
運動後の疲れ、鉄分は足りていますか?
練習が終わったあと、いつまでも体が重い。 翌日になっても脚が残っている気がする。 ちょっと走っただけで息が上がって、「体力が落ちたかな」と思う。
そういう悩みを持ちながら、プロテインや睡眠の質をあれこれ試している方は多いと思います。 でも、見落とされやすいのが「鉄分」です。
運動後の疲れと鉄分の関係は、持久系スポーツの分野でかなり研究が積み重なっています。 特に汗をよくかく人や有酸素運動をコンスタントにやっている人は、普通に生活しているだけでは気づかないうちに鉄分が減っていきやすいことが分かっています。
この記事では、鉄分がリカバリーとどう関わるのか、何がまだ分かっていないのか、そして実際にどう補うかを、研究データと使っている人の声を交えながらまとめました。
運動後の疲れに鉄分が関わる仕組み
鉄分が体の中で何をしているか、まず簡単に整理しておきます。
鉄分の一番大きな役割は、血液中の「ヘモグロビン」という成分をつくることです。 ヘモグロビンは、肺で取り込んだ酸素を全身の筋肉に届ける"運び屋"のような働きをしています。
鉄分が不足すると、このヘモグロビンが十分につくれなくなります。 すると、筋肉に届く酸素が減る。 酸素が届かない筋肉は、動くのにより大きなエネルギーが必要になる。 だから、同じ運動をしているのに「なんかキツい」「やけに疲れる」と感じやすくなるんです。

ヘモグロビンが関係してるって、なんとなく聞いたことあります。でも鉄分と運動後の疲れって、直接つながるんですか?

直接というより「間接的に大きく関わる」という表現が正確ですね。酸素を運ぶ力が落ちると、同じ運動量でも心肺への負担が増えて、疲れを感じやすくなります。ただ、それが鉄分だけの問題かは人によって違います。

そうなんです。「鉄分を足せば疲れが取れる」という単純な話ではなくて、「鉄分が足りていないと、疲れが抜けにくくなる可能性がある」という関係性なんですよね。
もうひとつ、鉄分にはヘモグロビン以外の役割もあります。 筋肉の中にある「ミオグロビン」という成分にも鉄分は使われていて、こちらも筋肉内で酸素を貯めておく働きをしています。 さらに、細胞がエネルギーをつくる場所(ミトコンドリア)が正常に動くためにも鉄分が関わっています。
つまり、鉄分が不足すると「酸素を運ぶ」「酸素を貯める」「エネルギーをつくる」の3つが同時にうまくいかなくなる可能性があります。 これが、鉄分と運動後のリカバリーが結びついている理由です。
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ミトコンドリアの電子伝達系(体の中でエネルギー通貨と呼ばれるATPをつくる経路)には、鉄と硫黄を含むタンパク質(鉄-硫黄クラスター)が複数組み込まれています。このため、鉄分が不足するとヘモグロビンが下がる前の段階から、細胞レベルのエネルギー産生が落ちることがあります。血液検査で「貧血まではいかない」と言われても疲労感が続く場合、この「貯蔵鉄(フェリチン)」の低下が背景にある可能性があります。フェリチンはヘモグロビンとは別の指標で、特に運動習慣のある人では通常の健診では見落とされやすい項目です。

汗と運動が鉄分を「消費」する理由
食事で鉄分を摂っているはずなのに、なぜ運動をする人は不足しやすいのでしょうか。
いくつかの経路があります。
① 汗から失われる 汗の中には少量ですが鉄分が含まれています。 1回の運動でごくわずかでも、毎日の積み重ねでは無視できない量になることがあります。
② 足の衝撃で壊れる(ランナー溶血) これは特にランニングをする人に起きる現象です。 走るたびに足の裏が地面に打ちつけられると、足裏の細い血管の中で赤血球が物理的に壊れます。 壊れた赤血球に含まれる鉄分は、尿として体の外に出ていくことがあります。 特に舗装路をよく走る人に起こりやすいとされています。
③ 消化管から微量に失われる 激しい運動中は消化管への血流が一時的に減り、腸の粘膜が微小なダメージを受けることがあります。 そこから少量の鉄分が失われることが研究で確認されています。
④ 炎症反応が鉄の吸収を一時的に下げる 体が運動によるダメージを修復しようとすると、炎症を抑える物質(ヘプシジン)が増えます。 このヘプシジンが腸での鉄の吸収を一時的に抑えてしまうことが分かっています。

足の裏を踏みつけるだけで赤血球が壊れるんですか。それは知りませんでした。

地味に気になるポイントですよね。長距離を走る人が「なぜか貧血気味になる」と言われる理由のひとつが、まさにこれなんです。
これらが重なると、食事でそれなりに鉄分を摂っていても、消費・損失がそれを上回るケースが起きます。 特に月経のある女性と、継続的にハードな有酸素運動をしている男性が注意が必要とされています。
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ヘプシジン(hepcidin)は、主に肝臓で作られるホルモンの一種です。炎症や感染が起きたとき、また体内の鉄が増えたときに分泌が増え、腸でのフェロポルチン(鉄の輸送タンパク質)を分解することで鉄の吸収をブロックします。激しい運動の直後(特に1〜3時間以内)はヘプシジンの血中濃度が上がることが複数の研究で確認されており、「鉄サプリを飲むタイミング」として注目されている理由のひとつです。運動直後を避けて朝食時に摂るアドバイスが多い背景には、このヘプシジンの動きが関係しています。
研究で分かっていること・まだ分からないこと
「鉄分が不足すると運動パフォーマンスが落ちる」という関係は、かなりの研究で示されています。 ただし、「鉄分を補えば必ず疲れが取れる」とは言い切れない部分もあります。
比較的はっきりしていること
鉄分が不足した状態(特に貯蔵鉄=フェリチンが低い状態)の女性アスリートを対象にした複数の研究では、鉄分を補ったグループのほうが持久系の運動パフォーマンスがやや高い傾向が見られています。
特に注目されているのが、「貧血にまではなっていないが、フェリチンが低い」状態です。 通常の血液検査で「貧血ではない」と言われても、貯蔵鉄が少ない状態で激しい運動を続けていると、疲れやすさや息切れを感じやすくなることが研究で示されています。

いくつかの研究をまとめて分析した報告では、鉄分不足のある人が補充したあとに最大酸素摂取量(体が酸素をどれだけ使えるかの指標)が改善する傾向が見られています。ただし全員に同じ結果が出るわけではなく、もともとどれくらい不足していたかによって差が大きいですね。

「貧血じゃないけどフェリチンが低い」って、自分では分からないですよね。

そうなんです。それが一番引っかかるところで、健診の標準項目にフェリチンは入っていないことが多いので、気になる方は医師に相談して調べてもらうのが確実です。
まだ言えないこと
一方で、「鉄分がもともと足りている人」が追加で摂っても疲れに変化が出るかどうかは、研究によって結果がばらついています。 必要量が満たされている状態でさらに足しても、体は余分な分を吸収しにくい仕組みになっているからです。
また、男性を対象にした研究は女性に比べて数が少なく、「特にアクティブな男性にどの程度当てはまるか」については、まだはっきりした答えが出ていません。
つまり、鉄分とリカバリーの関係は「関係はありそうだが、足りていない人ほど差が出やすく、全員に同じ効果があるとは言えない」という段階です。
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持久系スポーツ選手の鉄分研究では、フェリチン値が30 µg/L(マイクログラム/リットル)を下回る状態を「機能的鉄不足」と捉えるアプローチが増えています。通常の健診では貧血の基準(ヘモグロビン値)で判断されますが、フェリチンはヘモグロビンが正常でも枯渇していることがあり、特に持久系トレーニングを週に4〜5回以上行う人では「貧血ではないが鉄が足りない」状態が珍しくないと報告されています。なお、フェリチンが正常値内にある人に対して鉄補充がパフォーマンス改善につながるかどうかは、現時点では研究間でコンセンサスが得られておらず、むやみな補充は逆に胃腸への負担や酸化ストレスのリスクもあるため、自己判断での大量摂取は推奨されていません。

鉄分の「形態」と選び方
鉄分サプリを選ぶとき、成分表を見ると「○○○鉄」とさまざまな名前があります。 形態によって胃への負担や吸収のされ方が違うので、簡単に整理しておきます。
| 形態(日本語名) | 英語名 | 特徴 |
|---|---|---|
| グリシン酸鉄 | Ferrous bisglycinate | 胃にやさしく吸収されやすい。胃腸が弱めの人に選ばれやすい |
| 硫酸鉄 | Ferrous sulfate | 最も広く研究されている形態。安価だが人によっては胃に重さを感じやすい |
| ヘム鉄 | Heme iron | 動物性食品に含まれる形態に近く、ヘモグロビンへの利用効率が高いとされる |
| グルコン酸鉄 | Ferrous gluconate | 比較的穏やか。コスト面でも使いやすい |

グリシン酸鉄って最近よく見かけますけど、これって何が違うんですか?

グリシン酸鉄(ferrous bisglycinate)は、鉄をアミノ酸のグリシンと結合させたタイプです。鉄がそのままの状態よりも、腸の細胞が取り込みやすい形になっていると報告されています。また、硫酸鉄と比べて胃への刺激が少ない傾向があり、吐き気や胃もたれを感じにくい方が多いようです。

運動をコンスタントにしている方で、「鉄サプリを試したけど胃が重かった」という声を編集部でもよく聞きます。そういう場合はグリシン酸鉄(bisglycinate)を試してみると続けやすくなることがあります。
硫酸鉄(ferrous sulfate)は昔からある形態で、研究数が多く、コストも安めです。 胃が強い方や、価格を重視する方には選ばれています。
ヘム鉄は食品に含まれる鉄に近い形なので、非ヘム鉄(上の3つ)より吸収の邪魔を受けにくいとされています。 ただし動物性由来なので、ベジタリアンの方は確認が必要です。
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非ヘム鉄の吸収率は食事の内容に左右されやすく、コーヒー・紅茶・全粒穀物に含まれるフィチン酸などと一緒に摂ると吸収が下がることが知られています。一方、ビタミンCと一緒に摂ると非ヘム鉄の吸収を高める可能性が複数の研究で示されています(ビタミンCが鉄を吸収しやすい2価鉄の状態に保つためと考えられています)。グリシン酸鉄(bisglycinate)はこの「食事の内容に左右されにくい」という特性が比較研究で示されており、タイミングを選ばずに摂れるという面で使い勝手がよいとされています。
推奨される摂取タイミングと量の目安
タイミングの基本:運動直後は避ける
さきほどヘプシジンの話が出ましたが、激しい運動の直後1〜3時間は、腸での鉄の吸収が一時的に下がることが分かっています。
そのため、鉄サプリは運動直後ではなく、落ち着いたタイミング(朝食時や起床時など)で摂るほうが吸収の観点からは無駄が少ないとされています。
量の目安
日本人の食事摂取基準(厚生労働省)では、成人男性の鉄分の推奨量は1日7.5mgとされています(女性は月経の有無によって異なります)。
サプリの含有量は商品によってかなり幅があります(10mg前後〜65mg以上)。 特に理由なく高用量のものを選ぶ必要はなく、食事から摂れる量を補う程度のものから始めるのが一般的な考え方です。
| タイミング | 推奨度 | 理由 |
|---|---|---|
| 朝食時 | ◎ | ヘプシジン濃度が低い時間帯、食事と一緒で胃への負担が少ない |
| 運動の2時間以上前 | ○ | ヘプシジンが上がる前に摂れる |
| 就寝前 | △ | 空腹だと胃に重さを感じる場合あり |
| 運動直後(1〜3時間以内) | △ | ヘプシジン上昇で吸収が下がりやすい時間帯 |

朝食と一緒に飲むのが一番効率がいい、ってことですね。

それが最も取り組みやすいタイミングだと思います。ただし、カフェイン(コーヒー・紅茶)と同時に飲むと吸収が下がる可能性がありますので、タイミングをずらすか、水やオレンジジュースと合わせるのがおすすめです。

他の成分との組み合わせ
鉄分はひとりで完結するよりも、一緒に摂ると相性がよい成分があります。
ビタミンCと一緒に摂る(定番)
非ヘム鉄の吸収を高める可能性があると最も多く研究されているのがビタミンCです。 鉄サプリと一緒にオレンジジュースや、ビタミンC入りのドリンクと飲む人が多いのは、この考え方が背景にあります。
ビタミンB12 / 葉酸との組み合わせ
赤血球を正常につくるためには、鉄だけでなくビタミンB12や葉酸も必要です。 鉄分とこれらをセットで含む「赤血球サポート系」の複合サプリも市販されています。
避けたほうがよい組み合わせ
- カルシウムと同時:カルシウムが鉄の腸での取り込みを邪魔することがあるため、同じタイミングで大量に摂るのは避けるのが無難です
- 亜鉛と高用量で同時:大量の亜鉛と鉄は腸での吸収で競合することがあります。別のタイミングに分けるか、用量を適切に保てば通常問題にはなりません
- コーヒー・紅茶と同時:タンニンが非ヘム鉄の吸収を下げる可能性があります

組み合わせの話って、「何と飲むか」だけでなく「何と離すか」も大事なんですよね。特にカルシウムと鉄は一緒に飲んでいる方が多いので、気にしてみてください。
注意点と向いていない方
鉄分は「多く摂ればいい」成分ではありません。 体に必要な量は比較的少なく、過剰に摂り続けると体内に蓄積し、胃腸への負担や酸化ストレスのリスクがあることが知られています。
こんな方は事前に医師や薬剤師に相談を
- ヘモクロマトーシス(鉄が体に蓄積しやすい遺伝的体質)の方やご家族にいる方
- お薬を服用中の方(特に一部の抗生物質や甲状腺薬は鉄と相互作用があります)
- 妊娠中・授乳中の方(必要量が変わるため、単独で判断しない)
- 消化器系の疾患がある方
また、「疲れやすい」「息切れが続く」という症状が気になる場合は、サプリで対処する前にまず血液検査でフェリチン・ヘモグロビンを確認することをおすすめします。原因が鉄分以外の場合もありますし、本当に不足しているかどうかを数値で把握してからのほうが、補い方も選びやすくなります。

鉄分は脂溶性ビタミンとは違って水溶性ではなく、体内に蓄積しやすい成分です。「とりあえず多めに飲んでおこう」という考え方は、この成分には特に当てはまりません。気になる症状があれば、まず医師や薬剤師にご相談ください。

実際に選ばれている商品と、そのリアルな飲み方
iHerbで運動後のリカバリーを意識して鉄分サプリを選んでいるユーザーに人気の商品と、実際の飲み方をご紹介します。
Solgar ジェントルアイアン(グリシン酸鉄・25mg)
胃にやさしいグリシン酸鉄(bisglycinate)を使用したタイプ。「鉄サプリで胃がもたれやすかった」という経験がある方に選ばれやすい商品です。

Solgar, Gentle Iron®, 25 mg, 90 Vegetable Capsules
- 形態
- カプセル
- 参考価格2026/06/09時点
- ¥1,811
VitaSort 独自 — みんなの飲み方
参考値iHerb の購入者レビュー 54 件から、この商品の「みんなの飲み方」をまとめました。
1日1カプセルを毎日、または1日おきに飲む方が多い。朝食後や夕食後に飲む人もいる。ビタミンCやオレンジジュースと一緒に飲む工夫をしている人が目立つ。
- 「1日1カプセル、オレンジジュースと一緒に飲んでいる」
- 「夕食後に1日おきに1カプセル飲んでいる」
- 「朝に2〜3カプセルをオレンジジュースと一緒に飲んでいる」
1日の合計服用量(みんなの実際)
- 1錠58%
- 2錠19%
- 3錠以上15%
- 半量8%
飲むタイミング(記載があった人のうち)
- 食後39%
- 朝28%
- 空腹時22%
- 寝る前11%
- 吸収を高めるためビタミンCと一緒に飲む
- 食事と一緒に飲むと飲みやすい
- 1日1回で済む、カプセルのサイズが飲みやすい
- 1日4錠摂取時に下痢と腹痛が発生したため注意が必要
- オレンジジュースと一緒に服用すると吸収が良い
レビューで話題に挙がった変化(言及した人の割合)
- 疲労54%
- その他32%
- お通じ18%
- 気分・ストレス4%
- 肌4%
報告された体調の変化・副作用
- なし80%
- 下痢と腹痛2%
- 複数摂取で便秘になる2%
- 軽い胸焼け2%
NOW Foods アイアン(グルコン酸鉄・36mg)
コストと摂りやすさを両立した定番の鉄サプリ。運動習慣のある方の日常的な補給用として使われているケースが多いです。

NOW Foods, Iron, 36 mg, 90 Veg Capsules
- 形態
- カプセル
- 参考価格2026/06/09時点
- ¥1,702
VitaSort 独自 — みんなの飲み方
参考値iHerb の購入者レビュー 43 件から、この商品の「みんなの飲み方」をまとめました。
1日1カプセル(36mg)を摂る人が多く、医師の指示で2カプセルや隔日服用する人も。朝の空腹時、または夜に食後服用が見られる。
- 「毎晩ビタミンCと一緒に飲んでいる」
- 「1日1カプセルで飲みやすい」
- 「医師の提案で1日2カプセルを夜に飲んでいる」
1日の合計服用量(みんなの実際)
- 1錠67%
- 2錠29%
- 3錠以上4%
飲むタイミング(記載があった人のうち)
- 寝る前33%
- 食後25%
- 朝17%
- 空腹時17%
- 起床時8%
- 1カプセル/日の簡便性
- カプセルが飲みやすい
- カプセルが飲みやすく、ビーガン対応
- カプセルが飲みやすく、胃に優しい
- カプセルが飲みやすく胃に優しい
レビューで話題に挙がった変化(言及した人の割合)
- 疲労50%
- その他40%
- お通じ10%
- 気分・ストレス3%
- 肌3%
報告された体調の変化・副作用
- なし61%
- 空腹時に胃への負担2%
- 胃の不快感2%
- 胃痛2%
NaturesPlus Hema-Plex®(複合処方・ゆっくり溶けるタブレット)
鉄分に加えてビタミンCや葉酸なども含む複合タイプ。赤血球の働きをトータルでサポートしたい方向けの処方です。

NaturesPlus, Hema-Plex®, Iron with Essential Nutrients for Healthy Red Blood Cells, 60 Slow-Release Tablets
- 形態
- タブレット
- 参考価格2026/06/09時点
- ¥3,120
VitaSort 独自 — みんなの飲み方
参考値iHerb の購入者レビュー 34 件から、この商品の「みんなの飲み方」をまとめました。
1日1錠を朝食前30分や朝食時に飲む方が多い。就寝前に飲む人もいる。錠剤が大きめなので半分に割って飲む方や、柑橘ジュース・レモン水と一緒に摂る工夫も見られる。
- 「柑橘ジュースと一緒に飲んでいる」
- 「朝食30分前にレモン水と一緒に摂取」
- 「毎日ではなく週1回だけ飲んでいる」
1日の合計服用量(みんなの実際)
- 1錠90%
- 2錠5%
- 半量5%
飲むタイミング(記載があった人のうち)
- 朝25%
- 空腹時25%
- 食後25%
- 寝る前13%
- 起床時13%
- 1日1回で飲みやすいサイズ
- 1日1錠で便利
- タブレットが半分に分割できる大きさ
- タブレットのサイズが大きいが、利点が重みを上回る
- 吸収を高めるため朝食30分前に摂取し、レモン水を追加している
レビューで話題に挙がった変化(言及した人の割合)
- 疲労56%
- その他30%
- 気分・ストレス11%
- 肌11%
- お通じ4%
- 睡眠4%
報告された体調の変化・副作用
- なし62%
- にきび3%
- 消化系への負担3%
- 腎臓痛3%
- 膨満感3%
21st Century アイアン(硫酸鉄・65mg、コスパ重視)
1粒あたりの含有量が多め(65mg)でコストが低い、硫酸鉄タイプ。胃腸が丈夫で価格重視の方に選ばれています。ただし含有量が多いため、用量・用法は商品表示に従い、不安な方は医師に相談を。

21st Century, Iron, 65 mg, 120 Tablets
- 形態
- タブレット
- 参考価格2026/06/09時点
- ¥840
VitaSort 独自 — みんなの飲み方
参考値iHerb の購入者レビュー 56 件から、この商品の「みんなの飲み方」をまとめました。
1日1錠を朝またはメインの食事と一緒に飲む人が多い。ビタミンCやオレンジジュースと一緒に飲む工夫や、胃痛対策で就寝前に飲む人もいる。
- 「1日1錠を朝、オレンジジュースと一緒に飲んでいる」
- 「胃痛があるので寝る前に2錠飲んでいる」
- 「朝に葉酸と一緒に飲んでいる」
1日の合計服用量(みんなの実際)
- 1錠87%
- 2錠7%
- 3錠以上7%
飲むタイミング(記載があった人のうち)
- 朝36%
- 食後36%
- 寝る前18%
- 空腹時9%
- 粒が飲みやすい
- 粒が小さく飲みやすい
- 食事と一緒に飲む
- カプセルが飲みやすい
- コーティング錠で食事の前に飲める余裕ができる
レビューで話題に挙がった変化(言及した人の割合)
- 疲労50%
- その他44%
- お通じ3%
- 気分・ストレス3%
- 肌3%
- 足の攣り・筋肉3%
報告された体調の変化・副作用
- なし32%
- わずかな胃痛2%
- 便秘2%
- 便秘(整腸薬との併用時)2%
- 嘔吐感2%
まとめ:鉄分とリカバリー、今日から意識できること
長くなりましたが、要点を整理します。
- 鉄分は酸素の運搬・筋肉への貯蔵・エネルギーづくりに関わる、運動する人に特に重要なミネラル
- 汗・衝撃による溶血・炎症反応(ヘプシジン上昇)など、運動することで鉄分が失われやすくなる経路が複数ある
- 研究では、フェリチンが低い状態での補充が持久パフォーマンスのサポートにつながる可能性が示されている。ただし「足りていない人ほど差が出やすい」という関係で、全員に同じ結果が出るわけではない
- 飲むタイミングは朝食時が使いやすい。運動直後はヘプシジンの関係でやや不向き
- 形態はグリシン酸鉄(bisglycinate)が胃にやさしく吸収されやすいとされ、最近選ばれやすい
- 過剰摂取はリスクがあるため、量の調整や医師への相談が大切
「疲れが取れない」「息切れが続く」という悩みがある方は、まず一度フェリチンの値を確認してみるところから始めるのが一番確実です。 その上で、食事と上手に組み合わせながら、自分に合う補い方を見つけていけるといいと思います。
※ 症状が続く場合・お薬を服用中の方は、医師または薬剤師にご相談ください。
よくある質問
Q. 鉄分サプリは運動後すぐに飲んでもいいですか?
A. 激しい運動の直後1〜3時間は、体の炎症反応によって腸での鉄の吸収が一時的に下がりやすい状態になります。吸収の観点からは、運動が落ち着いてからや翌朝の食事のタイミングに飲むほうが無駄が少ないとされています。
Q. 貧血と言われていないのに鉄分サプリを飲む意味はありますか?
A. 「貧血ではないがフェリチン(貯蔵鉄)が低い」状態の人が、鉄分を補うことで持久系パフォーマンスの維持に役立てた可能性を示す研究報告があります。ただし、フェリチン値を確認せずに試すよりも、一度血液検査で現状を把握してからのほうが、補い方も判断しやすくなります。
Q. 鉄分とプロテインは一緒に飲んでいいですか?
A. 一般的には問題ないとされています。ただし、プロテインにカルシウムが多く含まれる場合(ミルク系)は、鉄の吸収に影響することがあります。気になる方はタイミングをずらすか、水ベースのプロテインと合わせるとよいでしょう。
Q. 鉄分サプリで便秘や胃もたれが起きることはありますか?
A. 硫酸鉄(ferrous sulfate)のような旧来の形態では、胃もたれや便秘を感じる方が一定数います。グリシン酸鉄(ferrous bisglycinate)は胃への負担が比較的少ないとされており、そういった経験がある方に選ばれやすい形態です。症状が続く場合は服用を中断し、医師や薬剤師にご相談ください。
Q. 女性と男性で鉄分の必要量は違いますか?
A. はい、異なります。月経のある女性は月経による鉄分の損失があるため、推奨量が男性より高く設定されています。また、運動強度や食事内容によっても変わるため、サプリの用量はパッケージの表示を確認し、迷ったら医師・薬剤師に相談することをおすすめします。
参考文献(クリックで展開)
- Burden RJ, et al. Is iron treatment beneficial in, iron-depleted but non-anaemic (IDNA) endurance athletes? A systematic review and meta-analysis. Br J Sports Med. 2015.
- Sim M, et al. Iron considerations for the athlete: a narrative review of dietary iron requirements, absorption and supplementation. Open Access J Sports Med. 2019.