マグネシウムと手足の冷え、その関係とは
手足が冷たくて、夜なかなか寝つけない。 カイロを貼っても、靴下を二枚重ねにしても、どこかスッキリしない。
「冷えは体質だから仕方ない」と諦めていませんか?
そんな方の間で、少しずつ注目されているのがマグネシウムというミネラルです。血管や筋肉の働きに関わるとされていて、手足の血のめぐりとの関連も研究で調べられています。
この記事では、冷え性・手足の冷えとマグネシウムの関係を、研究で分かっていること・まだ言えないこと、そして実際のiHerbユーザーのリアルな飲み方まで、できるだけ分かりやすくまとめました。
手足の冷えとマグネシウム、どんな関係があるの?
そもそも冷え性とは、外が特別寒いわけでもないのに手先・足先・お腹などが慢性的に冷たく感じる状態のことです。日本人女性の過半数が悩んでいるとも言われていて、20代から50代以上まで幅広い年代に見られます。
冷えの原因はさまざまですが、そのひとつとして「末梢の血のめぐりが滞りやすい」という体の仕組みがよく挙げられます。
マグネシウムはここに関わってくるミネラルです。

マグネシウムって筋肉や睡眠のイメージがあったんですが、冷えとも関係があるんですか?

実は関係があると言われているんです。マグネシウムは体の中でとても幅広い役割を持っていて、その中に血管のしなやかさや、筋肉の緊張を和らげる働きも含まれています。

はい。マグネシウムは血管の壁を作っている平滑筋(なめらかな筋肉)のはたらきに関わっています。この筋肉が過度に緊張すると、血管が細くなって末梢まで血が流れにくくなる、という仕組みが考えられています。
もう少し具体的に見ていきましょう。
なぜマグネシウムが注目されるのか — 体の仕組みから

体の中でマグネシウムはどんな役割をしているか、冷えと関係するところだけ絞ってご説明します。
血管の壁をゆるめる働き
血管の外側には平滑筋という筋肉が張り巡らされています。この筋肉が縮みすぎると血管が細くなり、末梢(手先・足先)まで血が届きにくくなります。
マグネシウムは、カルシウムと引っ張り合う(拮抗する)関係にあります。カルシウムは筋肉を縮める方向に働き、マグネシウムはその反対に、筋肉をゆるめる方向に働くとされています。
つまり、マグネシウムが少ないと、カルシウムの「縮める力」が優位になりやすく、血管が必要以上に締まりやすい状態になるかもしれない——そういう仕組みが考えられています。
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生理学的には、マグネシウムはカルシウムチャネルの調節に関わっています。細胞の中にカルシウムが過剰に流れ込むのを穏やかに抑える働きがあるとされており、「天然のカルシウム拮抗薬」と呼ばれることもあります。
血管平滑筋においてこの仕組みが働くと、血管が過度に収縮するのを穏やかに抑えられる可能性があります。ただし、これはあくまで細胞レベルの話であり、「マグネシウムを摂れば手足が温まる」と直結するほど単純な話ではありません。体全体の血流は自律神経・ホルモン・体温調節など、たくさんの仕組みが複雑に絡み合って調整されています。
自律神経と筋肉のこわばりにも関わる
冷え性の方に多いのが、自律神経の乱れや、緊張からくる肩・首のこわばりです。これらも末梢の血のめぐりに影響すると言われています。
マグネシウムは神経が高ぶりすぎるのを落ち着かせる働きにも関与しているとされています。ストレスが多い生活が続くと、体がマグネシウムを普段より多く消費してしまうとも言われており、忙しい現代人が不足しやすい理由のひとつでもあります。

じゃあ、ストレスが多い人ほど冷えやすいのかも……?

直接の因果関係とまでは言えませんが、ストレスが多い→マグネシウムが消費される→体のいろんな調整が乱れやすい、という流れは理屈としてはあり得ます。「冷え・睡眠の乱れ・肩こり」がセットで来る方は、マグネシウム不足を気にしてみる価値はあるかもしれません。
日本人は足りていないことが多い
厚生労働省の食事摂取基準では、成人女性で1日約270〜290mg、成人男性で1日約320〜370mg程度のマグネシウムが目安とされています。
ところが、実際の日本人の平均摂取量はこの目安を下回っているケースが多いとされています。玄米・海藻・ナッツ・豆類などに多く含まれていますが、現代の食生活ではこれらを毎日十分に食べる機会は少ないですよね。

研究で分かっていること、まだ分からないこと
マグネシウムと血のめぐり・冷えの関係については、研究がいくつか行われています。ただし正直に言うと、「冷え性にマグネシウム、これで決まり」と断言できるほど証拠が揃っているわけではありません。
現時点で分かっていることと、まだ言えないことを整理しておきます。
分かっていること
血管の緊張をゆるめる方向の働きがある
マグネシウムが血管の平滑筋に働きかけ、血管を適度にゆるめる方向に関与するという研究はいくつか報告されています。高血圧に関する研究の中で、マグネシウムを補った人のほうが末梢血管の柔軟性が保たれやすい傾向が見られたものもあります。
不足すると神経や筋肉が過敏になりやすい
マグネシウムが不足すると、神経が過敏になったり、筋肉がこわばったりしやすいことは複数の研究で繰り返し報告されています。手足のつり(こむら返り)との関連も調べられており、「足がつりやすい+冷える」という症状を合わせ持つ方では、マグネシウム不足を気にかけてみる視点は持ちやすいです。
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マグネシウムと末梢血流・冷え性を直接結びつけた大規模な臨床試験は、現時点ではまだ多くありません。一方、マグネシウムと血圧・血管機能を調べた研究をまとめた分析(複数の試験をひとまとめにして調べたもの)では、マグネシウムを補うことで末梢血管の抵抗が下がる傾向が示唆されているものが存在します。末梢血管抵抗が下がる=末梢まで血が流れやすくなる、という意味なので、冷えへの関わりを考える研究者もいます。ただし対象は「高血圧の人」であることが多く、冷え性の人全般に当てはまるかは現段階では不明です。
まだ言えないこと
「マグネシウムを飲めば冷えが解消する」とは言えない
冷え性は体質・自律神経・ホルモンバランス・鉄分不足・筋肉量など、たくさんの原因が絡み合っています。マグネシウムはそのうちのひとつのピースにすぎません。
「マグネシウムを補ったら冷えが解消した」という声は実際のレビューにも見られますが、すべての人に同じ体験が起きるわけではありません。

研究の現状を正直に言うと、「冷え性×マグネシウム」だけを直接調べた質の高い試験はまだ少ないです。ただ、マグネシウム不足と体のいろんな不調の関係は研究が積み重なっていますので、冷え以外にも「なんか調子がいまひとつ」と感じている方は、まず食事から見直してみるのが最初の一歩だと思います。

「マグネシウムで冷え性が完全に解消する」とは言い切れないけれど、「体のいろんな仕組みに関わるミネラルで、不足しがちな栄養素」というのは確かなんですよね。

みんなの飲み方 — iHerbユーザーのリアルな声から
iHerbのレビューを見ていると、マグネシウムを冷え性目的で摂り始めた方の投稿は少なくありません。そこから見えてくる傾向をいくつかご紹介します(個人の体験であり、全員に同じ体験が起きるわけではありません)。
よく見られる飲み方のパターン
- 就寝前(夜)に飲む人が多い。「睡眠の質を大切にしながら、冷えも一緒に気にかけたい」という声が目立つ
- 最初は100〜200mgから始めて、体の反応を見ながら量を調整するパターン
- 食事と一緒に摂るか、夕食後に摂るケースが多い(空腹時に摂るとお腹が緩くなりやすいため)
- 鉄分サプリやビタミンB群と組み合わせている女性ユーザーが多い
以下は、iHerbで実際に選ばれているマグネシウムと、そのリアルな飲み方データです。
実際に選ばれている商品と飲み方
Doctor's Best High Absorption Magnesium(グリシン酸型・キレート)

Doctor's Best, High Absorption Magnesium Lysinate Glycinate、キレート化、Albion®(アルビオン)TRAACS®(トラックス)、タブレット240粒(1タブレットあたり100mg)
- 形態
- タブレット
- 1回量
- 200mg
- 参考価格2026/06/07時点
- ¥3,348
- mg 単価
- ¥0.140/mg
VitaSort 独自 — みんなの飲み方
参考値iHerb の購入者レビュー 70 件から、この商品の「みんなの飲み方」をまとめました。
夜寝る前に1〜2粒飲む方が多く、粒が大きいため半分に割ったり噛み砕いたりする工夫も見られます。朝晩に分けて飲む方や、食事時に飲む方もいます。
- 「夜寝る前とお昼の後に飲んでます」
- 「寝る前に2粒飲んでます」
- 「毎日夕食時に一粒服用します」
1日の合計服用量(みんなの実際)
- 2錠36%
- 1錠24%
- 半量24%
- 3錠以上15%
飲むタイミング(記載があった人のうち)
- 寝る前66%
- 朝22%
- 空腹時5%
- 就寝1時間前3%
- 昼3%
- 食後3%
マグネシウムは、筋肉や神経が正常に働くのを助ける必須ミネラルとされています。不足すると足がつりやすくなることも知られています。こうした働きから、一日の終わりの習慣として寝る前に取り入れる人が多いようです。
〔出典: NIH ODS Magnesium Fact Sheet〕
- 粒が大きいので飲みにくい
- 1つに50mgなので分けて飲みやすい
- カルシウムとの過剰摂取を避けるため。粒が大きいので半分に割るため
- サイズが大きいが、縦長タイプなので縦に飲み込めばスルッと飲める
- タブレットのサイズが大きいので4分割して飲みやすくしている
※ 下は「レビューで何が話題になったか」の集計です。効果があったかどうかを聞いたものではありません。自発的に投稿されたレビューが母体で、無作為に選んだものではありません。
レビューで話題に挙がった変化(言及した人の割合)
- 睡眠41%
- 足の攣り・筋肉30%
- お通じ24%
- 気分・ストレス20%
- 疲労11%
- その他9%
報告された体調の変化・副作用
- なし26%
- オナラがよく出る1%
- お腹がゆるくなることがある1%
- お腹が張りやすい1%
- ガスが増えた1%
NOW Foods Magnesium Citrate(クエン酸型)

NOW Foods, Magnesium Citrate, 240 Veg Capsules (133 mg per Capsule)
- 形態
- カプセル
- 1回量
- 3 veg caps
- 参考価格2026/06/09時点
- ¥4,047
VitaSort 独自 — みんなの飲み方
参考値iHerb の購入者レビュー 56 件から、この商品の「みんなの飲み方」をまとめました。
就寝前に2〜4カプセル飲む人が多く、朝食前や夕食時に飲む人もいます。カプセルを開けて水に混ぜる飲み方をする人もいます。
- 「就寝時に4〜5カプセル飲んでいます」
- 「就寝前に2カプセル飲んでいます」
- 「カプセルを開けて水に混ぜています」
1日の合計服用量(みんなの実際)
- 2錠44%
- 3錠以上39%
- 1錠13%
- 半量4%
飲むタイミング(記載があった人のうち)
- 寝る前52%
- 食後20%
- 朝16%
- 就寝1時間前4%
- 昼4%
- 空腹時4%
マグネシウムは、筋肉や神経が正常に働くのを助ける必須ミネラルとされています。不足すると足がつりやすくなることも知られています。こうした働きから、一日の終わりの習慣として寝る前に取り入れる人が多いようです。
〔出典: NIH ODS Magnesium Fact Sheet〕
- カプセルあたりの用量が調整に適している
- カプセルが飲みやすい、胃に優しい
- カプセルが飲みやすく、用量調整が簡単で消化不快感がない
- カプセルのサイズは水で飲みやすい
- カプセルを開いて水に混ぜて飲む
※ 下は「レビューで何が話題になったか」の集計です。効果があったかどうかを聞いたものではありません。自発的に投稿されたレビューが母体で、無作為に選んだものではありません。
レビューで話題に挙がった変化(言及した人の割合)
- 睡眠57%
- お通じ49%
- 足の攣り・筋肉49%
- 気分・ストレス30%
- 疲労9%
- その他2%
報告された体調の変化・副作用
- なし48%
- 味が最適ではない2%
- 強い下剤効果2%
Life Extension Magnesium Caps

Life Extension, Magnesium Caps, 500 mg, 100 Vegetarian Capsules
- 形態
- カプセル
- 参考価格2026/06/08時点
- ¥1,446
VitaSort 独自 — みんなの飲み方
参考値iHerb の購入者レビュー 47 件から、この商品の「みんなの飲み方」をまとめました。
1日1カプセル(500mg)を就寝前に飲む人が多く、人によっては朝晩2回に分けたり、ストレス時に追加で飲む使い方もある。
- 「1日1カプセルを就寝前に飲んでいます」
- 「朝と夕方に1カプセルずつ飲んでいます」
- 「ストレスを感じた時に2カプセル飲みます」
1日の合計服用量(みんなの実際)
- 1錠81%
- 2錠19%
飲むタイミング(記載があった人のうち)
- 寝る前79%
- 就寝1時間前16%
- 朝5%
マグネシウムは、筋肉や神経が正常に働くのを助ける必須ミネラルとされています。不足すると足がつりやすくなることも知られています。こうした働きから、一日の終わりの習慣として寝る前に取り入れる人が多いようです。
〔出典: NIH ODS Magnesium Fact Sheet〕
- 1日1錠で済むため便利
- カプセルが大きいのが嫌い
- カプセルが滑らかで飲みやすい
- カプセル型で飲みやすい
- パウダーから液体に溶かす必要がなくなった
※ 下は「レビューで何が話題になったか」の集計です。効果があったかどうかを聞いたものではありません。自発的に投稿されたレビューが母体で、無作為に選んだものではありません。
レビューで話題に挙がった変化(言及した人の割合)
- 睡眠56%
- 足の攣り・筋肉46%
- お通じ27%
- 気分・ストレス24%
- その他7%
報告された体調の変化・副作用
- なし51%
- IBS症状が悪化した2%
- 不眠2%
- 夜中に何度も起床2%
- 強すぎると下剤効果がある可能性2%
21st Century Magnesium(コスパ重視)

21st Century, Magnesium, 250 mg, 110 Tablets
- 形態
- タブレット
- 1回量
- 1 tablet
- 参考価格2026/06/08時点
- ¥502
VitaSort 独自 — みんなの飲み方
参考値iHerb の購入者レビュー 51 件から、この商品の「みんなの飲み方」をまとめました。
1日1〜2錠を夜間や就寝前に飲む方が多く、食事と一緒に摂る人も見られます。錠剤を半分に割って125mgで調整する工夫も。
- 「夜に飲んでいます」
- 「1日2錠飲んでいます」
- 「就寝前に1錠、メラトニンと一緒に」
1日の合計服用量(みんなの実際)
- 1錠73%
- 2錠20%
- 3錠以上3%
- 半量3%
飲むタイミング(記載があった人のうち)
- 寝る前58%
- 就寝1時間前15%
- 朝12%
- 食後12%
- 昼3%
マグネシウムは、筋肉や神経が正常に働くのを助ける必須ミネラルとされています。不足すると足がつりやすくなることも知られています。こうした働きから、一日の終わりの習慣として寝る前に取り入れる人が多いようです。
〔出典: NIH ODS Magnesium Fact Sheet〕
- 飲みやすい
- カルシウムと一緒に配合されているため、吸収に関連がある
- キャップサイズと薬のサイズが良い
- タブレットサイズがほとんどより小さい
- 便利な用量(1日1錠)、飲みやすい・ほぼ無味無臭、かみやすい
※ 下は「レビューで何が話題になったか」の集計です。効果があったかどうかを聞いたものではありません。自発的に投稿されたレビューが母体で、無作為に選んだものではありません。
レビューで話題に挙がった変化(言及した人の割合)
- 睡眠69%
- 足の攣り・筋肉48%
- その他17%
- 気分・ストレス17%
- お通じ10%
報告された体調の変化・副作用
- なし51%
- お腹がゆるくなった2%
- めまい2%
- 吐き気2%

同じマグネシウムでも、いろんな種類があるんですね。どれを選べばいいか迷いそうです……

それが次のセクションで説明する「形態(タイプ)の違い」です。実はここが、選ぶときに一番差が出るポイントなんです。
形態(タイプ)の違いを知っておくと選びやすい
マグネシウムにはいくつかの「形態(型)」があり、それぞれ吸収のされ方や胃への負担が異なります。どの型を選ぶかで、体感や続けやすさが変わることがあります。
| 形態 | 特徴 | こんな人に向きやすい |
|---|---|---|
| グリシン酸型(glycinate) | 胃にやさしく穏やか。吸収されやすい | 胃腸が弱め・はじめて試す方 |
| クエン酸型(citrate) | 吸収率が比較的高い。お腹が緩くなりやすい人は量に注意 | バランスよく使いたい方 |
| リンゴ酸型(malate) | 体のエネルギーづくりに関わるとされる。疲れも気になる方に選ばれやすい | 冷え+だるさが気になる方 |
| 酸化型(oxide) | コストが安い。ただし吸収率は他の型より低め | まずコスパ重視で試したい方 |
| スレオン酸型(threonate) | 脳への移行率が高いとされる。睡眠や気分を大切にしたい方に選ばれやすい | 冷え+睡眠が気になる方 |
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マグネシウムの形態による吸収率の違いは複数の研究で調べられています。酸化マグネシウムの吸収率は比較的低く(腸内で溶けにくい)、グリシン酸型・クエン酸型・リンゴ酸型は吸収率が高い傾向があると報告されています。ただし「吸収率が高い=より多く体に届く」は正しいのですが、「より冷えに効きやすい」とは一概には言えません。吸収率の違いは「同じ量を摂ったとき、どれだけ血中に届くか」の話であり、その先の体内での働きは個人差が大きいです。はじめて試す場合は、胃への負担が少なく続けやすいグリシン酸型かクエン酸型から始めるのが、実際のユーザー選択でも多いパターンです。

研究では、グリシン酸型(glycinate)は胃腸への負担が少なく吸収率も比較的高いと報告されています。はじめてマグネシウムサプリを試す方には選びやすい型のひとつです。

いつ・どのくらい飲むのがよいか
タイミングについて
| タイミング | メリット | 注意点 |
|---|---|---|
| 夕食後・就寝前 | 多くのユーザーが選ぶパターン。体をゆるめたい時間帯に合わせやすい | 空腹で飲むとお腹が緩くなることがある |
| 食事中・食後 | 胃への刺激を和らげやすい | 食事の内容によっては吸収に影響することがある |
| 朝 | 習慣づけしやすい | 日中に眠気を感じる人は少ない |
多くのユーザーが「夜寝る前」を選んでいます。マグネシウムが神経を落ち着かせる方向に関わることから、「夜に飲んで体をゆっくりゆるめる」という使い方が自然と広まっているようです。
摂取量の目安
日本人の食事摂取基準では、成人女性でおおむね1日270〜290mg、成人男性で320〜370mgが目安とされています。
サプリメントで補う場合は、食事でどのくらい摂れているかを意識しながら、まず1日100〜200mg程度から始めてみるのが現実的です。上限については、食品由来のマグネシウムは過剰になりにくいですが、サプリメントで一度に多く摂りすぎるとお腹が緩くなることがあります(下痢・軟便)。「緩くなりにくい形態を選ぶ」「少量から始める」「空腹時を避ける」の3つを意識するだけでかなり違います。

100〜200mgから始めて、様子を見ながら増やすんですね。メモしました!

そうです。いきなり高用量から始めなくていいですよ。特にお腹が敏感な方は最初は少量から。
他の成分との組み合わせ
マグネシウムは他のいくつかの栄養素と合わせて摂られることが多いです。冷えが気になる方が意識しやすい組み合わせをいくつかご紹介します。
ビタミンB6
マグネシウムがスムーズに体内で使われるためにはビタミンB6が関わっているとされています。マグネシウムとビタミンB6がセットで配合されているサプリも多く、冷えやPMS(生理前の不調)が気になる女性の間で選ばれやすい組み合わせです。
鉄分
手足の冷えは鉄分不足(特に貧血気味の方)でも起きやすいと言われています。冷えが気になる20〜40代女性の方は、鉄分もまず確認してみる価値があります。なお、鉄とマグネシウムは一緒に摂っても問題ありませんが、腸での吸収が競合することがあるという報告もあるため、タイミングをずらす(朝に鉄、夜にマグネシウムなど)という飲み方を選ぶ方もいます。
ビタミンD
ビタミンDはカルシウムの吸収を助けますが、マグネシウムもビタミンDの活性化に関わっていると報告されています。冬に冷えが悪化しやすい方は、日照不足によるビタミンD不足も合わさっている可能性があります。マグネシウム+ビタミンDの組み合わせは、寒い時期の体のケアを意識したい方の間で選ばれています。
カルシウム
カルシウムとマグネシウムは「一緒に摂るもの」というイメージがありますが、バランスに注意が必要です。カルシウムを多く摂りすぎると相対的にマグネシウムが不足しやすくなる、という関係があります。「カルシウムはサプリで積極的に補っているが、マグネシウムはほとんど摂っていない」という方は、バランスを見直してみると良いかもしれません。
もっと詳しく知りたい方へ(クリックで展開)
カルシウムとマグネシウムの比率については、2:1(カルシウム:マグネシウム)が理想的という考え方が広く知られています。ただし、これは厳密な比率というよりも「マグネシウムを極端に少なくしないように」という目安に近いものです。特定の比率にこだわるよりも、「マグネシウムをしっかり補う」ことを意識するほうが実用的です。なお、カルシウムのサプリを高用量(1日1000mg以上)摂っている場合、マグネシウムが相対的に不足しやすいという指摘が栄養学の分野でされています。

注意点と向いていない方
お腹が緩くなりやすい
マグネシウムは腸に水分を引き寄せる性質があり、一度に多く摂るとお腹が緩くなることがあります。これは特に酸化型(oxide)で起きやすいとされています。便秘ケアとして酸化マグネシウムを使う場合はむしろこの性質を活かすのですが、冷え対策でサプリを選ぶなら、グリシン酸型やクエン酸型のほうが胃腸への負担は少なめです。
腎機能が低下している方は注意
マグネシウムは腎臓から排泄されます。腎機能に心配がある方がマグネシウムを補う場合は、事前に医師や薬剤師にご相談ください。
一部の薬との相互作用
特定の抗生物質(テトラサイクリン系など)や薬とマグネシウムは、互いの吸収に影響することがあると報告されています。薬を服用中の方は、サプリを追加する前に必ず医師または薬剤師にご相談ください。

マグネシウムは比較的安全なミネラルとされていますが、腎臓に持病がある方や何か薬を飲まれている方は、自己判断でサプリを追加するよりも、まずかかりつけの先生に相談することを強くお勧めします。
まとめ:マグネシウムと冷えの付き合い方
| ポイント | まとめ |
|---|---|
| 関係の確かさ | 血管や筋肉の働きへの関与は報告あり。「冷えが解消する」とは言えないが、不足しがちな栄養素として注目される |
| 選ぶ形態 | グリシン酸型(胃にやさしい)・クエン酸型(吸収率高め)が使いやすい |
| 飲むタイミング | 夕食後〜就寝前が人気。空腹時は避けるのがコツ |
| 量の目安 | まず1日100〜200mgから試す |
| 組み合わせ | ビタミンB6・鉄・ビタミンDと合わせる人が多い |
| 注意点 | 摂りすぎるとお腹が緩くなる。腎機能に不安がある方・薬服用中の方は医師に相談 |
冷え性は一朝一夕で変わるものではありませんが、「毎日足りていないかもしれない栄養素を見直す」という視点は、続けていく価値があります。
食事でマグネシウムが足りていないと感じる方は、まず玄米・ナッツ・豆類・海藻などを食事に取り入れることから始めてみてください。それでも「もう少し補いたい」と思ったとき、サプリメントを選択肢のひとつにしてみるのがよいと思います。
※ 症状が続く場合・お薬を服用中の方は、医師または薬剤師にご相談ください。 ※ 本品は医薬品ではありません。病気の予防・治療を目的としたものではありません。
よくある質問
Q. マグネシウムは冷え性にどのくらいで体感が出ますか?
A. 個人差が大きいため「○週間で必ず変わる」とは言えません。iHerbのレビューでは「2〜4週間続けて変化を感じ始めた」という声が多く見られますが、冷え性の原因は人によって異なるため、あくまでひとつの参考として捉えてください。
Q. マグネシウムのサプリは朝と夜、どちらに飲むほうがよいですか?
A. どちらでも大丈夫ですが、多くのユーザーは夕食後〜就寝前を選んでいます。神経を落ち着かせる方向への関わりから、夜に飲む方が続けやすいという声が多いです。朝に習慣づけたい方は朝食後でも問題ありません。
Q. マグネシウムを食事から摂るには何を食べればよいですか?
A. 玄米・豆腐・納豆・アーモンドなどのナッツ類・わかめや昆布などの海藻類・ほうれん草などに多く含まれています。これらを日々の食事に意識的に取り入れるのが基本です。
Q. マグネシウムとカルシウムは一緒に飲んでもよいですか?
A. 一緒に摂っても問題はありませんが、カルシウムを大量に摂ると相対的にマグネシウムが不足しやすくなるという関係があります。カルシウムサプリを多く摂っている方は、マグネシウムも意識して補うとバランスが取りやすいと言われています。
Q. マグネシウムを摂るとお腹が緩くなりますか?
A. 一度に多く摂ると、下痢や軟便が起きることがあります。特に酸化型(oxide)で起きやすいと言われています。少量から始める・食後に摂る・グリシン酸型やクエン酸型を選ぶ、の3つで緩くなりにくくなる場合が多いです。
参考にした研究・情報源(クリックで展開)
- 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」マグネシウムの項
- NIH Office of Dietary Supplements, Magnesium Fact Sheet for Health Professionals (https://ods.od.nih.gov/factsheets/Magnesium-HealthProfessional/)
- マグネシウムと末梢血管機能に関する分析研究(複数試験をまとめたもの、PubMed収載)