
集中力・記憶力が気になる働く世代へ
午後3時すぎ、会議室で話を聞きながら「さっき何を言っていたっけ」と内心焦ったことはありませんか。 朝は元気なのに、昼を過ぎると頭の回転が鈍くなる。名前がスッと出てこない。読んだ文章が頭に入ってこない。
「年齢かな」と片付けそうになりますよね。でも、その前に確認しておきたいことがあります。
ここ数年、ビタミンD3と頭のはたらきの関わりを調べた研究が少しずつ積み重なっています。まだ「これを飲めば集中できる」と断言できる段階ではないものの、「もともと足りていなかった人に変化が見られた」という報告が出ているのは事実です。
この記事では、ビタミンD3と集中力・記憶力の関係について、現時点で分かっていることと分かっていないことを正直にお伝えします。あわせて、実際の飲み方のパターンや選び方のポイントもまとめました。
ビタミンD3と「頭のはたらき」、どんな関係があるの?
ビタミンD3と聞くと、骨や歯のイメージが強いかもしれません。でも実は、体の中にビタミンDの受け取り口(受容体)が脳にも存在することが確認されています。
骨のために必要な栄養素が、なぜ脳にも届くのか——少し不思議に感じますよね。

ビタミンDって骨のためのものじゃないんですか?脳にも関係するって初めて聞きました。

骨のイメージが強いのは確かですね。でも脳の神経細胞にもビタミンDを取り込む仕組みがあることは研究で確認されています。ただ、「だから集中力が上がる」と直結するかどうかは、もう少し慎重に見る必要があります。

そうですね。「骨だけじゃない」という部分が、最近注目されている理由のひとつです。
ビタミンD3が脳のはたらきと関わる可能性として、研究者たちがよく取り上げるのは次のような仕組みです。
- 神経どうしの情報のやりとりを支える: 脳内では神経細胞が信号を送り合っていますが、その信号の材料となる物質(神経伝達物質)の合成に、ビタミンDが関わる可能性があると報告されています
- 神経細胞を守る働きに関与: 脳の神経細胞が傷つきにくい環境を整える仕組みに、ビタミンDが一部関わっているとする研究があります
- 炎症をしずめる方向に働く: 体の中で過剰な炎症が起きると、脳のはたらきにも影響が出やすいとされています。ビタミンDにはその炎症をしずめる方向に働きかける側面があると報告されています
ただし、これらはあくまで「こういう仕組みがあるかもしれない」という段階の話です。「ビタミンD3を飲めば集中力が上がる」と証明されているわけではない点は、最初に正直にお伝えしておきます。
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ビタミンDの脳への関与として、研究で言及されることが多い物質のひとつに「セロトニン」があります。セロトニンは気分や注意力に関わる神経伝達物質で、ビタミンDがその合成を助けるステップに関わっている可能性があるとされています。また、脳の海馬(記憶に関わる部位)にビタミンDの受容体が豊富に存在することも報告されています。ただし、これらはヒトを対象にした大規模な検証がまだ少なく、「仕組みとして考えられる」段階を超えていないものも多くあります。

研究で分かっていること、まだ分かっていないこと
正直に言うと、「ビタミンD3を飲んだら集中力・記憶力が上がった」という強い証拠は、まだ出そろっていません。
でも、「全然関係ない」わけでもありません。現時点の研究から見えているのは、大きく2つのことです。
「足りていない人」に変化が見られた研究がある
複数の観察研究(多くの人の血液中のビタミンD量と認知機能を調べたもの)では、ビタミンDの量が少ない人ほど、記憶力や注意力のテストの点数が低い傾向がある、という結果が報告されています。
ここで大事なのは「傾向がある」という表現です。「ビタミンDが足りないから点数が低い」のか、「もともと不健康な生活をしている人はビタミンDも少なくなりがち」なのか——どちらが原因かは、観察研究だけでは断言できません。
ある大規模な調査では、数千人規模の成人を数年間追いかけて調べた結果、ビタミンDが低めのグループでは認知機能に関するスコアの下がり方が大きい傾向があった、と報告されています。ただし、この調査でも「ビタミンDを補ったから改善した」というデータではなく、あくまで「状態の相関」を見たものです。

つまり、一緒に動いているのは分かるけど、原因かどうかは別の話、ということですか?

そのとおりです。研究では、ビタミンDが多い人のほうが認知機能のスコアが高い傾向は報告されています。でも「ビタミンDを補ったから上がった」という話とは、やはり少し違います。
補充した時の研究は、まだ結果がまちまち
ビタミンDを実際に補ったグループとそうでないグループを比べた研究(介入研究)は少しずつ増えています。一部の研究では「もともと足りていなかった人に補充したところ、注意力のテストでよい結果が出た」という報告があります。
一方で、「もともと足りていた人に追加しても変化が見られなかった」という報告も同時に存在します。
今の段階でいえることをまとめると、こうなります。
| 分かっていること | まだ分かっていないこと |
|---|---|
| ビタミンDが低い人は認知機能スコアも低い傾向がある | 補うことで誰でも変化するかどうか |
| 脳にビタミンDの受け取り口が存在する | どのくらいの量・期間が適切か |
| もともと足りていなかった人に変化が見られた報告がある | 長期的な変化のデータ |
つまり、「まず自分がビタミンDを足りているか確認する」ことが、最初の一歩として最も意味があります。
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日本人を含む東アジアの成人を対象にした研究でも、血中のビタミンD濃度と認知機能テストの関係を調べたものがあります。特に屋内での作業時間が長く、日光を浴びる機会が少ない都市部の働く世代では、ビタミンDが低くなりやすい傾向が指摘されています。オフィスワーカーの場合、夏でも日中にほとんど外に出ない日が続くと、食事だけで必要量を補うのが難しい場合があるとされています。
日本の働く世代は、そもそも足りていないことが多い
「自分は普通に生活しているから大丈夫」と思いたいところですが、実は日本の働く世代でビタミンDが不足しがちな人は少なくありません。
その主な理由は3つです。
① 日光を浴びる時間が短い ビタミンDは食事からも摂れますが、皮膚が日光(紫外線)を受けることで体の中で作られる量のほうが、実は大きな割合を占めています。デスクワーク中心の生活では、日中に外に出る時間が数分しかない日もありますよね。冬や梅雨の季節はさらに紫外線が少なくなります。
② 食事だけでは補いにくい ビタミンDを多く含む食品は、脂の乗った魚(サーモン、さば、さんまなど)・きのこ類・卵黄など。毎日こまめに食べている人は少ないのが現実です。
③ ストレスや睡眠不足が重なる これは直接の原因ではありませんが、ストレスが多い状態が続くと生活習慣全体が乱れやすく、日光を浴びる機会も食事の質も下がりがちです。

私自身も、在宅での作業が増えてから健康診断でビタミンDが低めと言われたことがありました。外に出ない日が続いただけで、こんなに変わるんだと驚きましたね。

え、そうなんですか!外に出てないだけで変わるんですね……。
食事と日光だけでは補いにくいというのが、多くの働く世代がビタミンD3のサプリメントに関心を持つ理由の一つになっています。

「みんなの飲み方」— 実際の服用パターンを見てみると
ここからは、VitaSort編集部が集計した実際の服用パターンをご紹介します。iHerbで多く選ばれているビタミンD3商品のレビューと服用記録をもとにしたデータです。
よく見られる服用の傾向(一般論)をまとめると、次のようなパターンに分かれます。
- 朝食と一緒に飲む人が多い: ビタミンD3は脂溶性(油に溶けるタイプ)の成分なので、食事と一緒のほうが体に取り込みやすいとされています。朝食が一番習慣にしやすいという理由も大きいようです
- 週に数回、まとめて飲む人も: 毎日ではなく「週3〜4回」「週末だけ多めに」という飲み方をしている人も一定数います。脂溶性なので体にためやすい性質があるためです
- 数か月続けて様子を見る: 「2週間で何かが変わる」というより、「2〜3か月続けてから振り返ってみた」という声が多い印象です
以下に、実際にiHerbで多く選ばれている商品のデータをご紹介します。
VitaSort 独自 — みんなの飲み方
参考値iHerb の購入者レビュー 87 件から、この商品の「みんなの飲み方」をまとめました。
1日1粒を毎日飲む人が多く、冬場や日照不足の時期に利用される方が目立ちます。隔日で1粒(平均2500IU相当)や、1日に複数回に分けて飲む方もいます。
- 「毎朝カプセルを1粒飲んでいます」
- 「夫婦で5000IUを1日おきに飲んで6ヶ月続けました」
- 「夏は2000IU、冬は5000IUを飲んでいます」
1日の合計服用量(みんなの実際)
- 1錠98%
- 2錠2%
飲むタイミング(記載があった人のうち)
- 朝50%
- 食後38%
- 起床時12%
- 粒が小さく飲みやすい
- 粒が小さく飲み込みやすい
- 粒が小さく非常に飲みやすい
- 食事と一緒だと飲みやすい
- 3錠の2000IU製品から1錠の5000IU製品に変更して利便性向上、粒がゲル状で飲みやすい
※ 下は「レビューで何が話題になったか」の集計です。効果があったかどうかを聞いたものではありません。自発的に投稿されたレビューが母体で、無作為に選んだものではありません。
レビューで話題に挙がった変化(言及した人の割合)
- 疲労68%
- 気分・ストレス44%
- その他20%
- 睡眠10%
- 足の攣り・筋肉5%
報告された体調の変化・副作用
- なし61%
- のどに詰まることがある1%
- 少し変わった味1%
- 軽い魚の匂い/味1%
- 魚の臭いがする(味はしない)1%
VitaSort 独自 — みんなの飲み方
参考値iHerb の購入者レビュー 71 件から、この商品の「みんなの飲み方」をまとめました。
1日1粒(5,000 IU)を毎日飲む方が多く、冬は10,000 IUに増やす方も。食事と一緒に摂取する方が一般的です。
- 「1日1粒で済むので便利」
- 「食事と一緒に飲んでいます」
- 「K2と併用しています」
1日の合計服用量(みんなの実際)
- 1錠96%
- 3錠以上4%
飲むタイミング(記載があった人のうち)
- 食後50%
- 寝る前25%
- 昼13%
- 朝13%
- 粒が小さく飲みやすい
- カプセルが小さく飲みやすい
- 粒が小さく飲みやすい、余韻がない
- 1日1回だけ飲みたい場合に適している、粒が小さく飲みやすい、味が良い、ボトルが数ヶ月持つ
- K2がD3の吸収をより良くする
※ 下は「レビューで何が話題になったか」の集計です。効果があったかどうかを聞いたものではありません。自発的に投稿されたレビューが母体で、無作為に選んだものではありません。
レビューで話題に挙がった変化(言及した人の割合)
- 疲労57%
- 気分・ストレス48%
- その他30%
- 睡眠3%
報告された体調の変化・副作用
- なし39%
VitaSort 独自 — みんなの飲み方
参考値iHerb の購入者レビュー 73 件から、この商品の「みんなの飲み方」をまとめました。
1日1粒(5,000 IU)を毎日摂取している方が多く、食事と一緒に飲む、朝に飲む、夜にマグネシウムと一緒に飲むなどの工夫が見られます。1日2粒で10,000 IUを摂る方や、週に数回飲む方もいます。
- 「1日1粒だけで済むので便利」
- 「食事と一緒に飲んでいる」
- 「朝にオメガ3と一緒に摂取」
1日の合計服用量(みんなの実際)
- 1錠94%
- 3錠以上5%
- 2錠2%
飲むタイミング(記載があった人のうち)
- 食後44%
- 朝22%
- 寝る前11%
- 就寝1時間前11%
- 昼11%
- 粒が小さく飲みやすい
- 粒が小さく飲みやすい、味がない
- 粒が小さく、飲みやすい
- ソフトジェルが小さく飲みやすい
- ポーショニングが実用的
※ 下は「レビューで何が話題になったか」の集計です。効果があったかどうかを聞いたものではありません。自発的に投稿されたレビューが母体で、無作為に選んだものではありません。
レビューで話題に挙がった変化(言及した人の割合)
- 疲労61%
- 気分・ストレス49%
- その他27%
- 睡眠2%
- 肌2%
- 足の攣り・筋肉2%
報告された体調の変化・副作用
- なし55%
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脂溶性ビタミン(A・D・E・K)は、水溶性ビタミン(B群・C)と違い、体の脂肪組織や肝臓に蓄えておける性質があります。そのため、毎日欠かさず同じ量を飲まなくても、週に数回まとめて補う方法も一定の合理性があると考えられています。ただし、同じ理由から「摂りすぎが体にたまりやすい」という点もあるため、過剰摂取には注意が必要です。上限を超えた場合に体への負担が生じる可能性があります。
どの形態が使われているか
ビタミンD3のサプリメントにはいくつかの形態がありますが、市場で最も広く流通しているのはソフトジェルカプセル(オイルに溶かしたもの)です。
ビタミンD3は油に溶けるタイプの成分なので、オイルと一緒に封じ込めたソフトジェル形態は体への取り込みやすさという点で合理的と考えられています。
| 形態 | 特徴 |
|---|---|
| ソフトジェル(オイル入り) | 油に溶けた状態で封じ込めているため、体に取り込まれやすいとされる。最も広く使われている |
| ドロップ(液体) | 量を細かく調整しやすい。子どもや錠剤が苦手な方に向いている |
| タブレット・カプセル(粉末) | 持ち運びやすい。食事との組み合わせがより重要になる |
| グミ | 飲みやすさで選ぶ人に向く。糖分が含まれる場合がある |
iHerbで多く選ばれているのは、ソフトジェルタイプです。魚由来のゼラチン(フィッシュゼラチン)を使ったものはベジタリアン・ヴィーガン対応ではありませんが、豚・牛ゼラチンを避けたい方には向いている選択肢です。植物性カプセルのものも存在します。
推奨される摂取タイミングと量の目安
飲むタイミング
食事中または食後すぐが最も合理的とされています。特に脂質を含む食事(卵・ナッツ・魚・オリーブオイルなど)と一緒に摂ると、体への取り込みが促進されやすいと考えられています。
空腹時や水だけで飲むのは避けたほうが無難です。
| タイミング | 向き・不向き |
|---|---|
| 朝食と一緒 | ◎ 習慣にしやすい。脂質を含む食事なら取り込みやすい |
| 昼食と一緒 | ○ 問題ない。食べ忘れに注意 |
| 夕食と一緒 | ○ 脂質を含む食事が多い夕食は向いている |
| 空腹時・水のみ | △ 脂溶性のため、取り込みが弱くなる可能性がある |
| 就寝直前 | △ 影響は少ないが、習慣にしにくい |
量の目安
目安として、1日あたり400〜1,000 IU(10〜25μg)程度を1日の補充量として紹介していることが多いです。ただし、iHerbで多く流通している製品には5,000 IU(125μg)のものも多くあります。

5,000 IUって多くないですか?1日の目安が1,000 IUなら、5倍ですよね?

鋭い疑問です。厚生労働省が定める日本人の食事摂取基準では、成人の1日の上限量は100μg(4,000 IU)とされています。5,000 IUは上限を超える量になります。「多くの人が選んでいる」という事実と「自分に合う量かどうか」は別の話ですので、特に長期間飲む場合は医師や薬剤師にご相談いただくことをおすすめします。

まずは少ない量から始めて様子を見るのが安心ですね。気になる方は健康診断や血液検査でビタミンD濃度を調べてみるのも一つの方法です。
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日本の食事摂取基準(2020年版)では、ビタミンDの成人の目安量は1日8.5μg(340 IU)、耐容上限量は100μg(4,000 IU)と設定されています。一方、米国の食品栄養委員会は上限を4,000 IUとしつつ、研究によっては短期的に5,000 IUを用いたものもあり、「一般的な補充量」として海外で流通しているものが必ずしも日本の基準に合っているわけではありません。過剰なビタミンDは血中カルシウム濃度の上昇(高カルシウム血症)につながる可能性があります。長期的に高用量を使う場合は専門家への相談が特に重要です。

他の成分との組み合わせ
ビタミンD3と一緒に語られることが多い成分があります。それぞれの関係を簡単に整理しておきます。
ビタミンK2(特にMK-7)
ビタミンD3を摂取すると体内でのカルシウムの吸収が促されます。ビタミンK2には、そのカルシウムを骨に適切に届ける働きに関わるとされているため、一緒に組み合わせるユーザーが多いです。集中力・記憶力との直接の関係ではありませんが、「バランスを整える」観点から言及されます。
オメガ3(EPA・DHA)
脳の神経細胞の膜を構成する成分として知られるオメガ3脂肪酸。ビタミンD3と同様に脂溶性であり、一緒に摂っても問題はないとされています。脳のはたらきを気にかける人がビタミンD3と合わせて選ぶことが多い組み合わせです。
マグネシウム
ビタミンDが体の中で使われる形に変わる(活性化する)過程に、マグネシウムが関わっているとされています。マグネシウムが不足していると、ビタミンDを補っても十分に活用されにくくなる可能性があると指摘する研究者もいます。
| 組み合わせ成分 | 一緒に選ばれる理由 |
|---|---|
| ビタミンK2 | カルシウムのバランスを整える観点から |
| オメガ3 | 脳の神経細胞を気にかける観点から |
| マグネシウム | ビタミンDの活性化を助ける観点から |
組み合わせは「全部必要」というわけではありません。まず1種類から試して、生活習慣や食事と照らし合わせながら考えるのが現実的です。

複数の成分を一度に始めると、何が自分に合っているか分かりにくくなることもあります。まず1種類から始めて、1〜2か月様子を見るのが判断しやすいですよ。
実際に選ばれている商品と、そのリアルな飲み方
ここでは、iHerbで多く選ばれているビタミンD3の商品をご紹介します。「気になった方の参考になれば」という趣旨で取り上げます。購入を急かすものではなく、選択肢のひとつとして見ていただければ幸いです。
California Gold Nutrition / Vitamin D3(90粒・360粒)

California Gold Nutrition, Vitamin D3, 125 mcg (5,000 IU), 90 Fish Gelatin Softgels
- 形態
- ソフトジェル
- 参考価格2026/06/08時点
- ¥893

California Gold Nutrition, Vitamin D3, 125 mcg (5,000 IU), 360 Fish Gelatin Softgels
- 形態
- ソフトジェル
- 参考価格2026/08/07時点
- ¥4,715
NOW Foods / Vitamin D-3(120粒・240粒)

NOW Foods, Vitamin D-3, High Potency, 125 mcg (5,000 IU), 120 Softgels
- 形態
- ソフトジェル
- 参考価格2026/06/09時点
- ¥1,184

NOW Foods, Vitamin D-3, High Potency, 5,000 IU, 240 Softgels
- 形態
- ソフトジェル
- 参考価格2026/06/09時点
- ¥2,097
どちらもソフトジェルタイプで、1粒あたり5,000 IUの製品です。前述のとおり、この量は日本の食事摂取基準の上限を超えていますので、「毎日必ず飲まなければ」と考えず、飲み方を自分に合わせて調整するか、かかりつけ医や薬剤師にご相談されることをおすすめします。

注意点と向いていない方
過剰摂取に注意
ビタミンD3は脂溶性のため、体にたまりやすい性質があります。摂りすぎると、体の中のカルシウム濃度が上がりすぎる可能性があります。だるさ・吐き気・食欲の低下などが続く場合は、摂取量を見直してください。
以下の方はとくに注意または専門家への相談を
- 腎臓に持病がある方: ビタミンDの活性化は腎臓で行われるため、腎機能が低下している場合は影響が出やすい可能性があります
- 高カルシウム血症の診断を受けている方: 症状を悪化させる可能性があります
- お薬を服用中の方: 一部の薬(利尿剤・抗けいれん薬など)とビタミンDが影響し合う可能性があります
- 妊娠中・授乳中の方: 必要量・上限量が通常と異なります。必ず医師にご相談ください
「集中力・記憶力に必ず変化が出る」わけではない
繰り返しになりますが、ビタミンD3は「飲めば頭がよくなる」成分ではありません。もともとビタミンDが不足していた方が適切に補ったときに、何らかの変化を感じる可能性があると報告されている、という段階のお話です。
集中力・記憶力への関わりを期待するなら、ビタミンD3だけに頼るより、睡眠・運動・食事のバランスを整えることが土台になります。サプリメントはその土台のうえで、足りていない部分を補う位置づけとして考えるのが現実的です。

記事でも何度かお伝えしましたが、まず「自分はビタミンDが足りているか」を確認することが一番の出発点だと思います。気になる方は次の健康診断で血液検査に追加してみるのもよいかもしれません。

なんか、むやみに「これを飲めばいい」じゃなくて、自分の状態を知ることが大事なんですね。

そのとおりです。気になる症状が続く場合や、お薬を服用中の方は、まず医師や薬剤師にご相談ください。
まとめ — ビタミンD3と集中力・記憶力ケアのポイント
- ビタミンD3と頭のはたらきの関係は、観察研究で「足りていない人のほうがスコアが低い傾向がある」と報告されているが、「飲めば誰でも変化する」とはまだ言えない段階
- 脳にビタミンDの受け取り口(受容体)が存在することは確認されており、関わりの仕組みについての研究は続いている
- デスクワーク中心・外出が少ない・魚を食べる機会が少ない働く世代は、ビタミンDが不足しがちな傾向がある
- 飲むなら食事と一緒(脂質を含む食事が理想)。朝食時が習慣にしやすい
- 量の目安は1日10〜25μg(400〜1,000 IU)。5,000 IU製品は日本の基準の上限を超えるため、長期使用は専門家への確認を
- 腎臓の持病がある方・薬を服用中の方は必ず医師・薬剤師にご相談を
「まず自分はビタミンDが足りているかどうか」を知るところから始めてみてください。血液検査で確認できますので、次回の健康診断に追加してみるのも一つの方法です。
※ 症状が続く場合・お薬を服用中の方は、医師または薬剤師にご相談ください。
よくある質問(FAQ)
Q. ビタミンD3は集中力や記憶力のケアに関係がありますか? A. 現時点の研究では、ビタミンDが不足している人のほうが認知機能のスコアが低い傾向があると報告されています。ただし「飲めば誰でも集中力が上がる」とは言えず、まず自分の状態(不足しているかどうか)を確認することが出発点になります。
Q. ビタミンD3はいつ飲むのがいいですか? A. 脂溶性の成分なので、食事と一緒に飲むのが基本です。脂質を含む朝食・夕食のタイミングが取り込みやすいとされています。空腹時や水だけでの服用は避けたほうが無難です。
Q. 1日何IU(μg)が目安ですか? A. 日本の食事摂取基準では成人の目安量は1日8.5μg(約340 IU)、上限は100μg(4,000 IU)です。iHerbで流通している5,000 IU製品は上限を超えるため、長期使用の際は医師や薬剤師に確認することをおすすめします。
Q. ビタミンD3と一緒に摂るといい成分はありますか? A. ビタミンK2・マグネシウム・オメガ3(DHA・EPA)と組み合わせることが多いです。ただし最初から複数を始めると自分に何が合っているか分かりにくくなるため、まず1種類から様子を見るのが現実的です。
Q. 腎臓が弱い場合もビタミンD3を飲んでいいですか? A. 腎臓はビタミンDを体で使える形に変える大切な臓器です。腎臓に持病がある方は、自己判断で補充せず、必ず医師にご相談ください。
参考文献(クリックで展開)
- Annweiler C, et al. "Vitamin D and cognitive performance in adults: a systematic review." European Journal of Neurology. 2009. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19453383/
- Llewellyn DJ, et al. "Vitamin D and Risk of Cognitive Decline in Elderly Persons." Archives of Internal Medicine. 2010. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/20625021/
- 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkouiryou/kenkou/eiyou/syokujikijyun.html