ビタミンCが十分に摂れている場合も多いです。その場合、サプリを追加しても体感の変化は小さい可能性があります。
まず自分の食生活を振り返ってみる、というのが最初のステップとして現実的です。

食事でオレンジとかキウイとかよく食べてる人は、別にサプリまで必要じゃないかもしれないってことですよね。

そうですね。食事から十分に摂れている状態なら、上乗せしてもその分が体の外に出るだけのことが多いです。サプリはあくまで食事で補いきれないときの手段として考えるのが自然だと思います。

まとめ:ビタミンCとスタミナ、どう考えるか
ビタミンCと運動の持久力・スタミナの関係を整理すると、こんな結論になります。
- 運動中に増える酸化ストレスに対する抗酸化のはたらきに関わる成分として、研究が蓄積されてきている
- 「確実にスタミナが上がる」とは言い切れないが、「もともと不足していた場合の底上げ」としては注目できる可能性がある
- 鉄の吸収サポートという間接的なルートは、特に鉄が不足しがちな方に意味があるかもしれない
- 形態はアスコルビン酸が基本で、胃が弱い方はバッファード型が選びやすい
- 量は1日500〜1,000mgを食後・または分割で摂るパターンが多い
- 薬を服用中の方・持病のある方は医師や薬剤師にご相談を
「スタミナのための魔法の成分」ではありませんが、食事だけでは補いにくいと感じている方や、運動の回復を気にかけたい方にとって、選択肢のひとつとして検討する価値はある成分だと思います。
よくある質問(FAQ)
Q. ビタミンCはスタミナ・持久力に関係ありますか?
A. 関係があると示唆する研究はありますが、「必ず上がる」と言える段階ではありません。運動中に増える酸化ストレスへの抗酸化のはたらきや、鉄の吸収を助けるルートを通じて持久力をサポートする可能性が研究されています。
Q. 運動する人はビタミンCを何mg摂ればいいですか?
A. 日本人の推奨量は1日100mgですが、運動を習慣にしている方では500〜1,000mgを目安にするケースが多く見られます。ただし2,000mgを超えると胃腸への負担が増えやすいため、少量から試すのが安心です。
Q. ビタミンCはいつ飲むのがいいですか?
A. 朝食後に習慣として飲む方が最も多いです。運動前30〜60分に摂るパターンも見られます。水溶性の成分なので、高用量を摂る場合は1日2〜3回に分けるほうが体の中に保ちやすいとされています。
Q. ビタミンCのサプリ、形態は何を選べばいいですか?
A. まずはベーシックな「アスコルビン酸(Ascorbic Acid)」タイプで十分です。胃が弱い方は、胃にやさしい「バッファード型(エスターC)」が選びやすいです。リポソーマル型は吸収への工夫がされていますが、価格が高めです。
Q. ビタミンCと一緒に摂ると相性のいいサプリはありますか?
A. 鉄との組み合わせは、鉄の吸収を助ける関係として研究が積み重なっています。ビタミンEとの組み合わせは抗酸化の観点から一緒に摂られることがあります。コラーゲンと組み合わせる方もいます。
※ 本品は医薬品ではありません。病気の診断・予防・治療を目的としたものではありません。症状が続く場合・お薬を服用中の方は、医師または薬剤師にご相談ください。
参考にした主な研究・情報源(クリックで展開)
本記事の作成にあたり、運動と抗酸化成分に関する複数の査読済み研究および、厚生労働省「日本人の食事摂取基準」の情報を参照しました。個別の文献情報は末尾の参考文献リストをご覧ください。