緊張しやすい体質とビタミンB群の関係
プレゼンの前日、なぜか眠れない。 会議で自分の番が来ると、声が震える。 初対面の人と話すだけで、手のひらが汗ばむ。
「緊張しすぎ」と自分を責めてしまうこと、ありませんか?
実は、こういった「あがりやすさ」や「緊張しやすさ」には、体の栄養状態が関係しているかもしれないという研究報告があります。その中で注目されているのがビタミンB群です。
この記事では、ビタミンB群が緊張しやすい体質とどう関わっているのか、研究で分かっていること・まだ分かっていないこと、そして実際にiHerbユーザーがどんな飲み方をしているかを、できるだけ分かりやすくまとめました。
ビタミンB群と「緊張しやすい体」の関係——まずここだけ押さえて
ビタミンB群とは、B1・B2・B6・B12・葉酸・ナイアシン・パントテン酸・ビオチンなど、「B」と名のつくビタミンをまとめた総称です。どれか一種類ではなく、複数がチームで働くのがこのグループの特徴です。
これらが体の中で担っている役割のひとつが、神経が正常にはたらくための下支えです。
神経は、体中に信号を送るための「電線」のようなもの。その電線をうまく機能させるために、ビタミンB群が必要な場面があります。特にB1・B6・B12は、神経の維持に関わるとされており、不足すると神経の調子が乱れやすくなることがあるとされています。
また、ビタミンB群は「セロトニン」や「GABA」といった、気分を落ち着かせるのに関わる物質をつくる過程にも関係しています。これらが十分につくられないと、ちょっとしたことで不安を感じやすくなったり、神経がたかぶりやすくなったりすることがあるとも言われています。

セロトニンって、よく「幸せホルモン」って言われるやつですよね?それとビタミンBが関係してるんですか?

そうですね。セロトニンはトリプトファンというアミノ酸からつくられるんですが、その変換にビタミンB6が関わっています。B6が少ないと、材料があっても「変換の道具」が足りない、という状態になりやすいんです。

一種類だけ気にすればいいわけじゃなくて、B群全体をバランスよく補う、というのがポイントになりますね。
ただし、ここで正直に伝えておきたいのは、「ビタミンB群を飲めば緊張がなくなる」という話ではないということです。研究の段階では「関係がありそう」「不足していると出やすい」という報告があるレベルであり、「飲めば確実に変わる」とまでは言えません。
なぜ「神経のビタミン」と呼ばれるのか——体の中でのはたらき
ビタミンB群が神経に関わると言われる理由を、もう少し具体的に見てみましょう。
B1(チアミン)——エネルギーと神経のはたらきを支える
脳や神経は、体の中でもとくにたくさんのエネルギーを使う場所です。B1は、食べたものからエネルギーを取り出す過程に欠かせないビタミン。B1が不足すると、脳や神経へのエネルギー供給が滞りやすくなります。
また、B1は神経の伝達物質(信号を送るための物質)の合成にも関わっています。慢性的なストレスや、糖質が多い食生活では消費が増えやすいとされており、現代の生活スタイルと相性が悪いビタミンのひとつでもあります。
B6(ピリドキシン)——気分に関わる物質をつくる
先ほどのセロトニンの話に加えて、B6はGABAというアミノ酸の一種が体の中でつくられるときにも関与しています。GABAは「神経が高ぶりすぎるのをしずめる働き」があると知られており、不足すると神経がたかぶりやすくなる可能性があると考えられています。

GABAって、ガム売り場でよく見るやつですよね。あれって本当に意味があるんですか?

食品やガムに入っているGABAそのものを摂ることと、体の中でGABAをつくることはまた別の話なんです。B6は、体がGABAを自分でつくるのを助ける役割に関わっているという点で注目されています。
B12と葉酸——神経の「鞘(さや)」を守る
神経の外側には「ミエリン鞘(しょう)」という薄い膜が巻きついていて、これが電線の絶縁体のような役割を果たしています。B12と葉酸は、この膜を正常に保つのに関わるとされています。膜が傷つくと信号の伝達が乱れやすくなり、さまざまな神経症状の原因になることが知られています。
ナイアシン(B3)——ストレス応答に関わる
ナイアシンはストレスを受けたときに体が使うコルチゾール(いわゆる「ストレスホルモン」)の代謝に関わる酵素のはたらきを支えるとされています。ストレスが多い時期にナイアシンの消費が増えることがあるとも言われており、緊張しやすい場面が多い人には気にしておきたい成分のひとつです。
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ナイアシンはNAD(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)という補酵素の前駆体として機能します。NADはエネルギー産生のほか、DNA修復や細胞のストレス応答にも関わる分子で、体内でのナイアシン需要はストレス負荷が高いほど増加すると考えられています。ナイアシンアミド(ニコチンアミド)とナイアシン(ニコチン酸)という2つの形態があり、一般的なBコンプレックスサプリにはどちらかが含まれています。フラッシュ反応(皮膚の赤み・ほてり)はニコチン酸型に多く、ニコチンアミド型ではほぼ起こりません。

研究で分かっていること——「関係はありそう」だが「誰でも確実」ではない
ビタミンB群と気分・ストレス・緊張の関係を調べた研究は複数あります。ただし、率直に言うと「飲めば確実に緊張がなくなる」という段階のデータではありません。「関係はありそうだが、人によって差がある」というのが現時点での正直なところです。
ビタミンB群とストレス・気分の関係
健康な成人を対象にビタミンB群を複数週間補ってもらった研究では、プラセボ(偽薬)と比べてストレス感や疲労感が軽減したと報告したグループがありました。「仕事上のストレスを感じている人」を対象にしたものもあり、気分の落ち込みや不安感が軽くなったと答えた人の割合が高かったという報告もあります。
とはいえ、こういった研究には「どんな人に、どのくらいの量を、どれくらいの期間」という条件がさまざまあり、結果がきれいにそろっているわけではありません。もともとビタミンB群が不足していた人ほど変化を感じやすかったという報告もあるため、「不足がある人ほど恩恵を受けやすい可能性がある」という見方もできます。
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ビタミンB群とストレス・気分の関係を調べた代表的な研究として、オーストラリアの研究グループが行った職場のストレスを抱える成人を対象としたランダム化比較試験があります。被験者数は60名規模で、高用量のビタミンBコンプレックス(B群全体を補う形)を3ヶ月間摂取したグループで、仕事上のストレスや精神的な疲労感のスコアが低下したと報告されました。ただし被験者数が少なく、再現性の確認がまだ十分とは言えません。また別の系統的レビューでは、B群全体ではなくB12単独や葉酸単独の研究もあり、「どのBが主役か」はまだ明確になっていない点が正直なところです。
ビタミンB6と不安感の関係
別の研究では、高用量のビタミンB6を数週間補った人のグループで、「不安を感じやすい」という感覚が軽くなったと報告した例があります。脳内でのGABA産生との関係が理由として検討されています。ただし「高用量」の部分には注意が必要で、通常のサプリに含まれる量を大幅に超えた設定での研究もあり、日常的な補給で同じ結果が出るとは限りません。

「高用量」って、具体的にどのくらいですか?普通のサプリで大丈夫かどうか心配で。

研究で使われた量は1日100〜300mgという設定のものもあり、通常のBコンプレックスサプリに含まれるB6の量(多くて50mg前後)とは差があります。B6は過剰摂取で神経症状が出ることがあると知られているので、普通のサプリの範囲で使う分には心配しすぎなくていいですが、単品で高用量を摂るのは注意が必要です。気になる方は薬剤師に確認するのが安心です。
まとめると
- ビタミンB群が「神経のはたらきを支える」という役割は根拠がある
- ストレスや気分との関係を調べた研究はあるが、結果にばらつきがある
- 「不足がある人が補う」という文脈でのデータは比較的あるが、「十分足りている人が追加で摂っても確実に変わる」とは言えない
- 「緊張ゼロになる」というものではなく、神経のはたらきをサポートする栄養素として考えるのが自然

「みんなの飲み方」——iHerbユーザーの実際の服用パターン
「研究より、実際に飲んでいる人の話が聞きたい」という方も多いですよね。ここでは、iHerbでビタミンBコンプレックスを購入したユーザーのレビューや服用報告から見えてくる傾向をまとめます。
よく見られる服用パターン
- 朝食と一緒に1粒がもっとも多いパターン。「朝の1粒で気持ちが整う気がする」という声が目立ちます
- 仕事が始まる前に飲むという使い方をしている人も。「プレゼン前の週だけ集中して飲む」という期間限定派も一定数います
- ストレスが多い時期だけ飲むという使い方も。「残業が続く月はB群をプラスしている」という声がありました
- 飲み始めて「尿が黄色くなった」と驚く人が多いですが、これはB2(リボフラビン)の影響で体に害はありません

尿が黄色くなるのって、飲みすぎってことじゃないんですか?

水溶性ビタミンのB2は、余った分が尿と一緒に出ていくんです。黄色くなるのはその証拠で、飲みすぎのサインというより「ちゃんと吸収されて代謝されている」サインとも言えます。ただし、異常なほど濃い場合や体調不良が続く場合は別です。
iHerbで選ばれているBコンプレックス商品と飲み方データ
以下は、ビタミンBコンプレックスとして実際にiHerbで購入されている商品です。それぞれの「みんなの飲み方」統計もあわせてご覧ください。

Life Extension, BioActive Complete B-Complex, 60 Vegetarian Capsules
- 形態
- カプセル
- 参考価格2026/06/09時点
- ¥1,705
VitaSort 独自 — みんなの飲み方
参考値iHerb の購入者レビュー 58 件から、この商品の「みんなの飲み方」をまとめました。
1日1〜2カプセルを朝食時または朝に飲む人が多い。推奨は2カプセルだが、1カプセルで続ける人も目立つ。
- 「健康的な食事なら1日1カプセルで十分」
- 「推奨は2カプセルだが自分は1カプセル飲んでいる」
- 「朝食と一緒に1カプセル飲んでいる」
1日の合計服用量(みんなの実際)
- 1錠57%
- 2錠33%
- 3錠以上5%
- 半量5%
飲むタイミング(記載があった人のうち)
- 食後45%
- 朝34%
- 寝る前11%
- 昼11%
- 飲みやすい
- カプセルが良いサイズで飲みやすい
- カプセルが飲みやすい、胃に優しい
- カプセルが飲みやすく、胃に優しい
- カプセルサイズが小さく飲みやすい
※ 下は「レビューで何が話題になったか」の集計です。効果があったかどうかを聞いたものではありません。自発的に投稿されたレビューが母体で、無作為に選んだものではありません。
レビューで話題に挙がった変化(言及した人の割合)
- 疲労83%
- 気分・ストレス40%
- その他13%
- 睡眠10%
- 肌3%
- 足の攣り・筋肉3%
報告された体調の変化・副作用
- なし43%
- わずかなフラッシング2%
- 尿がオレンジ色になった2%
- 尿の色が黄色くなる2%
- 消化不快感(食事なしの場合)2%

NOW Foods, B-50, 100 Veg Capsules
- 形態
- カプセル
- 1回量
- 1 veg caps
- 参考価格2026/06/09時点
- ¥2,021
VitaSort 独自 — みんなの飲み方
参考値iHerb の購入者レビュー 52 件から、この商品の「みんなの飲み方」をまとめました。
1日1カプセルを朝食後や午前中に飲む人が多い。午後10時以降は避ける飲み方も。カプセルは小さめで飲みやすいとの声が目立つ。
- 「1日1カプセルを昼食と一緒に飲んでいる」
- 「朝に1錠飲んでいる」
- 「朝10時より前に飲む。それより遅いと自分には遅すぎる」
1日の合計服用量(みんなの実際)
- 1錠93%
- 半量7%
飲むタイミング(記載があった人のうち)
- 朝46%
- 食後31%
- 昼15%
- 空腹時8%
- カプセルが飲みやすい
- 1粒で全B系が摂取できるため便利。水分補給が必要
- 50mgを選択(100mgよりも過剰にならないため)
- カプセルサイズが小さく飲みやすい
- カプセルに強いビタミン臭がなく飲みやすい、滑らかなカプセル
※ 下は「レビューで何が話題になったか」の集計です。効果があったかどうかを聞いたものではありません。自発的に投稿されたレビューが母体で、無作為に選んだものではありません。
レビューで話題に挙がった変化(言及した人の割合)
- 疲労84%
- 気分・ストレス35%
- その他16%
- 肌5%
- 足の攣り・筋肉3%
報告された体調の変化・副作用
- なし44%
- ナイアシンフラッシュ(温かい、チクチク感)2%
- ナイアシンフラッシュ(皮疹と熱波)2%
- 最初はげっぷが出た2%
- 尿が明るい黄色になる2%

Thorne, Basic B Complex, 60 Capsules
- 形態
- カプセル
- 1回量
- 1 capsule
- 参考価格2026/06/09時点
- ¥4,372
VitaSort 独自 — みんなの飲み方
参考値iHerb の購入者レビュー 35 件から、この商品の「みんなの飲み方」をまとめました。
1日1カプセルを朝食後や昼食後に飲む人が多い。カプセルが大きめなので食後の摂取が一般的。2日に1回や1日おきなど頻度を調整する人もいる。
- 「1日1カプセルを朝食と一緒に飲んでいる」
- 「昼食後に飲むと胃に優しい」
- 「2〜3日に1回のペースで飲んでいる」
1日の合計服用量(みんなの実際)
- 1錠64%
- 半量27%
- 2錠9%
飲むタイミング(記載があった人のうち)
- 食後75%
- 朝25%
- 飲みやすい
- カプセルが小さく飲みやすい
- カプセルの形状が飲みやすい
- サイズと包装が使いやすい
- ビタミンB6の含有量が高いため、毒性を避けるため
※ 下は「レビューで何が話題になったか」の集計です。効果があったかどうかを聞いたものではありません。自発的に投稿されたレビューが母体で、無作為に選んだものではありません。
レビューで話題に挙がった変化(言及した人の割合)
- 疲労61%
- その他33%
- 気分・ストレス28%
- 睡眠11%
- お通じ6%
報告された体調の変化・副作用
- なし40%
- ピルの味が戻ってくる3%
- 体臭3%
- 吐き気3%
- 尿の色が変わる3%

21st Century, B-Complex plus Vitamin C, 100 Tablets
- 形態
- タブレット
- 1回量
- 1 tablet
- 参考価格2026/06/09時点
- ¥1,166
VitaSort 独自 — みんなの飲み方
参考値iHerb の購入者レビュー 34 件から、この商品の「みんなの飲み方」をまとめました。
1日1錠を朝食後に飲む方が多い。半錠に割って飲む人もいる。空腹時は避け、食後に水で飲むのが一般的。
- 「毎朝1錠飲んでいる」
- 「1日半錠ずつ飲んでいる」
- 「空腹では飲まない方が良い」
1日の合計服用量(みんなの実際)
- 1錠93%
- 半量7%
飲むタイミング(記載があった人のうち)
- 朝45%
- 空腹時27%
- 寝る前9%
- 起床時9%
- 食後9%
- B複合ビタミンは空腹時の方が吸収が良い。ただし胃の問題がある場合は食後1時間を推奨(アスコルビン酸ビタミンC含有のため)
- カプセルが飲みやすく、食事と一緒に摂取すると胃に優しい
- カプセルサイズが小さく飲みやすい
- サイズが小さいので飲みやすい
- サイズが管理しやすい
※ 下は「レビューで何が話題になったか」の集計です。効果があったかどうかを聞いたものではありません。自発的に投稿されたレビューが母体で、無作為に選んだものではありません。
レビューで話題に挙がった変化(言及した人の割合)
- 疲労67%
- 気分・ストレス22%
- 肌19%
- その他11%
- 睡眠7%
- 足の攣り・筋肉4%
報告された体調の変化・副作用
- なし38%
- 空腹時に吐き気3%
どの「形態」が使われているか——B50・B100・メチル化型の違い
ビタミンBコンプレックスのサプリを選ぼうとすると、「B50」「B100」「メチル化」といった言葉が並んでいて迷いますよね。簡単に整理します。
B50とB100の違い
「B50」「B100」は含まれている各ビタミンBの量(mg・mcg単位)の目安を示しています。
| 種類 | 各Bの含有量の目安 | こんな人に選ばれやすい |
|---|---|---|
| B50 | 各50mg/mcg前後 | 日常的な補給として初めて試す方 |
| B100 | 各100mg/mcg前後 | ストレスが多い時期に多めに補いたい方 |
どちらが「良い」ではなく、日常使いならB50から始めて体の反応を見るのが無難です。B100は量が多い分、尿の変色が強く出やすいですが、体に害があるわけではありません。
メチル化型(active forms / methylated)とは
最近増えてきたのが「メチル化型」と呼ばれる形態のBコンプレックスです。特にB12(メチルコバラミン型)と葉酸(メチル葉酸型)が「メチル化されている」かどうかが注目されています。
一般的なサプリに入っているシアノコバラミン(B12の一般的な形)やフォリン酸(葉酸の一般的な形)は、体内で変換されてはじめて使える形になります。一方、メチルコバラミンやメチル葉酸は変換が不要で、そのまま使える形に近い状態です。
日本人の一部には、この変換をうまくできにくい体質(MTHFR遺伝子多型)を持つ方がいると言われており、そういった方にはメチル化型が選ばれやすいです。
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MTHFR(メチレンテトラヒドロ葉酸還元酵素)遺伝子に特定の変異がある場合、葉酸をメチル化葉酸(5-MTHF)に変換する能力が低下することがあります。日本人ではC677T多型の保有率が比較的高いとされており(一説には40〜50%程度のホモ接合体・ヘテロ接合体保有という報告も)、この遺伝子型を持つ方は通常の葉酸よりメチル葉酸型(5-MTHF)を選ぶほうが体内での利用がしやすいと考えられています。ただし遺伝子検査なしに自分がこの多型を持つかどうかは分からないため、「心配なら最初からメチル化型を」という選び方をする人も増えています。
| 形態 | 特徴 | こんな人に選ばれやすい |
|---|---|---|
| 通常型(シアノコバラミン等) | 価格が安め。体内での変換が必要 | まず試してみたい方、コスパ重視の方 |
| メチル化型(メチルコバラミン等) | 体内変換が不要に近い。価格はやや高め | 吸収に不安がある方・より確実に届けたい方 |

飲むタイミングと量の目安
タイミング
ビタミンB群は水に溶けやすい「水溶性ビタミン」です。脂に溶けやすいビタミン(A・D・E・K)と違い、食事と一緒でも空腹時でも吸収できます。ただし、空腹時に飲むと吐き気を感じやすい方がいるため、食事のタイミングに合わせるのが一般的です。
| タイミング | メリット | 注意点 |
|---|---|---|
| 朝食と一緒 | 1日の習慣に組み込みやすい。エネルギー代謝のサポートを朝から | カフェインとの相互作用は今のところ報告なし |
| 昼食と一緒 | 胃への負担を分散したい場合 | 飲み忘れやすい人も |
| 夕食と一緒 | 夜にビタミンBを補給したい場合 | 就寝前は避けたほうが良いという声あり(一部のBが覚醒感に関わるという報告) |
就寝直前の摂取については「眠れなくなった気がする」という声がiHerbレビューでも散見されます。ビタミンBの一部がエネルギー代謝を活発にする側面があるためかもしれません。明確なデータはないですが、就寝2〜3時間前より早めに飲む方が無難です。
量の目安
日本では厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」にビタミンBごとの目安量が設定されています。一般的なBコンプレックスサプリ(B50タイプ)は、各Bの推奨量を大幅に超えた量が入っていることがほとんどです。水溶性のため余分な分は尿から出ますが、特にB6は過剰摂取で神経への影響が出ることがあるため、複数のサプリを重ねて飲む場合は確認を。

複数のサプリを飲んでいる人って多いと思うんですけど、気をつけることありますか?

マルチビタミンとBコンプレックスを同時に飲むと、B群が重複することがあります。特にB6・ナイアシンは上限量が設定されているので、飲み合わせが気になる方は全部のサプリを薬剤師に確認してみるのが安心です。

他の成分との組み合わせ
ビタミンB群単体でも取り上げましたが、「緊張しやすい」「あがりやすい」という悩みに関連して一緒に検討されやすい成分もあります。組み合わせ方の参考として。
マグネシウムとの組み合わせ
マグネシウムは「神経の高ぶりをしずめる」方向のはたらきに関わるミネラルとして知られています。ビタミンB群が「神経のエネルギーをつくる・回路を整える」側なら、マグネシウムは「その回路を落ち着かせる」側、と大まかに整理できます。
iHerbのレビューでも「BコンプレックスにマグネシウムとGABAを追加している」という声があり、緊張しやすさを気にかける人の間では定番の組み合わせのひとつになっています。
テアニンとの組み合わせ
テアニンは緑茶に含まれるアミノ酸の一種で、「リラックスに関わる脳波(α波)が増えた」という研究報告があります。ビタミンB群と目的が重なるため、あわせて取り上げられることが多い成分です。
ビタミンCとの組み合わせ
ストレスがかかるとビタミンCの消費が増えるという報告があります。ビタミンCはビタミンBと直接干渉しないため、組み合わせやすい成分のひとつです。iHerb取扱商品の中には「BコンプレックスにビタミンCを加えた複合タブレット」も存在します(上記のウィジェット商品参照)。
もっと詳しく知りたい方へ(クリックで展開)
ビタミンCとストレスの関係については、副腎(ストレスホルモンを分泌する臓器)に体内で最も高い濃度のビタミンCが蓄積されているという事実が知られています。ストレス応答の際に副腎が活発にはたらくと、ビタミンCが消費されやすくなると考えられており、「ストレスの多い時期はビタミンCが枯渇しやすい」という考え方の背景にあります。ただし、ビタミンCを補充することで「直接ストレスが減る」というデータは限られており、あくまで体のサポートとしての考え方です。
組み合わせ参考表
| 成分 | ビタミンB群との相性 | 期待できるとされている役割 |
|---|---|---|
| マグネシウム | ○ 相補的 | 神経が高ぶりすぎるのをしずめる働きに関わる |
| テアニン | ○ 相補的 | α波(落ち着いた覚醒状態)への関与が研究で報告されている |
| ビタミンC | ○ 干渉なし | ストレス時に消費が増えやすいビタミンとして |
| 高用量B6(単品) | △ 重複注意 | B群と重複するため、Bコンプレックスと同時に飲むと過剰になりやすい |
注意点と向いていない方
こんな方は医師・薬剤師に相談を
- お薬を服用中の方: ビタミンB6は一部の薬(パーキンソン病治療薬など)と相互作用があると報告されています。処方薬がある方は必ず担当医や薬剤師に確認してください
- 妊娠中・授乳中の方: ビタミンBの一部(特にB6・B12・葉酸)は妊娠中に重要な栄養素ですが、摂取量の管理が必要です。市販のサプリで補う前に医師に相談するのが安心です
- 腎機能が低下している方: 水溶性ビタミンは腎臓から排出されますが、腎機能が低下している場合は排出が追いつかないことがあります
「緊張しやすい」が強い場合は
サプリはあくまで食事で補いきれない栄養を足すもの。「緊張しやすい」「あがりやすい」という悩みが強く、日常生活に支障が出るほどであれば、まずは医師や心療内科・カウンセラーに相談することが最初のステップです。

これは編集部として大切にしていることなんですが、サプリで何でも解決しようとしないことが大事だと思っています。体の栄養面からのサポートは一つの手段で、緊張しやすさには心理面・環境面からのアプローチも大切です。

おっしゃる通りです。症状が続く場合は、ぜひ医師や薬剤師にご相談ください。
よくある誤解
- 「飲んですぐ変わる」は期待しすぎ: 水溶性ビタミンは継続して補う必要があります。飲んだ翌日に劇的に変化するものではありません
- 「高い=良い」ではない: Bコンプレックスの場合、価格差はメチル化型か通常型かの違いや、ブランドによるものが大きいです。用途に合った形態を選ぶことが重要です
- 「食事が良ければ不要」という人もいる: 納豆・玄米・豚肉・卵など、B群が豊富な食品を毎日しっかり食べられている方には、サプリの必要性が低い可能性があります

まとめ——「緊張しやすい体質」とビタミンB群、どう向き合うか
ビタミンB群と緊張しやすさの関係をざっとまとめると、こうなります。
- 神経のはたらきを支える役割があることは分かっている(B1・B6・B12・葉酸など)
- ストレスや気分との関係を調べた研究はあるが、結果にばらつきがある
- 不足を補う文脈では報告が比較的ある。現代の食生活では不足しやすいB群も多い
- 「これを飲めば緊張しなくなる」ではなく、神経の土台を整える補助的な視点で
試してみようと思った方は、まずはB50タイプのBコンプレックスを朝食と一緒に飲んでみるところからがシンプルで始めやすいです。
※ 本品は医薬品ではありません。病気の診断・治療を目的としたものではありません。 ※ 症状が続く場合・お薬を服用中の方は、医師または薬剤師にご相談ください。
よくある質問
Q. ビタミンB群は緊張しやすい体質に関係がありますか? A. 神経のはたらきを支える役割があると研究で報告されており、ストレスや気分との関係を調べた研究もあります。ただし「飲めば確実に緊張がなくなる」と言える段階ではなく、不足を補う補助的な位置づけと考えるのが自然です。
Q. ビタミンB群はいつ飲むのがいいですか? A. 朝食と一緒に飲む方がもっとも多いです。水溶性のため食事前後どちらでも吸収できますが、空腹時は吐き気を感じやすい場合があるため、食事のタイミングに合わせるのが一般的です。就寝直前は避けたほうが無難という声もあります。
Q. B50とB100はどちらを選べばいいですか? A. 日常的な補給として初めて試すならB50から始めるのが無難です。ストレスが多い時期に多めに補いたい方がB100を選ぶケースが多いですが、量が多いため尿の変色がより強く出ることがあります。
Q. メチル化型のBコンプレックスは普通の人にも必要ですか? A. 必須ではありませんが、体内での変換が苦手な体質(MTHFR遺伝子の多型)を持つ方に選ばれやすい形態です。「心配なら最初からメチル化型を」という選び方をする人も増えています。価格はやや高めです。
Q. 緊張しやすさにビタミンB群と一緒によく組み合わせられる成分は何ですか? A. マグネシウム・テアニン・ビタミンCが代表的です。マグネシウムは神経が高ぶりすぎるのをしずめる働きへの関与が知られており、テアニンはリラックスに関わるα波との関係が研究で報告されています。
参考文献(クリックで展開)
- Stough C, et al. "The effect of 90 day administration of a high dose vitamin B-complex on work stress." Human Psychopharmacology, 2011. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21905094/
- Field DT, et al. "High-dose Vitamin B6 supplementation reduces anxiety and strengthens visual surround suppression." Human Psychopharmacology, 2022. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35851507/
- 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08517.html