疲れとだるさ、マグネシウムが関係しているかもしれません
寝ても寝ても疲れがとれない。午後になると急激にだるくなる。週末は回復するはずなのに、月曜の朝にはもうぐったりしている。
そんな感覚が続いているなら、一度「マグネシウム」というミネラルのことを知っておいて損はないかもしれません。
疲れがとれない・だるさが続くといったコンディションと、マグネシウムの関係が複数の研究で取り上げられています。「絶対にこれが原因」とは言い切れませんが、日本人の多くが推奨量を下回っているとされており、「自分は関係ない」とも言い切れない話です。
この記事では、研究で分かっていること・まだ言えないこと、形態の違い、みんながどう飲んでいるかを、できるだけ平易にまとめました。
マグネシウムと疲れ・だるさ、どんな関係があるの?
まずおさらいです。マグネシウムは体の中でさまざまな働きを担っているミネラルで、なかでも「体を動かすエネルギーを作る」仕組みに深く関わっています。
私たちが動いたり考えたりするためのエネルギーは、「ATP(アデノシン三リン酸)」と呼ばれる物質によって運ばれています。このATPは、実はマグネシウムと結びついて初めてちゃんと働ける形になります。つまり、マグネシウムが足りないと、体のエネルギーをうまく使えない状態が続く可能性があるわけです。

エネルギーが「作れない」んじゃなくて、「使えない」んですか?

そうなんです。体の中でエネルギーを運ぶATPという物質は、マグネシウムとくっついた形でないと活性化しにくいと報告されています。食べてカロリーはとっているのに疲れやすい、というパターンはこの仕組みと関係している可能性があります。

「食事はしているのになぜかだるい」という方に、マグネシウムの話が刺さりやすいのはそこですね。
もう一つ知っておきたいのが、「消費される量が増える」という側面です。
ストレスを感じると、体の中でストレスに対抗するためのホルモンが分泌されます。このとき、マグネシウムが普段より多く使われ、かつ体の外(尿など)に出やすくなることが分かっています。「忙しい時期が続くほど疲れがたまっていく」感覚は、このマグネシウムの消耗とも関係しているかもしれません。
さらに、コーヒーやアルコールをよく飲む方も注意が必要です。カフェインやアルコールには、マグネシウムを体の外に出やすくする作用があると報告されています。仕事のストレス→コーヒーで乗り切る→マグネシウムが減る→また疲れる、という流れが起きやすい環境と言えます。

研究で分かっていること、まだ言えないこと
「マグネシウムと疲れ・エネルギー感」については、研究が積み上がっているテーマです。ただし、「誰でも確実に変わる」と言える段階ではありません。正直にお伝えします。
「関係がある」と示唆している研究
いくつかの研究で、マグネシウムの摂取量が少ない人ほど、疲れやだるさを感じやすい傾向があることが報告されています。また、マグネシウムを補ったグループで、疲労感の自覚スコアが変化したという報告も複数存在します。
とくに参考になるのが、慢性的な疲れを感じていた成人を対象にした研究です。マグネシウムを一定期間補ったグループとそうでないグループを比べたところ、補ったグループでエネルギー感が変わったと自覚する割合が高かった、というデータが出ています。
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慢性疲労とマグネシウムの関係については、英国で行われた二重盲検プラセボ対照試験(Coxらによる研究)が参照されることがあります。慢性疲労症候群の患者を対象に、マグネシウムを注射で補ったグループでエネルギー感の改善が自覚されたという内容です。ただし対象者数が少なく、投与経路(注射)も通常のサプリとは異なるため、「サプリで同じことが起きる」とは直接言えません。あくまで「関係が示唆されている研究のひとつ」として参照するにとどめることが重要です。
まだ言えないこと
いっぽう、以下の点については慎重に見る必要があります。
- 健康な人への効果は限定的かもしれない: 研究の多くは「もともと不足気味の人」を対象にしています。すでに十分摂れている人が追加で補っても、劇的な変化は期待しにくいと言われています。
- 食事由来との違い: サプリで補った場合と食事から摂った場合を厳密に比べた研究は少なく、「どれくらい補えばどう変わる」という量の話は、まだはっきりしていません。
- 個人差が大きい: 腸からの吸収率には個人差があり、同じ量を飲んでも体に入る量が人によって異なります。

じゃあ、「とりあえず飲んでみる」くらいのつもりで考えたほうがいいんですね。

そうですね。「これで全部解決」とは言えませんが、日本人の多くが推奨量を下回っているとされている点は事実です。まず食事を見直しつつ、補いたい場合はサプリを試してみる、という順番が自然かと思います。

編集部でも「劇的に変わった」という人もいれば「あまり実感がなかった」という人もいて、本当に個人差があります。あくまで「試してみる」感覚で始めるのが現実的だと思っています。
日本人のマグネシウム摂取状況
厚生労働省の調査データによると、日本人成人の多くが1日の推奨摂取量(成人男性で340〜370mg程度、女性で270〜290mg程度)を下回っている状況にあります。食事だけで十分な量を確保するのは、現代の食生活では難しくなっているのが実情です。
マグネシウムが多く含まれる食品(ナッツ類・緑の葉物野菜・豆類・魚介類・海藻など)が、日常的にあまり摂れていない場合は、不足が蓄積しやすい状態といえます。

どの「形態」を選ぶか——形態比較
マグネシウムのサプリには、いくつかの「型(形態)」があります。型によって、胃へのやさしさや吸収のされ方が異なります。初めて選ぶ方は特にここが気になるポイントかもしれません。
以下に主な形態をまとめます。
| 形態 | 特徴 | こんな方に |
|---|---|---|
| グリシン酸型(glycinate) | 胃にやさしく、穏やかに吸収されやすいタイプ | 胃が弱い方・初めての方 |
| クエン酸型(citrate) | 比較的吸収されやすく、便通が気になる方にも | 便秘気味の方・汎用的に使いたい方 |
| リンゴ酸型(malate) | エネルギーをつくる仕組みに関わる成分(リンゴ酸)と組み合わせたタイプ | 日中の活動時に取り入れたい方 |
| 酸化型(oxide) | 1錠あたりの含有量が多くコスパが高め。ただし吸収率は低めとされる | コストを抑えたい・便通ケアが目的の方 |
| スレオン酸型(threonate) | 比較的新しい形態。脳や神経系への届きやすさを重視した研究が進んでいる | 集中力・メンタル面を気にかける方 |
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形態による吸収率の違いについては、複数の比較研究があります。一般的に酸化マグネシウム(oxide)は他の有機酸型(citrate・glycinateなど)に比べて消化管での吸収率が低めと報告されており、日本の市販サプリに多い酸化型は「量は多いが体に入る割合は少ない」という特性があります。一方、グリシン酸型(glycinate)はキレート化されており、胃への刺激が少なく腸での吸収が安定しやすいとされます。クエン酸型(citrate)は酸性環境での溶解性が高く、空腹時でも吸収されやすいという研究報告があります。
疲れ・だるさが気になって初めてマグネシウムを試す方には、グリシン酸型(glycinate) か クエン酸型(citrate) が選びやすいと言われています。胃への負担が少なく、続けやすいためです。

酸化型って日本で売ってるサプリに多い印象ですけど、それで大丈夫なんですか?

酸化型は「絶対ダメ」ではないのですが、吸収率が低めとされています。コスパは高いので、一定の量を確保する目的では使われますが、「できれば吸収率の高い形態で」という観点では、クエン酸型やグリシン酸型を選ぶ方が多いです。
摂るタイミングと量の目安
量について
サプリで補う場合の目安としてよく紹介されるのは、1日100〜300mg程度です。食事から摂れている分を踏まえて調整するのが基本で、「サプリだけで全部賄おう」とするのではなく、食事の上乗せとして考えるのが自然です。
一度に大量に摂ると便がゆるくなることがあるため、1日の量を朝晩など分けて摂る方も多いです。
タイミングについて
| タイミング | 特徴 |
|---|---|
| 食後 | 胃への負担が少なく、吸収が安定しやすい。初めての方はここから |
| 夜・就寝前 | 筋肉をゆるめる働きに関わるという報告があり、夜に取り入れる方が多い |
| 朝・日中(リンゴ酸型の場合) | エネルギー関連の成分との組み合わせを意識して、活動時間帯に摂る方も |
「夜に摂る」という方が多いのは、就寝前のリラックスを意識しているケースが多いようです。ただし、タイミングによって大きく吸収率が変わるという強いエビデンスはなく、「続けやすい時間帯」を選ぶことが最も大切です。
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マグネシウムの吸収は食事の内容にも左右されます。食物繊維を多く含む食事と一緒に摂ると吸収がやや低下するという報告がある一方、ビタミンDが体内に十分ある状態では腸でのマグネシウム吸収が促進されるとも言われています。また、カルシウムと同時に大量摂取すると吸収が競合する可能性がありますが、食事レベルの摂取では通常は問題になりません。過剰摂取(350mg以上/日を継続)では下痢・軟便になりやすいため、まずは低めの量から試すことが推奨されます。
他の成分と合わせるとどうなる?
マグネシウム単体でもよいのですが、気にかけるコンディションによっては他の成分と組み合わせることがあります。よくある組み合わせを紹介します。
ビタミンB群と合わせる エネルギーをつくる仕組みには、マグネシウムだけでなくビタミンB群(特にB1・B2・B6)も関わっています。疲れ・だるさを気にかけている場合、マグネシウムとビタミンB群を一緒に取り入れている方は少なくありません。ただし、それぞれの成分が独立して働いているため、「組み合わせれば2倍になる」というわけではありません。
ビタミンDと合わせる ビタミンDは腸でのマグネシウム吸収に関係している可能性があります。また、ビタミンD自体も活性化する過程でマグネシウムを必要とします。両方が不足気味の場合は、セットで意識する方もいます。
亜鉛と合わせる 疲れ・だるさを感じやすい方の中には、亜鉛も不足しがちな方がいます。ただし、亜鉛とマグネシウムを大量に同時摂取すると吸収が互いに影響し合う可能性があるため、過剰摂取には注意が必要です。

全部一気に試したくなるんですが、まず何から始めるのがいいですか?

まずはマグネシウム単体で2〜4週間試してみるのが分かりやすいと思います。何か変化があれば続ける、なければ他の要因も探す。一気に増やすと何が何だか分からなくなりますから。

iHerbで選ばれているマグネシウム商品と、みんなの飲み方
ここでは、iHerbで実際に選ばれているマグネシウム商品と、ユーザーの実際の飲み方パターンをご紹介します。「どれを選んだらいいか分からない」という方の参考になれば幸いです。なお、商品の紹介はあくまで選択肢のひとつとしてお伝えするものです。
グリシン酸型(吸収率・胃への負担を気にかける方向け)

Doctor's Best, High Absorption Magnesium Lysinate Glycinate、キレート化、Albion®(アルビオン)TRAACS®(トラックス)、タブレット240粒(1タブレットあたり100mg)
- 形態
- タブレット
- 1回量
- 200mg
- 参考価格2026/06/07時点
- ¥3,348
- mg 単価
- ¥0.140/mg
VitaSort 独自 — みんなの飲み方
参考値iHerb の購入者レビュー 70 件から、この商品の「みんなの飲み方」をまとめました。
夜寝る前に1〜2粒飲む方が多く、粒が大きいため半分に割ったり噛み砕いたりする工夫も見られます。朝晩に分けて飲む方や、食事時に飲む方もいます。
- 「夜寝る前とお昼の後に飲んでます」
- 「寝る前に2粒飲んでます」
- 「毎日夕食時に一粒服用します」
1日の合計服用量(みんなの実際)
- 2錠36%
- 1錠24%
- 半量24%
- 3錠以上15%
飲むタイミング(記載があった人のうち)
- 寝る前66%
- 朝22%
- 空腹時5%
- 就寝1時間前3%
- 昼3%
- 食後3%
マグネシウムは、筋肉や神経が正常に働くのを助ける必須ミネラルとされています。不足すると足がつりやすくなることも知られています。こうした働きから、一日の終わりの習慣として寝る前に取り入れる人が多いようです。
〔出典: NIH ODS Magnesium Fact Sheet〕
- 粒が大きいので飲みにくい
- 1つに50mgなので分けて飲みやすい
- カルシウムとの過剰摂取を避けるため。粒が大きいので半分に割るため
- サイズが大きいが、縦長タイプなので縦に飲み込めばスルッと飲める
- タブレットのサイズが大きいので4分割して飲みやすくしている
※ 下は「レビューで何が話題になったか」の集計です。効果があったかどうかを聞いたものではありません。自発的に投稿されたレビューが母体で、無作為に選んだものではありません。
レビューで話題に挙がった変化(言及した人の割合)
- 睡眠41%
- 足の攣り・筋肉30%
- お通じ24%
- 気分・ストレス20%
- 疲労11%
- その他9%
報告された体調の変化・副作用
- なし26%
- オナラがよく出る1%
- お腹がゆるくなることがある1%
- お腹が張りやすい1%
- ガスが増えた1%
クエン酸型(汎用的に使いやすい)

NOW Foods, Magnesium Citrate, 240 Veg Capsules (133 mg per Capsule)
- 形態
- カプセル
- 参考価格2026/06/09時点
- ¥4,047
VitaSort 独自 — みんなの飲み方
参考値iHerb の購入者レビュー 56 件から、この商品の「みんなの飲み方」をまとめました。
就寝前に2〜4カプセル飲む人が多く、朝食前や夕食時に飲む人もいます。カプセルを開けて水に混ぜる飲み方をする人もいます。
- 「就寝時に4〜5カプセル飲んでいます」
- 「就寝前に2カプセル飲んでいます」
- 「カプセルを開けて水に混ぜています」
1日の合計服用量(みんなの実際)
- 2錠44%
- 3錠以上39%
- 1錠13%
- 半量4%
飲むタイミング(記載があった人のうち)
- 寝る前52%
- 食後20%
- 朝16%
- 就寝1時間前4%
- 昼4%
- 空腹時4%
マグネシウムは、筋肉や神経が正常に働くのを助ける必須ミネラルとされています。不足すると足がつりやすくなることも知られています。こうした働きから、一日の終わりの習慣として寝る前に取り入れる人が多いようです。
〔出典: NIH ODS Magnesium Fact Sheet〕
- カプセルあたりの用量が調整に適している
- カプセルが飲みやすい、胃に優しい
- カプセルが飲みやすく、用量調整が簡単で消化不快感がない
- カプセルのサイズは水で飲みやすい
- カプセルを開いて水に混ぜて飲む
※ 下は「レビューで何が話題になったか」の集計です。効果があったかどうかを聞いたものではありません。自発的に投稿されたレビューが母体で、無作為に選んだものではありません。
レビューで話題に挙がった変化(言及した人の割合)
- 睡眠57%
- お通じ49%
- 足の攣り・筋肉49%
- 気分・ストレス30%
- 疲労9%
- その他2%
報告された体調の変化・副作用
- なし48%
- 味が最適ではない2%
- 強い下剤効果2%
コスパ重視の選択肢

21st Century, Magnesium, 250 mg, 110 Tablets
- 形態
- タブレット
- 参考価格2026/06/08時点
- ¥502
VitaSort 独自 — みんなの飲み方
参考値iHerb の購入者レビュー 51 件から、この商品の「みんなの飲み方」をまとめました。
1日1〜2錠を夜間や就寝前に飲む方が多く、食事と一緒に摂る人も見られます。錠剤を半分に割って125mgで調整する工夫も。
- 「夜に飲んでいます」
- 「1日2錠飲んでいます」
- 「就寝前に1錠、メラトニンと一緒に」
1日の合計服用量(みんなの実際)
- 1錠73%
- 2錠20%
- 3錠以上3%
- 半量3%
飲むタイミング(記載があった人のうち)
- 寝る前58%
- 就寝1時間前15%
- 朝12%
- 食後12%
- 昼3%
マグネシウムは、筋肉や神経が正常に働くのを助ける必須ミネラルとされています。不足すると足がつりやすくなることも知られています。こうした働きから、一日の終わりの習慣として寝る前に取り入れる人が多いようです。
〔出典: NIH ODS Magnesium Fact Sheet〕
- 飲みやすい
- カルシウムと一緒に配合されているため、吸収に関連がある
- キャップサイズと薬のサイズが良い
- タブレットサイズがほとんどより小さい
- 便利な用量(1日1錠)、飲みやすい・ほぼ無味無臭、かみやすい
※ 下は「レビューで何が話題になったか」の集計です。効果があったかどうかを聞いたものではありません。自発的に投稿されたレビューが母体で、無作為に選んだものではありません。
レビューで話題に挙がった変化(言及した人の割合)
- 睡眠69%
- 足の攣り・筋肉48%
- その他17%
- 気分・ストレス17%
- お通じ10%
報告された体調の変化・副作用
- なし51%
- お腹がゆるくなった2%
- めまい2%
- 吐き気2%
酸化型・大容量(補助的な位置づけで使いたい方向け)

Life Extension, Magnesium Caps, 500 mg, 100 Vegetarian Capsules
- 形態
- カプセル
- 参考価格2026/06/08時点
- ¥1,446
VitaSort 独自 — みんなの飲み方
参考値iHerb の購入者レビュー 47 件から、この商品の「みんなの飲み方」をまとめました。
1日1カプセル(500mg)を就寝前に飲む人が多く、人によっては朝晩2回に分けたり、ストレス時に追加で飲む使い方もある。
- 「1日1カプセルを就寝前に飲んでいます」
- 「朝と夕方に1カプセルずつ飲んでいます」
- 「ストレスを感じた時に2カプセル飲みます」
1日の合計服用量(みんなの実際)
- 1錠81%
- 2錠19%
飲むタイミング(記載があった人のうち)
- 寝る前79%
- 就寝1時間前16%
- 朝5%
マグネシウムは、筋肉や神経が正常に働くのを助ける必須ミネラルとされています。不足すると足がつりやすくなることも知られています。こうした働きから、一日の終わりの習慣として寝る前に取り入れる人が多いようです。
〔出典: NIH ODS Magnesium Fact Sheet〕
- 1日1錠で済むため便利
- カプセルが大きいのが嫌い
- カプセルが滑らかで飲みやすい
- カプセル型で飲みやすい
- パウダーから液体に溶かす必要がなくなった
※ 下は「レビューで何が話題になったか」の集計です。効果があったかどうかを聞いたものではありません。自発的に投稿されたレビューが母体で、無作為に選んだものではありません。
レビューで話題に挙がった変化(言及した人の割合)
- 睡眠56%
- 足の攣り・筋肉46%
- お通じ27%
- 気分・ストレス24%
- その他7%
報告された体調の変化・副作用
- なし51%
- IBS症状が悪化した2%
- 不眠2%
- 夜中に何度も起床2%
- 強すぎると下剤効果がある可能性2%

飲み方のパターンを見ると、夜・就寝前に摂っている方が多い傾向があります。筋肉をゆるめるという働きへの意識から、就寝前に取り入れる習慣の方が多いようです。

私も夜に飲んでます!なんとなくそのほうが落ち着く気がして。

「続けやすい時間帯」が結局いちばん大切ですよね。効果の実感より前に、まず習慣化できるかどうかが鍵になります。

注意点と向いていない方
マグネシウムは比較的安全性の高いミネラルですが、以下の点は知っておいてください。
過剰摂取による下痢・軟便
マグネシウムは腸に水を引き込む性質があり、一度に多量に摂ると便がゆるくなることがあります(これを利用した「酸化マグネシウム」が便秘の薬として処方されていることもあります)。
サプリとして取り入れる場合は、最初は少量(50〜100mg程度)から始めて、体の様子を見ながら徐々に量を調整するのが安心です。
腎臓の機能が弱い方
腎臓はマグネシウムの排泄を調整する役割を担っています。腎臓の機能が低下している方がマグネシウムを過剰に摂ると、体内に蓄積して思わぬ影響が出る可能性があります。腎臓に関する持病がある方・治療中の方は、サプリを取り入れる前に医師または薬剤師にご相談ください。
薬を服用している方
マグネシウムは一部の薬(抗生物質・骨粗しょう症の薬など)の吸収に影響することがあります。お薬を飲んでいる方は、同時に摂らないようにするか、服用のタイミングについて薬剤師に確認することをおすすめします。
もっと詳しく知りたい方へ(クリックで展開)
マグネシウムと薬の相互作用が特に報告されているのは、テトラサイクリン系・フルオロキノロン系の抗生物質、ビスホスホネート系の骨粗しょう症治療薬などです。これらはマグネシウムと結合しやすく、同時に摂ると薬の吸収が低下することがあります。服用している薬がある場合は、マグネシウムとの服用間隔を2時間以上あけることが一般的に推奨されています。詳細はかかりつけの薬剤師に確認してください。
こんな方は特に意識してみてください
逆に「こんな方はマグネシウムを意識してみると良いかも」というパターンをまとめます。
- ストレスが多い時期が続いている
- コーヒーをよく飲む(1日3杯以上)
- アルコールを習慣的に飲む
- 食事が外食・コンビニ中心で、野菜・豆類・ナッツが少ない
- 激しい運動をする(汗でマグネシウムが失われやすい)
これらが重なっている方ほど、食事からの摂取が不足しやすい傾向があります。
まとめ——まず食事、それでも足りなければサプリで補う
疲れがとれない・だるさが続くといった状態とマグネシウムの関係は、「ありそうだが人によって差がある」というのが現時点での正直なところです。
ただ、日本人の多くが推奨量を下回っているという事実と、マグネシウムがエネルギーをつくる仕組みに深く関わっているという研究データを踏まえると、「試してみる価値はある」成分のひとつと言えます。
まず食事から意識してみる(ナッツ・豆類・葉物野菜・海藻・魚を増やす)のが基本です。それでも足りないと感じる場合や、食事の改善がなかなか難しい場合に、サプリを補助として取り入れる、という順番がおすすめです。
形態は、初めてならグリシン酸型(glycinate) か クエン酸型(citrate) から試してみると続けやすいでしょう。量は最初は少量から、夜など続けやすい時間帯に飲み始めるのが多くの方がやっているパターンです。
※ 症状が続く場合・お薬を服用中の方は、医師または薬剤師にご相談ください。 ※ 本品は医薬品ではありません。病気の診断・治療を目的としたものではありません。
よくある質問
Q. マグネシウムを飲み始めてどのくらいで変化を感じますか?
A. 個人差があり、「2週間ほどで何となく変わった気がする」という方もいれば、「1ヶ月以上続けてようやく実感した」という方もいます。体内のマグネシウムが少しずつ補われていく過程なので、まずは1ヶ月程度を目安に続けてみるのが現実的です。
Q. マグネシウムは食事だけでは足りませんか?
A. 食事を基本とすることが大切です。ナッツ・豆類・緑の葉物野菜・海藻・魚などを日常的に食べられている方は、食事からある程度確保できている可能性があります。ただし、現代の外食・加工食品中心の食生活では不足しやすいとも言われており、食事の状況に応じてサプリで補う選択肢があります。
Q. マグネシウムを夜に飲むのはなぜですか?
A. 「夜に飲む」という方が多い理由として、筋肉をゆるめる働きに関わるという報告を意識しているケースが多いようです。ただし、「夜でないといけない」という強い根拠があるわけではなく、「続けやすい時間帯」を選ぶことが最も重要です。
Q. マグネシウムとカルシウムは一緒に飲んでも大丈夫ですか?
A. 食事レベルの摂取量では通常は問題ないとされています。ただし、サプリで両方を大量に摂る場合は吸収が互いに影響し合う可能性があるという報告があります。サプリを複数組み合わせる場合は量の合計に注意してください。
Q. 酸化マグネシウムと有機酸型(クエン酸型など)、どちらを選ぶべきですか?
A. 目的によって異なります。酸化型は1粒あたりの含有量が多くコスパが高いですが、吸収率は低めとされています。クエン酸型やグリシン酸型は吸収されやすいと報告されており、疲れ・だるさを意識して取り入れる場合は有機酸型を選ぶ方が多い傾向があります。
参考文献(クリックで展開)
- 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」ミネラル(マグネシウム)https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08517.html
- NIH Office of Dietary Supplements, Magnesium Fact Sheet for Health Professionals https://ods.od.nih.gov/factsheets/Magnesium-HealthProfessional/
- Cox IM et al. Red blood cell magnesium and chronic fatigue syndrome. Lancet. 1991 Mar 30;337(8744):757-60. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/1672392/