夜勤・シフト勤務とマグネシウム
夜勤明けの朝、眠れない。やっと寝ても、気づいたら夕方。休みの日に昼夜を戻そうとしたら、今度は夜眠れなくなった。
シフト勤務をしている方なら、こういう「体が全然ついてこない」という感覚、一度は経験しているんじゃないでしょうか。
この記事では、そんな生活リズムが乱れやすい状況とマグネシウムとの関係を、研究で分かっていることと実際のユーザーの飲み方データを交えながら、できるだけ分かりやすくお伝えします。
「サプリで何かが劇的に変わる」という話ではありません。でも、体の仕組みを知った上で毎日の選択を少し変えるきっかけになれば、と思っています。
夜勤・シフト勤務で「体が乱れる」のは、当たり前のことです
人間の体には、約24時間のリズムで動く「体内時計」のようなしくみが備わっています。昼に活動して夜に休む、というサイクルを前提に、体のさまざまなはたらきが調整されています。
ところがシフト勤務や夜勤では、このリズムを無視して体を動かし続けなければなりません。
- 本来「眠る時間」に働く
- 本来「起きる時間」に眠ろうとする
- 休みのたびに昼夜が入れ替わる
これが続くと、体のさまざまな調整がうまく機能しにくくなります。眠りが浅い、疲れが抜けない、食欲がおかしい、気分が安定しない——こういった悩みが重なりやすいのは、体内時計が混乱しているからと考えられています。

体内時計って、なんとなく聞いたことあるんですけど、マグネシウムと関係があるんですか?

そうなんです。体内時計を調整するしくみに、マグネシウムが関わっているという研究があって、それがシフト勤務との文脈で注目されてきているんですよ。
なぜマグネシウムが注目されるのか — 体の中でのはたらき
マグネシウムは、体の中で300種類以上の反応に関わっているミネラルです。骨を作るだけでなく、神経や筋肉の動きを調整したり、エネルギーをつくる手助けをしたりしています。
シフト勤務との関係で特に注目されているのは、次の2つのはたらきです。
神経が高ぶりすぎるのをしずめるはたらき
夜勤中は、体が「まだ活動しなければ」と緊張状態を保ちます。いわゆる交感神経が優位な状態が長く続くイメージです。この状態では、体が休もうとしても神経が「まだ起きていろ」と信号を出し続けてしまいます。
マグネシウムは、この神経の高ぶりをしずめるはたらきに関与すると報告されています。「ON」になりっぱなしの神経を、少しずつ「OFF」の方向に向けるのを助ける役割です。
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マグネシウムは、神経細胞の「NMDA受容体」という部分に関与し、過剰な興奮を抑える方向に働くことが細胞レベルの研究で報告されています。また、副交感神経(体を休ませる側の神経)の活動を支えるという報告もあります。夜勤などで交感神経が長時間優位になると、体がなかなか「休息モード」に切り替わらず、眠れない・眠りが浅いという状態が続きやすくなります。マグネシウムはこの切り替えをサポートする可能性が指摘されていますが、「飲めば必ず眠れる」というものではなく、あくまで体のしくみを整える一つの要素として捉えるのが適切です。
体内時計に関わるホルモンとの関係
夜になると分泌が増える「メラトニン」というホルモンは、体に「眠る時間だよ」と知らせる信号の役割を持っています。マグネシウムはこのメラトニンの分泌に関わる酵素のはたらきを支えると報告されています。
シフト勤務では光の環境や食事のタイミングが不規則になりやすく、このメラトニンのリズムが乱れやすいとされています。マグネシウムが注目されるのは、こういった「体内時計の土台」に関わっているからです。

研究で分かっていること、まだ言えないこと
ここは正直にお伝えします。マグネシウムとシフト勤務の睡眠への関係は、「可能性がある」という段階です。「これを飲めば解決」と断言できる水準の研究は、現時点ではまだありません。
ただ、関係がゼロかというとそうでもなく、いくつかの研究から「関係はありそう」という知見が積み上がっています。
高齢者の睡眠と低用量マグネシウムの研究
睡眠の質が落ちている高齢者を対象にした研究で、マグネシウムを一定期間補った群は、補わなかった群と比べて、寝つきの時間や夜中に目が覚める頻度に違いが見られた——という報告があります。若い夜勤ワーカーを対象にした研究ではありませんが、「睡眠とマグネシウムに何らかの関係がある」という方向性の知見として参照されることが多いです。

この研究では、マグネシウムを補った方が、睡眠に関わるホルモンの血中の量も変化していたという報告もありました。ただし対象が高齢者に限られているため、シフト勤務の方にそのまま当てはまるかは、慎重に見る必要があります。

じゃあ、夜勤の人には確実に関係あるとは言えないんですね…

そうです。ただ「関係があるかもしれない」という報告は複数あるので、体に合いそうなら試してみる価値はあると思いますよ。あくまでサポートとして、という視点で。
マグネシウムと体内時計リズムの関係
別の研究では、体内時計を調整する細胞のはたらきに、マグネシウムが関与しているという報告があります。体内の細胞レベルで「時間を刻む」しくみにマグネシウムが必要だという内容で、「体内時計が乱れやすい人にマグネシウムが不足しやすい」可能性を示唆しています。
ただし、これは細胞レベルの研究であり、「シフト勤務者がマグネシウムを飲めば体内時計が整う」と言えるほどの証拠ではありません。
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体内時計は「時計遺伝子」と呼ばれる遺伝子群によって制御されており、細胞ひとつひとつが24時間リズムを刻んでいます。マグネシウムは、このリズムの周期を調整する酵素(キナーゼと呼ばれるタンパク質)の活性に影響を与えると報告されています。マグネシウムが十分あるとリズムが正確に保たれやすく、不足するとリズムが短くなる傾向が細胞実験で示されています。シフト勤務者ではマグネシウムの消費が増える可能性も指摘されており、不足しやすい状況にあるとも考えられています。ただしこれらは主に細胞・動物レベルの研究であり、ヒトへの影響の大きさは現時点では不明です。
日本人の多くが推奨量を摂れていない
マグネシウムの研究文脈で外せないのが、「そもそも多くの人が食事だけでは足りていない」という背景です。厚生労働省の調査でも、日本人の多くが推奨量を下回っているとされています。特に加工食品が多い食生活や、ストレスが多い状況では、体の中での消費が増えるという報告もあります。
夜勤・シフト勤務の方は、食事のタイミングや内容が不規則になりやすく、マグネシウムを含む食品(緑の葉野菜、豆類、ナッツ類、全粒穀物など)が摂りにくい環境にあることも多いです。

食事から摂りにくい状況にある方が、補う選択肢としてサプリメントを検討するのは自然な流れですよね。ただ、どの形態を選ぶかで体への馴染み方が変わるので、次のセクションで詳しく見ていきましょう。

どの「形態」を選ぶか — 形態比較
マグネシウムのサプリメントには、いくつかの「形態(タイプ)」があります。同じマグネシウムでも、体への馴染み方や胃への負担が違います。
各タイプの詳しい違いは下の表でまとめます。
| 形態 | タイプの特徴 | 向いている方 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| グリシン酸型(glycinate) | 胃にやさしく穏やかに吸収されるタイプ | 胃が弱い方、夜に摂りたい方 | 価格がやや高め |
| クエン酸型(citrate) | 吸収されやすく広く使われるタイプ | 初めて試す方、コスパ重視の方 | 多めに摂るとお腹がゆるくなることがある |
| リンゴ酸型(malate) | エネルギーをつくる経路に関わる穏やかなタイプ | 疲れが気になる方 | データが比較的少ない |
| 酸化型(oxide) | 吸収率は低いが便秘ケアとしてよく使われるタイプ | お通じのリズムを大切にしたい方 | 睡眠サポートとしては吸収率が低め |
| スレオン酸型(threonate) | 脳への届きやすさが研究されているタイプ | 気分や集中力を気にかける方 | 価格が高く、研究はまだ少ない |
夜勤・シフト勤務の文脈で選ばれやすいのは、グリシン酸型(glycinate) と クエン酸型(citrate) の2つです。グリシン酸型は胃に穏やかで、夜に摂っても違和感が少ないタイプ。クエン酸型は吸収のバランスがよく、「まず試してみる」最初の一本として選ばれやすいです。
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マグネシウムの「吸収率」は形態によって大きく異なります。酸化型(oxide)は体に入っても吸収される量が少なく、腸に留まる量が多いため、お通じをゆるめる目的では使われますが、血中マグネシウムを補う目的では効率が悪いとされています。クエン酸型(citrate)やグリシン酸型(glycinate)は、酸化型と比べて吸収されやすいとする研究が複数あります。スレオン酸型(threonate)は「脳関門を越えやすい」という動物実験での報告があり、記憶や集中への影響を調べた研究が進んでいますが、まだヒトでの知見は限られています。いずれの形態も「飲めば確実に効く」ではなく、自分の体に合うかどうかを確認しながら使うのが現実的です。

グリシン酸型って聞き慣れなかったんですけど、夜に向いてるんですね。メモしておきます。

そうですね。グリシン酸型は、グリシンというアミノ酸と結びついた形なので、胃へのやさしさという点でも選ばれやすいです。ただ、形態よりも「続けて摂れるかどうか」の方が実際は大事だったりしますよ。
摂取のタイミングと量 — シフト勤務ならではの考え方
「眠る前」の30〜60分が基本
一般的に、マグネシウムは「眠りたい時間の30〜60分前」に摂るのが紹介されることが多いです。理由はシンプルで、神経がほぐれて体が休息に向かいやすくなるタイミングに合わせるためです。
シフト勤務の場合、「眠る時間」が日によって全く違います。そのため、「夜9時に飲む」という固定のルールではなく、「眠る前に飲む」という"眠りとセットの習慣"として組み込む方が続きやすいという声が多いです。
| シフトのパターン | 摂取タイミングの例 |
|---|---|
| 夜勤明けで朝に寝る | 帰宅後、横になる30〜60分前 |
| 日勤の日 | 夜の食事後、または就寝の30〜60分前 |
| 休日(昼夜を戻す日) | 昼夜を戻したい「夜」の就寝30〜60分前 |
量の目安
食事からの不足分を補う目安として、1日100〜300mg程度が紹介されることが多いです。最初は少なめ(100mg前後)から始めて、お腹への影響を見ながら調整するのがおすすめです。特にクエン酸型は多めに摂るとお腹がゆるくなることがあるため、まずは夜1回・少量からスタートするのが無難です。

量については、お薬を服用している方や妊娠中・授乳中の方は、事前に医師や薬剤師に相談してから試してください。腎臓に持病がある方は特に注意が必要です。

「みんなの飲み方」— iHerbユーザーの実際のパターン
ここからは、iHerbで実際に選ばれているマグネシウム商品と、ユーザーの服用パターンをご紹介します。科学的なエビデンスとは別に、「実際に使っている人はどう飲んでいるか」というリアルな情報として参考にしてください。
グリシン酸型の代表格
胃にやさしいグリシン酸型(glycinate)として広く知られているのが、Doctor's Bestのキレート化マグネシウムです。Albion®のTRAACSTM認証を受けたグリシン酸型で、吸収されやすい形態として選ばれています。

Doctor's Best, High Absorption Magnesium Lysinate Glycinate、キレート化、Albion®(アルビオン)TRAACS®(トラックス)、タブレット240粒(1タブレットあたり100mg)
- 形態
- タブレット
- 1回量
- 200mg
- 参考価格2026/06/07時点
- ¥3,348
- mg 単価
- ¥0.140/mg
VitaSort 独自 — みんなの飲み方
参考値iHerb の購入者レビュー 70 件から、この商品の「みんなの飲み方」をまとめました。
夜寝る前に1〜2粒飲む方が多く、粒が大きいため半分に割ったり噛み砕いたりする工夫も見られます。朝晩に分けて飲む方や、食事時に飲む方もいます。
- 「夜寝る前とお昼の後に飲んでます」
- 「寝る前に2粒飲んでます」
- 「毎日夕食時に一粒服用します」
1日の合計服用量(みんなの実際)
- 2錠36%
- 1錠24%
- 半量24%
- 3錠以上15%
飲むタイミング(記載があった人のうち)
- 寝る前66%
- 朝22%
- 空腹時5%
- 就寝1時間前3%
- 昼3%
- 食後3%
マグネシウムは、筋肉や神経が正常に働くのを助ける必須ミネラルとされています。不足すると足がつりやすくなることも知られています。こうした働きから、一日の終わりの習慣として寝る前に取り入れる人が多いようです。
〔出典: NIH ODS Magnesium Fact Sheet〕
- 粒が大きいので飲みにくい
- 1つに50mgなので分けて飲みやすい
- カルシウムとの過剰摂取を避けるため。粒が大きいので半分に割るため
- サイズが大きいが、縦長タイプなので縦に飲み込めばスルッと飲める
- タブレットのサイズが大きいので4分割して飲みやすくしている
レビューで話題に挙がった変化(言及した人の割合)
- 睡眠41%
- 足の攣り・筋肉30%
- お通じ24%
- 気分・ストレス20%
- 疲労11%
- その他9%
報告された体調の変化・副作用
- なし26%
- オナラがよく出る1%
- お腹がゆるくなることがある1%
- お腹が張りやすい1%
- ガスが増えた1%
クエン酸型のスタンダード
NOW FoodsのMagnesium Citrateは、クエン酸型(citrate)の定番です。吸収のバランスがよく、「初めてのマグネシウム」として選びやすい一本です。

NOW Foods, Magnesium Citrate, 240 Veg Capsules (133 mg per Capsule)
- 形態
- カプセル
- 参考価格2026/06/09時点
- ¥4,047
VitaSort 独自 — みんなの飲み方
参考値iHerb の購入者レビュー 56 件から、この商品の「みんなの飲み方」をまとめました。
就寝前に2〜4カプセル飲む人が多く、朝食前や夕食時に飲む人もいます。カプセルを開けて水に混ぜる飲み方をする人もいます。
- 「就寝時に4〜5カプセル飲んでいます」
- 「就寝前に2カプセル飲んでいます」
- 「カプセルを開けて水に混ぜています」
1日の合計服用量(みんなの実際)
- 2錠44%
- 3錠以上39%
- 1錠13%
- 半量4%
飲むタイミング(記載があった人のうち)
- 寝る前52%
- 食後20%
- 朝16%
- 就寝1時間前4%
- 昼4%
- 空腹時4%
マグネシウムは、筋肉や神経が正常に働くのを助ける必須ミネラルとされています。不足すると足がつりやすくなることも知られています。こうした働きから、一日の終わりの習慣として寝る前に取り入れる人が多いようです。
〔出典: NIH ODS Magnesium Fact Sheet〕
- カプセルあたりの用量が調整に適している
- カプセルが飲みやすい、胃に優しい
- カプセルが飲みやすく、用量調整が簡単で消化不快感がない
- カプセルのサイズは水で飲みやすい
- カプセルを開いて水に混ぜて飲む
レビューで話題に挙がった変化(言及した人の割合)
- 睡眠57%
- お通じ49%
- 足の攣り・筋肉49%
- 気分・ストレス30%
- 疲労9%
- その他2%
報告された体調の変化・副作用
- なし48%
- 味が最適ではない2%
- 強い下剤効果2%
コスパ重視で試したい方へ
「まずは安く試したい」という方には、21st Centuryのマグネシウムが選ばれやすいです。シンプルな処方で、1粒あたりのコストが低いのが特徴です。

21st Century, Magnesium, 250 mg, 110 Tablets
- 形態
- タブレット
- 参考価格2026/06/08時点
- ¥502
VitaSort 独自 — みんなの飲み方
参考値iHerb の購入者レビュー 51 件から、この商品の「みんなの飲み方」をまとめました。
1日1〜2錠を夜間や就寝前に飲む方が多く、食事と一緒に摂る人も見られます。錠剤を半分に割って125mgで調整する工夫も。
- 「夜に飲んでいます」
- 「1日2錠飲んでいます」
- 「就寝前に1錠、メラトニンと一緒に」
1日の合計服用量(みんなの実際)
- 1錠73%
- 2錠20%
- 3錠以上3%
- 半量3%
飲むタイミング(記載があった人のうち)
- 寝る前58%
- 就寝1時間前15%
- 朝12%
- 食後12%
- 昼3%
マグネシウムは、筋肉や神経が正常に働くのを助ける必須ミネラルとされています。不足すると足がつりやすくなることも知られています。こうした働きから、一日の終わりの習慣として寝る前に取り入れる人が多いようです。
〔出典: NIH ODS Magnesium Fact Sheet〕
- 飲みやすい
- カルシウムと一緒に配合されているため、吸収に関連がある
- キャップサイズと薬のサイズが良い
- タブレットサイズがほとんどより小さい
- 便利な用量(1日1錠)、飲みやすい・ほぼ無味無臭、かみやすい
レビューで話題に挙がった変化(言及した人の割合)
- 睡眠69%
- 足の攣り・筋肉48%
- その他17%
- 気分・ストレス17%
- お通じ10%
報告された体調の変化・副作用
- なし51%
- お腹がゆるくなった2%
- めまい2%
- 吐き気2%
高用量タイプ
Life ExtensionのMagnesium Capsは、1粒500mgとやや高用量のタイプです。食事からの摂取量が少ない方や、量を調整しながら使いたい方に選ばれています。摂取量には注意が必要なため、少量から試すのが基本です。

Life Extension, Magnesium Caps, 500 mg, 100 Vegetarian Capsules
- 形態
- カプセル
- 参考価格2026/06/08時点
- ¥1,446
VitaSort 独自 — みんなの飲み方
参考値iHerb の購入者レビュー 47 件から、この商品の「みんなの飲み方」をまとめました。
1日1カプセル(500mg)を就寝前に飲む人が多く、人によっては朝晩2回に分けたり、ストレス時に追加で飲む使い方もある。
- 「1日1カプセルを就寝前に飲んでいます」
- 「朝と夕方に1カプセルずつ飲んでいます」
- 「ストレスを感じた時に2カプセル飲みます」
1日の合計服用量(みんなの実際)
- 1錠81%
- 2錠19%
飲むタイミング(記載があった人のうち)
- 寝る前79%
- 就寝1時間前16%
- 朝5%
マグネシウムは、筋肉や神経が正常に働くのを助ける必須ミネラルとされています。不足すると足がつりやすくなることも知られています。こうした働きから、一日の終わりの習慣として寝る前に取り入れる人が多いようです。
〔出典: NIH ODS Magnesium Fact Sheet〕
- 1日1錠で済むため便利
- カプセルが大きいのが嫌い
- カプセルが滑らかで飲みやすい
- カプセル型で飲みやすい
- パウダーから液体に溶かす必要がなくなった
レビューで話題に挙がった変化(言及した人の割合)
- 睡眠56%
- 足の攣り・筋肉46%
- お通じ27%
- 気分・ストレス24%
- その他7%
報告された体調の変化・副作用
- なし51%
- IBS症状が悪化した2%
- 不眠2%
- 夜中に何度も起床2%
- 強すぎると下剤効果がある可能性2%
「みんなの飲み方」データについて(クリックで展開)
「みんなの飲み方」は、iHerbのレビューや購入者データをもとにVitaSortが集計・分析した服用パターンの統計です。特定の研究や臨床試験ではなく、実際の使用者の行動データが基になっています。「この飲み方が最も効果的」という推奨ではなく、「実際にはこう使われている」という事実の集計としてご活用ください。個人の体質や目的によって、合う飲み方は異なります。

他の成分との組み合わせ
マグネシウム単体でなく、他の成分と組み合わせて使う方も多いです。よく一緒に使われる成分と、その理由をまとめます。
| 組み合わせる成分 | 一緒に使われる理由 |
|---|---|
| ビタミンB6 | マグネシウムの体内での利用を助けると報告されている |
| 亜鉛 | マグネシウムと同じく不足しやすいミネラルで、セットで補う方が多い |
| L-テアニン | 神経をしずめる方向に関わると報告されており、夜の習慣として組み合わせる方が多い |
| ビタミンD | マグネシウムはビタミンDが体の中で活性化されるのを助けると報告されている |
注意点: 複数の成分を同時に始めると、体に合わなかったときに原因が分からなくなります。まずマグネシウム単体で2〜3週間試してから、他の成分を加えるのがおすすめです。

ビタミンDとの組み合わせは意外でした。なんで一緒に使うんですか?

ビタミンDが体の中で使える形に変わるとき、マグネシウムが必要なんです。マグネシウムが足りないと、ビタミンDを補っても活かされにくいという報告があります。夜勤の方は日光に当たりにくいのでビタミンD不足を気にされる方も多く、そのセットで話題になることが多いですね。

とはいえ、組み合わせを増やすと管理が大変になるので、まず一つ試してみるところからですね。
注意点と向いていない方
過剰摂取に注意
マグネシウムは食事から摂っている分もあります。サプリで補いすぎると、お腹がゆるくなることがあります(特にクエン酸型・酸化型)。1日の上限の目安として、食事以外からの摂取は350mgまでとされています(日本人の食事摂取基準より)。
腎臓に持病がある方は要注意
腎臓がマグネシウムを排出する役割を担っているため、腎機能が低下している方はサプリメントでのマグネシウム補給が体に負担になる場合があります。必ず医師に相談してから始めてください。
お薬との飲み合わせ
一部の抗生物質や骨粗しょう症の薬は、マグネシウムと同時に摂ると吸収を妨げる場合があります。何か薬を服用中の方は、薬剤師にご確認ください。
妊娠中・授乳中の方
妊娠中や授乳中はマグネシウムの必要量が変わります。サプリメントを追加する場合は、主治医に確認してから始めましょう。

シフト勤務による睡眠の乱れが長く続いている場合は、マグネシウムだけでなく、生活習慣全体の見直しや、必要であれば専門家への相談も大切です。「なかなか眠れない」「ずっと疲れが取れない」という状態が続くようなら、一度医師に相談することをおすすめします。
まとめ — シフト勤務とマグネシウム、押さえておきたいこと
- 夜勤・シフト勤務で体内時計が乱れやすいのは、体のしくみとして自然なこと
- マグネシウムは神経の高ぶりをしずめたり、体内時計に関わるホルモンの分泌を支えたりするはたらきへの関与が報告されている
- 研究は「関係はありそう」という段階。「これで解決」という段階ではないため、過度な期待より「体を整える一つのサポート」として考えるのが現実的
- 形態はグリシン酸型(glycinate)かクエン酸型(citrate)から試すのがおすすめ
- 摂るタイミングは「眠りたい時間の30〜60分前」を目安に
- 量は1日100〜300mgを目安に、少量から始める
- 腎臓の持病がある方・お薬を服用中の方は事前に医師・薬剤師へ相談を
夜勤やシフト勤務で体が「ついてこない」と感じているなら、まず食事・光・睡眠の環境を整えることが基本です。そのうえで、マグネシウムのサポートを試してみることは、体に無理のない選択肢の一つです。
※ 症状が続く場合・お薬を服用中の方は、医師または薬剤師にご相談ください。
よくある質問
Q. 夜勤中にマグネシウムを飲んでもいいですか? A. 眠りたいタイミングの前に飲むのが基本なので、夜勤中(まだ働いている最中)に飲むのは一般的ではありません。夜勤明けで横になる前のタイミングが使いやすいです。
Q. マグネシウムはどのくらい続けると違いが分かりますか? A. 個人差がありますが、2〜4週間ほど続けて様子を見るのが一般的な目安です。すぐに実感が出るものではなく、日々の積み重ねの中で体の調子を整えるサポートとして考えるのが現実的です。
Q. グリシン酸型とクエン酸型、どちらを選べばいいですか? A. 胃が弱い方や夜に飲みたい方はグリシン酸型(glycinate)、まず試してみたい・コスパを重視する方はクエン酸型(citrate)が選ばれやすいです。どちらが「正解」ではなく、自分の体に合うかを確認しながら選ぶのがおすすめです。
Q. 夜勤でマグネシウムが不足しやすいのはなぜですか? A. 食事のタイミングや内容が不規則になりやすく、マグネシウムを多く含む食品(野菜・豆類・ナッツ・全粒穀物)が摂りにくい環境になりやすいためです。またストレスや体の緊張が続くと、マグネシウムの消費が増えるという報告もあります。
Q. マグネシウムのサプリは食後・食前どちらに飲むべきですか? A. 特に決まりはありませんが、空腹で摂るとお腹がゆるくなることがあるため、食後または軽食とともに飲む方が多いです。就寝前に摂る場合は、就寝前の軽食(ナッツや温かい飲み物など)と合わせるのも一つの方法です。
参考にした研究について(クリックで展開)
- Abbasi B et al. (2012). The effect of magnesium supplementation on primary insomnia in elderly. Journal of Research in Medical Sciences. PMID: 23853635
- Feeney KA et al. (2016). Daily magnesium fluxes regulate cellular timekeeping and energy balance. Nature. PMID: 26906136
- NIH Office of Dietary Supplements. Magnesium Fact Sheet for Health Professionals. https://ods.od.nih.gov/factsheets/Magnesium-HealthProfessional/